不公平なのは悪い事なのか？

もう言い切っちゃお、
ワシは不公平はそんなに悪い事だとは思っていない。
そしてこの先も世の中は全てにおいて不公平である。

「不公平を公平」にする事もそんなに悪い事だとは思わないけど、
公平にしてどうするんだろうと思うことの方がむしろ多い。
「不公平を公平」にする為にはどうすればいいのかを伝える事が出来ずにただ吼えるばかりでは解決はしない。

てか、
カッコ悪い。

そんなに公平がいいのか？
その公平は、
そこの部分だけを見ての公平じゃないか？
公平に、
公平に、
不公平はダメっていっても、
自分は全てにおいて何においても公平なのか？
そんな事はないだろう？

そんな筈はない。

ワシは思う、
モノ創りに携わる人間が「公平」さを求めるようであれば、
モノなんか創らなければいい。
お願いだからワシの見えないところでチマチマやっといて欲しい。
もしワシの意見に反対する方がいるなら不公平を公平に変えたらよろしい。
ムリだから。
受け入れて自分の立場で良いと思うモノ作ったほうが断然楽だ。
本当に納得がいかなければワシは変えようとするけど。
大変だろうなぁ。

モノを創る事は公平な過程を経て出来上がるものではない。
スタートも、
途中も、
完成も、
ず～っと不公平さが付きまとう。

ワシらの世界で、
「公平」
がふんぞり返るようであれば、
そんなツマンナイ世界からは綺麗にオサラバする。
それこそ自己責任で株やらパチンコして稼いだお金でフラフラ遊び呆ける。

でもこの世界は不公平なのでココにいるけどね。