一億 100,000,000

7年ぶりに復活したので何書いてよいかややわからない。

結局は

2006-06-30 03:08:33 | Weblog
最近、色んな人と話す機会がありまして、
その時によく口にしている言葉があります。

好きな事をするには、
①時間的余裕
②金銭的余裕
③精神的余裕
以上の3つが揃って初めて環境が整うと。

まぁ、なんと申しましょうか、
ワシらのような生活を続ける秘訣といいましょうか、
ワシら自称(エセ)文化人の心得といいましょうか、
本気で好きなことを行うにはそれなり気構えと労力がいるのである。

①だけ考えるとまぁ、簡単だね。
なんにもしなきゃいいからね、
でも、なんにもしないとお金がなくなるよね。
②の事考えてがむしゃらに働いたら時間がなくなるよね。
①と②を両立しようと思ったら大変だ、
そのうち身も心も疲弊して③ドコロではありませんな。
大体、多くの演劇人は、
「余裕」どころか「イッパイ、イッパイ」の中、
頑張ってるよ的な活動をしている人達が沢山なのである。

時間、金銭、精神の余裕なくしても、
それでも演劇は出来るでしょう。
それでもそれなりの結果は出るでしょう。

でもね、
基本的に自活した上でのモノ創りをしているワシらは、
生きることと活きていることを自力で何とかしなきゃいけない。
いい歳こいてスネカジリも居るでしょうが、
その内、そのスネはなくなる。

飛ぶ劇場は気がついたら30代の劇団員たちが中心メンバーになっていた。
・・・
微妙である、
実に微妙だ。
ワシの同級生はそれなりのオジサンになり、
それなりの責任を背負うポジションにいる。
当たり前だ、
そんな歳なのだ34歳は。

演劇人口の絶対数が少ない地域では、
観客1人、
役者1人、
が担うものが東京より大きいと思うんよ、
代わりがいないからねワシらの地域は。
そのことを判った上でこの土地で根を下ろし活動する。

んな事を考えたらやっぱりね、
時間的余裕と、
金銭的余裕と、
精神的余裕は、
大切よ。