一億 100,000,000

7年ぶりに復活したので何書いてよいかややわからない。

ここ1、2日で思ったこと

2006-01-29 00:40:13 | Weblog
今回ワシが役者として参加している北九州芸術劇場のバックステージツアーという催しは、
劇場に足を運んでくれるであろうと思われる人々に、
「劇場はこんなところで、こんな風にしてお芝居は出来上がるんですよ」
と肌で感じてもらい、劇場、並びに舞台創りを体感してもらうという催しです。

こういった催しは、
いわゆる、観劇とは少し違います。
直接的にお芝居を楽しんでもらうというわけでもありません。
手間がかかる割りには収入なんて殆どありません。
やればやるほど赤字です。
しかし、大切な催しなのです。

何故か?
この土地にあるこの劇場は、
この土地の人達が観て創るということをしなければいけないからです。
面白いお芝居が上演されても、劇場に観客が来ないと公演が成立しません。
地元の創作者が育たないと活性化はしません。

そう、
劇場は、
劇場が長く存在する為に、
気の長い投資をしているのです。

ワシ達はそれを理解したうえで参加すること。
これはワシ達の為でもあるのだということを。