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しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

野良猫天国

2011年01月08日 | Weblog
近年の日本のペット数は増大の一途を辿っているそうです。
なかでも多いペットといえば、犬と猫。
近年猫は犬を逆転してその数は「1370万匹」犬は「1310万匹」
2009年時といわれています。15歳未満の日本の子どもの数は、1700万人となり、4年前から犬、猫のペットの数の方が多くなっているそうです。

2006年時に犬が「12089万匹」猫が「9596万匹」だったことからこの原因を探ってみた。
環境省の調査によると、野良として保健所に捕獲されるなどして殺処分される数は、犬の場合、平成元年の「68万7千匹」から20年度に「8万2千匹」まで大幅に減少。
猫は元年度「32万8千匹」から20年度「19万4千匹」とさほど減っていない。

離乳していない幼少期の段階で保健所などに引き取られる数は20年度犬は「2万3千匹」
猫は「15万匹」と圧倒。
新しい飼い主に譲渡.保護されるケースは、成体を含めて犬が「3万3千匹」猫は「8千匹」この犬、猫の格差の理由は「犬の出産は年1回程度なのに、猫は多い場合年4回。
次々誕生する赤ちゃん猫を飼いきれず、手放す例が多い。」としている。

都市化が進み街に野良犬が減り、天敵のいなくなった野良猫の環境が保全された。
犬は「怖い」だが猫は「かわいい」と野良の印象の異なりも大きい。
猫は捨てられても都市の公園に住みつけば餌付け住人も現れやすい。との指摘もある。
将棋名人が餌付けして裁判ざたとなっている例も出てきている。

大阪市は管理する約970の公園で野良猫解消に協力してくれる市民ボランティアを募集、登録後は、野良猫の餌やふんの後始末、公園内の清掃、避妊去勢手術などの分野で官民連携を図っている。
なるほど!犬は野良となると即保健所に通報、捕獲されるが、猫は「かわいい」ということで野良でも通報が少ない。公園等で餌付けする人が出て繁殖を繰り返す。ということらしい。
官民連携の通報制度は必要です。幼少期の子猫を保健所に早期に引き取ってもらう。避妊処置をして新しい飼い主を探す。そんな組織が広がってほしい。

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