一億 100,000,000

7年ぶりに復活したので何書いてよいかややわからない。

オトボケ大家

2005-04-28 03:24:17 | Weblog
只今、夜中の2時半。
行き付けの銭湯「華の湯」から帰ってきて、自転車を止めようとしたその瞬間からこの話は始まる。
妻「あれ、自販機開いて無い?」
ワシ「・・・ん?」
自販機パッカ~ン
ワシ「ん?・・あぁ!」
自販機パッカ~ン
この自販機、1階で酒屋を経営する大家の自販機。
この時間にキリンレモンを入れかけのまま自販機をほっぽいてるはずは無い。
いや、もしかして自販機荒らしの仕業では・・・
二階に住んでいる大家を起こしに妻、出動。
妻「起きてこないよ」
自販機パッカ~ン
110番するワシ。
すると、2分後に見覚えのある顔が、
よしお(女)「あ~功ちゃんやぁ」
お前はいつから私服婦人警官になった?こんな時間に危なかろうが!
このよしお(女)と最近やたらと至る所で出くわす、よしお(女)曰く運命だと。
そんなはず無い。
そんなはず無かろうが!
んで、よしお(女)といろいろおしゃべりしていること約10分、やっと日本の味方、国家権力がやってきた。
警官「え~通報された・・・」
ワシ「ワシです」
警官「自販機は・・・」
自販機パッカ~ン
警官「あぁ・・・」
帰るよしお(女)。
大家を起こしに行く警官。
その間にもう一人の警官とフリートーク。
起きてくる大家。
この大家、口癖が「スミマセン」そして、やたら天気の話が好き。
「あっ、すいません。・・今日はいい天気ですね」こんな感じ。
が、さすがにこの時間に警官にたたき起こされては、謝る余裕無し。
自販機パッカ~ン
大家「あ、・・・はい、何も盗られてません」
・・・
よかったね、ワシは帰るよ。
大家「あ、スミマセン。これどうぞ」
大家の手には2本のキリンレモン。
自販機パッカ~ン
ワシ「あ、スミマセン、どうも」

おしまい。