じゃんご酒屋の嫁っこ日記 ひなとFANKYな家族たち 2nd

秋田の小さな酒屋の嫁っこが始めたブログを夫が引き継いで書いてます。娘の事、日々の事、お酒の事を気ままに書いてます♪

やまとしずく 生モト純米 モト摺り体験に行ってきました!! 前編

2011年01月26日 | 日本酒
おどぉちゃんだんす

24日に販売店限定の限定酒「やまとしずく」シリーズのひとつ、「やまとしずく生モト純米」の「山卸し」又は「モト摺り」作業が行われるという事で体験しに出羽鶴の醸造元でもある「秋田清酒」さんへ行ってきました


今年は大雪という事もあって、「出羽鶴」の文字にも雪が多めにかぶっております


いつもと違った角度から玄関を撮影


蔵に着くと佐渡清造部長さんと「やまと会」を発足当時より牽引してきた大仙市では有名な地酒屋さんがいらっしゃって、今回の作業の仕方を説明してくれた。

今回、体験する「山卸し(モト摺り)」という作業は、昔ながらの製法である「生モト造り」という製法の作業工程の中のひとつで、蒸米&麹&水を半切桶にいれ、櫂棒で丁寧にすり潰し糖化を手助けする作業です。
(この作業をしない製法を「山卸し廃仕込み山廃」となるのです)


なぜ「山卸し」というのか
見ていただくと半切桶に山のように盛られた米を「卸す(崩す)」から「山卸し」と呼ばれるらしい

今回は4つの半切桶に4名の参加者だったので一人ひとつの桶という事になりました。
(途中、我が家の営業担当者が来たり、モト屋さんが参加したりしましたが基本「ひとりひとつ状態」)



えんや~ どっと~


陽気にやりたいところですが・・・
これまた重労働
約一時間、お米がトロトロになるまで摺り潰し続けるんです

昔の蔵人にとってこの作業はスンゴク大変なものだったらしいです。
だから、蔵人の重労働を減らす為に技術の進化とともに「山廃仕込み」や「速醸仕込み」という造りが誕生したんでしょう。


20~30分くらい作業すると汗がジンワリと背中にかきはじめます
お米もだいぶ摺り潰せたようでトロトロ感が出てきました

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