一億 100,000,000

7年ぶりに復活したので何書いてよいかややわからない。

「ネクストジェネレーションシアター」ワシの私見。

2005-04-30 21:52:04 | Weblog
若い演劇人のお祭り「ネクスト~」が無事、終わった。
三団体とも、それぞれ違うタイプの芝居を、それぞれの「色」で観せてくれました。

んで、感想。
①二番目の庭「マシーナリービッツ」
「腹の底から笑うと、体にいい」そんな感じ。
おもしろいからいいじゃん!なん?なんかダメ?って。
北九州にひとつぐらい居て良いんじゃないの?
今回、大笑いした人達はまた観に来ると思うね。
次回は、藤本くんの作り出した「ヘンテコ」な世界を、演出の部分でみせて欲しいです。
例えばさ、男の子が一生懸命女の子に話してる時に、すっごいおーきな「つぃんこ」のオブジェが出てきたりすんの。そんで、お母さんと話している時もやっぱり、「つぃんこ」出てんの。むしろ、少し大きかったりして。

②オフシアター(飛ぶ劇場)「夕暮れスーパー」
質の良い脚本と役者。そして、劇団としての組織力はやっぱり一枚上ですわ。
ただ、ワシ好みの芝居じゃないのであんまりそそらない。
ワシ的に、「日常」は「ピクリ」と来るアイテムではないんでゲス。この辺は、趣味趣向の問題ですな。

③のこされ劇場「Re:曖昧のかたまり」
市原君の「演出する」という行為には好感が持てた。
一番、「ネクスト~」の趣旨に当てはまる公演だったかもしれない。
ただ、好感が持てるのは、ワシも芝居に首を突っ込んでいる人間としての立場で考えた場合。
客としては、「わかんない」「退屈」な部分が多かった。これを、市原君がどれだけ認識しているのか?
この辺にかかっていると思う。
「作る側」と「観る側」のバランスですわな。

作る側の苦労も考えず、勝手な事を書きましたが、きっと次に繋がる「ネクスト~」だったと思いますわ。

それから、この場を借りて。
私達の作った映像を流して下さった事、本当にありがとうございました。
近いうちに一緒に遊びましょう!