一億 100,000,000

7年ぶりに復活したので何書いてよいかややわからない。

問題は如何に浸透させるか

2008-03-17 20:53:58 | Weblog
自戒の意味も含め。
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町工場で働いている人たちに、大企業の論理を説いても到底理解してもらえる訳がない。
逆に大企業の経営方法は町工場の経営者にはマネは出来ないであろう。

何が言いたいのかと言いますと、立場や状況が変わればやり方は変わるのである。
やり方が違えば出来上がるものも当然違うん・・・だけど、ワシがいる世界はちと状況が変わってくる。
携わる人たちの殆どがより高いクオリティーを求めようとする。
それって、果たして正しいのだろうか?
「より高いクオリティーを求める」って一見正論なんだけど、最近、ワシはこの「より高いクオリティーを求める」をもの凄く疑っている。
ワシたちがやるべきことは今もっている持ち駒を冷静に把握し、その中でベターをよりベストに近いところに持っていく作業を行う事。
だってやれる事に限りがあるもん。

今年度一番学んだ事、感じた事は、各部署が、より良くと思ってやっている行動が必ずしもより良いわけではないってこと。
場合によっては「より良い」を全て足せば「最悪」に変貌する可能性もはらんでいる。
しかし、各部署は自分がやっている事に誇りや自信があるので「全体を創る作業」を早期で予測しようとしない(できない)。
なまじっか暗黙の序列のようなものがあり、なかなか踏み込めない。
若しくは領域を超えて偏った踏み込みかたも多々ある。

今ココで何をすべきかを判断する事。
判断した事を如何にして浸透させるかということ。

ワシたちが携わっている活動に成功例があればそれを手本にするのも良いかもしれない(かもね)。
でもさ、まわりに成功者っている?
だったら、今までのやり方は疑ってかかるべきだ!