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しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

意外とわからぬ寺と神社②

2011年01月02日 | Weblog
神社の神職は5階級と書きましたが、具体的には以下の様でした。

①浄階(じょうかい)神職の最高位。
②明階(めいかい)神社の宮司.権宮司になるにに必要な資格です。神道系大学を卒業し、研修の後与えられます。
③正階(せいかい)一般の神社の宮司.禰宜に必要な資格。
④権正階(ごんせいかい)略称は権階。禰宜に必要な資格でこの資格で宮司になることができる神社もあります。
⑤直階(ちょっかい)一般の神社の禰宜になるための資格。

大規模神社では正式な神職とは見なされない職員としての宮掌、主典、典仕、出仕、出仕、などもある。そのほか楽師である怜人(れいじん)、事務をつかさどる「職員」等様々な職員が存在する。
巫女は神職でなく、資格も不要であり、舞女(ぶじょ.まいひめ)と呼ぶなど、神社によって巫女の扱いも異なる。
宮司は階位権「正階」以上、宗教法人の責任役員の同意に基づき、神社本庁より任命されます。
神社本庁に属さない神社もあり、代表としては伏見稲荷大社、靖国神社、日光東照宮などの単立宗教法人。教派神道系では出雲大社、天理教、等があります。

神社だけでも結構複雑。寺は紙面を変えて後日調べてみたいと思います。

意外とわからぬ寺と神社

2011年01月02日 | Weblog
日本にある神社の数=法人格を有し神社本庁包括下の神社数は全国に約8万社ある。
神社に勤める神職数は約2万1千500名。
神職になるための資格「階位」は5等階あり、神社本庁の選考を経て授与される。
大学で神道課のある大学は2校のみ。〔國學院大学.皇學館大学)
大学で所定の課程を修了すると正階、さらに必要な神社本庁の実習を経て明階が授与される。

日本にある仏教寺院数=法人格のある各派の寺院総数は約7万7千寺ある。
寺に勤める僧侶数は約30万人。信者6千万人。
大学に仏教系の学科のある大学は数多い。浄土宗系、浄土真宗系、東本願寺系、
臨済宗系、曹洞宗系、日蓮宗系、超宗派系、等
大学で住職になる資格が得られるわけではない。

こう調べてみると神社、寺院、どちらも日本の宗教界を二分する勢力であるがまとまっているのは神社界のような気がする。
國學院、皇學館の神道の専門職を卒業すれば全国どこの神社にも就職は可能だが仏教系大学は宗派が異なると就職は難しい。

神社は忙しい時期が決まっている。結婚式も急には来ない。
寺は突然忙しくなる。〔檀家の死亡時)普段の檀家廻りも負担である。
お布施は相場があって値切られることが少ない安定業界である。

こう両者を比較検討してみると就職先は「神社界」が日本の宗教界では一歩リードか?
年始に神社詣でをしようと思いふと調べる気になりました。^^

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