恋、ときどき晴れ

主に『吉祥寺恋色デイズ』の茶倉譲二の妄想小説

話数が多くなった小説は順次、インデックスにまとめてます。

ハル君のことなど

2014-04-20 20:51:45 | 吉祥寺恋色デイズ 種村春樹

 実は本編でハル君ルートをやったのは五番目だった。

 というのも、ハル君はどのルートでも、色々心配してくれたり、相談に乗ってくれたり、一番話しやすくて、いい男友達だったので、もうずっと友達でいいやって思っていたから。

 色々なタイプの男友達の中ででも、ハル君みたいな人は得難いので、友達としては一番大好きかも。
 ちなみにこういう男友達って、こっちはいつまでも付き合っていたいけど、彼女ができちゃうと疎遠になっちゃうんだよね。
 彼女を一番大切にする人だから。

 ま、そんなわけで、私にとっては永遠の男友達のハル君ルートはなかなかする気になれなかったわけでした。

 本編をやってみての最初の感想。
 ハル君、いつも優しく相談に乗ってくれていたけど、本当はそんな風に思っていてくれたのね、ごめんよー。・°・(ノД`)・°・
と、いう気持ちでいっぱいになった。

 一護君がハッキリしたライバルとして現れるので、ヒロインが別な人を好きになったと思った時のハル君の心の動きがよく分かるんだよね。

 それとハル君ルートの一護君、ヒロインに色々いじわるをいうけど、大好きな気持ちがよく分かって切ない。
 特に七夕祭りの思い出で、ヒロインが迷子になった時のエピソードが出たとき、ヒロインは「ハル君が迎えに来てくれたんだっけ?」といって一護君が黙ってしまったけど、それはヒロインの思い違いで、一護君が最初にみつけたんだよね。
 一護君ルートの思い出にあったように。
 自分が見つけたのに、ヒロインにハル君だったように思われて、その時の一護君はかわいそうだった。

 さて、ハル君なんだけど、本編はなかなかしなかったので、最初は番外編でやってみて、結構いいんじゃない?と思ったわけです。

 それで本編、ハル君は空手をしてるけど、きっと剣道の胴着と袴も絶対似合うのにって思ってました。
 『ぎんぎつね』の悟みたいな感じ?
 でも、エピソードが進んで、刃物を持った不審者からヒロインを助け出した時、なるほどと思った。それで空手なわけね。
 剣道だと棒切れなり、傘なり獲物がないと手も足もでないものね。
 柔道でもだめ。刃物を持った相手に接近戦では返り討ちにあう可能性がある。
 空手なら刃物を持った相手も一撃でやっつけられるものね。全国大会に出場するレベルだし。

 ハル君のすぐ他人に譲ってしまうところとか、自分の中だけで処理してしまおうとする性質は見方によってはイライラするけど、心の葛藤を思うと愛しくなってくる。
 記憶喪失になる件については、ベタですけどよかったです。何もかも忘れて、でもヒロインのことを気遣うハル君はとても健気だった。
 それとハル君といえば爽やかな所が一番好きかな。
 立ち絵は高校、3年後、10年後とやってみたけど、高校時代が一番好き。
 10年後は他のメンバーはみんなかっこいいのに(特にリュウ兄)、ハル君のあの前髪はちょっとキモいと思う。
 航くんを思い出すんだよね。航くんはとっても怖かった。
 弁護士なんだから、10年後では少し前髪を上げてもよかったのでは?と思う。
 
 とりとめのない感想になったけど、ハル君は譲二さんについで、妄想のしがいがありそう。譲二さんも妄想上で結構いじめてるんだけど…、ハル君もいじめがいがある?
 というわけで、もう少し先だと思いますが、譲二さんと絡めてハル君の妄想も登場する予定です。たぶん。



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