近所の蛹

いつも虫の会に参加してくださるご家族の方から、近所の公園のエノキにアカボシゴマダラの蛹を見つけたと、ご報告をいただいたので探しに向かってみた。すると...

アカボシゴマダラの蛹

Nikon D810+AI AF-S Micro-Nikkor 60mm f/2.8D
送っていただいた画像とは全体的に雰囲気が違う気がしていたけれど、これはアカボシゴマダラの蛹。
ただ、アカボシゴマダラは幼虫の姿で越冬するタイプだから蛹で冬は越せないハズ。暖冬ならいけるのか？いや、そもそも無理だろうけれど温暖化の力に頼る魂胆かな...

ご家族の方々がいらしてくださり、コレじゃ無い気がしますけど、と見てもらうと...
え、それじゃない！私達が見つけたのは、こっちですとご案内していただいた。

アカボシゴマダラの蛹

Nikon D810+AI AF-S Micro-Nikkor 60mm f/2.8D
逆光で中身が透けて見えるベストショット。両方とも触ってみたら動いたので、まだ生きている。

アカボシゴマダラの蛹

Nikon D810+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED
曇り空の日なら広角撮影が叶うと思い、再び数日後の曇り空の日に、娘と観察に訪れてみた。
虫の会の皆さんと年明け後も経過観察を楽しみたい。果たしてその行く末はいかに...

今年も昆虫が豊富でご閲覧くださる皆様にとって、
かつてない最高の一年でありますよう、心より願っております。

本年も東京昆虫記のご閲覧を楽しんでいただければ嬉しいです。
何卒、宜しくお願いいたします。

撮影日：１２月２９、３１日