昨日は福岡は大橋に行って
北中vol.3の打ち合わせやら。
あ、もし映像とかメディアパフォーマンスに興味ある方はどうぞ。
6/16はユルイ実験発表のような催しです。
打ち合わせなどなどが夕方終わったんで、芝居を1本観ようかと思ったけど、小学生のときからの友人と連絡がつき急遽博多で飲むことになりました。友人とは、仕事のことやら、政治のことやら、風邪が治らないことやら、眠りが浅いことやら、結婚のことやら、老いのことやら、年収のことやら、日本大丈夫?とか、こんな書き方だとネガティブトークみたいだけど、そんなことは決してなく楽しい時間を過ごしました。
で、いい気分で帰路に着くため新幹線にワシは乗りました。友人とのひと時をほろ酔い回顧で、もにゃもにゃしていたら、お隣にはどこぞの会社の社員さん一行のらしき一人がドカッとお座りになられました。その方はその社員一行のボスらしく、社員さん達にとても偉そうに振舞っておりました。オマケにヘベレケ一歩手前。
この時点で、ワシ「・・・
」です。せっかくのもにゃもにゃタイムが台無しです。でもね、人生の帳尻っての?ささやかな幸せの後に訪れた神様の悪戯or試練っての?そんな感じで受け入れつつ暗い車窓に写るワシの顔を眺めておりました。
すると、ヘベレケ親父が前の座席をおもむろにグラグラ揺らしました。
ヘベレケ「おい、おい」
前「え、え、は、はい?」
ヘベレケ「%%$(’&)なよ%$だ?」
前「は、はい?」
ヘベレケ「%%$(’&)なよ%$だ?」
前「・・・はい・・・」
どうやら、部下への説教が23時を過ぎた新幹線の車内で始まったようです。時速200キロオーバーでの高速ヘベレケ説教ってのはワシにとってはまったくありがたくありません、が、まぁでも知らん振りしておりましら、
ヘベ「お前は、一生懸命なのか?」
前「え?はい」
へべ「一生懸命?はぁ~。悪いけどね%#”!$$#==だよ?」
前「え?(ワシ同様聞き取れていないはず)・・・すみません」
へべ「お前のハゲは、あれか?俺のハゲよりハゲか?」
前「え?はい?いえ、%%さんは全然ハゲていませんよ、ハゲているのは・・・」
時速200キロを超えているだけに勢いが止まりません。説教ははるか彼方イスカンダルへでも行っているのでしょうか?もはや、部下へのイジメ、パワハラです。
へべ「(前方の女性を指差し)●●さんよりお前は一生懸命なのか?」
前「はい?」
へべ「ん~~~~???一生懸命、な、の、か、?」
前「・・・すみません・・・」
へべの勢いは止まらない!泣きそうな薄毛の部下!
へべ「お前さぁ~、デザイン、なんとかなってんの?」
前「え、はい。」
へべ「なんとかなってんだ?悪いけど俺、そうは思わないよ」
前「・・・・」
へべ「●●さんのデザイン見た?」
前「どうよ?」
サラリーマンにならなくてよかったよ~。怖いよ~サラリーマン怖い~、島耕作ごめんなさい~。
へべ「だからダメなんだよ」
前「・・・」
へべ「聞いてる」
前「・・・・」
ワシ「部下への説教は、車内ではなく会社内でしてくれませんか?」
前「!!」
瞬間的に、知らん振り状態だった社員さん一行が一斉にこちらを振り向き凍りつきました。
ワシ「?(どうなのって表情)」
へべ「・・・・(状況が把握できていない風)」
一応、説教が止まったのでそれ以上の突っ込みは止めておきました。小倉に着く間の数分間、社員一行の気まずい空気が流れること!その後、小倉について下りていく社員一行。ふとヘベレケの座席を見るとやつのセカンドバックが置き去りにされていました。
ワシ「部下を説教するのいいんですが、自分の身の回りもきちんとしましょうね」
セカンドバックをヘベレケに手渡す。
へべ「・・・」
ワシって子供ー。