一億 100,000,000

7年ぶりに復活したので何書いてよいかややわからない。

13年ぶりと12年ぶりの再会

2008-03-15 05:05:51 | Weblog
ワシが飛ぶ劇場に入ったばっかりの頃でした。
亀山君という北Q大の学生で劇研に所属していて、舞台の上でよくハダカになっては叫んだり暴れたりするのがお約束のような、暑苦しい演技をしていた方がいました。
そんな亀山君が『あーさんと動物の話』高松公演に観劇にやって来た。

亀「お久しぶりです」
ワシ「え?っと」
亀「覚えています?」
ワシ「ん、んと・・」
最近、いろんな人に会うのでもう本当に誰が誰なのか分かんないときがあるのです。そんで、制作なんかしているから失礼な対応が出来ないし、困りもんですわ。
亀「亀山です」
ワシ「亀・・あ、ええ!!亀ちゃん!?」
亀「ご無沙汰しております」
ワシ「え、なんで?え、高松・・?」
亀「岡山なんですよ、だから」
ワシ「ああ、そっか、実家岡山だったね。ありがとう」

13年ぶりの再会でした。
彼はワシの初舞台の時に主役だった方。
裸になって唾をバンバン飛ばしながら叫んでいた方。
そんな演出をしたのは13年前のこの人
あの頃とこの頃、随分変わったね。
あの頃のメンバーは3人しか残っていないよ。
子供が3人いる亀ちゃんは、会社の名刺をワシに渡してくれた。
亀ちゃんまたね。


12年前、2人の女の子が地元の情報誌に載っていた劇団員募集案内を見てやってきました。
ともに18歳で、1人の女の子はその年の公演『機械が見れる夢がほしい』にチョイ役で出演し、もう1人の女の子は音響のオペを手伝ってもらいました。
出演した子はある日「彼氏が出来ました!」って言ったきり練習には来なくなりました。
それは、星の数程いる飛ぶ劇をやめた人々の中で一番正しい辞め方でした。
18歳だもんね、彼氏だよね。
もう1人の女の子はある日、「アメリカに留学します」と言いなんとなくお別れしたような記憶があるんだけど何となく曖昧でそれっきりだった。

東京公演で、客出しをしていたら1人の女性がワシに近づいてジッとワシを見るんで、とりあえず「ありがとうございました」と挨拶した。
そして何か話しかけられたが、よく覚えていない。
2、3の会話に後に昔、飛ぶ劇場のお手伝いをした青山です、のような事を言われた時にやっとその女性と12年前の女の子が繋がった。
ああ、びっくりだ。
あの時、ほんの短い時間だったけど時間を共有した女の子が女性になってココに存在している。
面影はある。
青山スポーツクラブの青ちゃんだ。

昨日、ふと彼女の事を思い出しググッた。
青山るり子さん
ダンサーとしてココにも所属しているようです。
留学して帰国してダンサーとして活躍してて、結婚されてて。
青ちゃん来年もアゴラでやります、よろしくです。


ツアーをやったから2人に出会えたのね。
やってよかったな。