Konemyのベル

『毎日を特別なものにする為』
その日の総括、思う事、省察……
ここは「のべる」場です。

「本」を語ってみよう。

2019年10月20日 15時35分00秒 | 日記

おはようございます。

日常を普段述べている私ですが

たまにはモノについて語ろうかと。

普段と何が違うのか。

それはモノについて書こうとしてるか

自然と語ってしまうか。

ふと浮かんだのが「本」でした。

「本」

とても好きなものの一つ

毎日持ち歩いているものの一つです。

「好きな本は何ですか?」

そんな質問を何度も頂く肩書を

幸いなのか持っている私。

答えは毎回同じです。

湊かなえ著『告白』

初めて読んだのが中学一年生の頃でした。

同時の担任に

「決して読んではならない。」

と、言われていたにも関わらず

私は手を出してしまいました。

映像化すると

この作品はR15+。

15歳というと中学三年生。

子供の年齢は一歳の価値が違います。

一年、一年がとても重たいのです。

当時は実感がなかったが

振り返ってみると

あの頃の一年は重たかった。

14歳と15歳にどれほどの違いがあるのか。

過ぎてしまった人々には

とても理解出来ない違いがその一年にはある。

私が映画『告白』を”合法的”に見られるようになった頃には

衛星放送で流れるようになっていた。

私が思い描いた世界とはかけ離れた世界が描かれていたが

その世界観にも私は引き込まれた。

と、まぁ『告白』の話を続けても良いが

今回は本を語るために筆を進めている。

もとい。

キーボードを叩いている。

電子化が進む社会。

本の定義が揺らいでいる。

そんなことを感じる人もちらほら。

私もそんな一人。

そもそも「本」とは

辞書・辞典に聞いてみても

「書物」「書籍」だぁ

「書籍」「書物」だぁ

何じゃそれはといった回答しかない。

それでは「書物」とは

「本」「書籍」「図書」

「本」「書籍」「図書」「典籍」

おいおいオイ……

次は「書籍」とは。

「本」「書物」「図書」

「書物」「本」「図書」

うん。

ここまでで新しい言葉が出てきたからさらに聞こう。

「図書」とは。

「書籍」「書物」「本」

次は「典籍」

「書物」「書籍」

定義というものは辞書・辞典を参考にするのは結構ですが

定めるのは辞書辞典でないと感じる次第ですね。

これはまるで「蝶」と「蛾」の議論。

「蝶」でないものが「蛾」で

「蛾」でないものが「蝶」である。

結局、本とは何でしょうね。

現代人、電子書籍を日常的に持ち歩き

紙媒体書籍を日常的には持ち歩かなくなった人々も

「本」と言われて浮かぶのは

いわゆる”紙の”「本」であろう。

そう信じたい。

それが変遷していき

本=電子書籍となる時代まで

本=紙の書籍でも良いのではないだろうか

そんな無責任な結論で終えよう。

是非とも他人の意見も聞いてみたいところだが

こんなどうでも良い(と思われている)ことを考え始めるのは

我々のような肩書きを有する存在のみなのだろう。

常識の定義なんて考えるものでない。

それでは bye! Konemy

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