中日新聞 2010,3,15 18面より引用
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「ビタミンなど栄養価に差」杉戸裕子
野菜には「旬」があるが、店頭に並ぶ
「顔ぶれ」は一年中あまり変わらない
温室栽培などが普及した結果だが、旬
とそれ以外では栄養価は変わるのか、
実験をした女子栄養大の辻村卓教授(生
物有機科学)教えてもらった。
「ホウレンソウとブロッコリーで特に
変動が大きかった。一般的に旬にはビ
タミン含有量が多くなった」。辻村教
授は1985年から15年間、研究室の学生
らと野菜の栄養価を分析した結果をこ
う分析する。(中略)
ホウレンソウの主な栄養素はカロテン
だが、最も多い5月には、最も少ない
3月の2,6倍になった。ビタミンC
が最多だった2月は最少の7月の8,1倍
と、同じ野菜でも栄養価が大きく変わった。
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▼我が家では毎日のように食べるニンジン
もやはり旬に食べるのがベストのようです
ね。昔は露地野菜はその旬でしか食べられ
なっかたです。トマト、なすび、キュウリ
夏野菜は夏にしか食べられませんでした。
隣町から野菜の行商のおばさんがリヤカー
を引きながら1軒1軒「野菜はいりません
か」と売りに回っていました。色々な行商
があって、しじみ、あさり、昆布の佃煮、
豆腐、煙管の修理、鍋釜の修理、包丁研ぎ、
今朝水揚げされた魚の行商など随分いろん
な商売があったものです。ちょっと横道に
それましたが、家の近所では戦前の道路計
画が敗戦で未完成になっていました。その
舗装されていない道路を勝手に畑に改造し
ていろんな作物を作っていました。空き地
と言う空き地は畑に変わっていました。我
が家も未舗装の歩道を畑に改造して、とま
と、キュウリ、なす、ニンジン、瓜とか栽
培していました。私も子供ながらに畑を耕
していました。それも工場が復興して道路
も舗装されると何時のまにか畑もなくなり
ました。またまた横道にそれてしまいまし
た。