恋、ときどき晴れ

主に『吉祥寺恋色デイズ』の茶倉譲二の妄想小説

話数が多くなった小説は順次、インデックスにまとめてます。

ハルくんの独り言(本編スパエン)~その8

2016-01-14 07:53:07 | 吉祥寺恋色デイズ 種村春樹

ハルくんルート本編をハルくん目線から妄想してみた。
o(〃^▽^〃)o


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種村春樹
身長:177cm 体重:60kg 血液型:A型 特技:勉強・空手 性格:明るいしっかりもの。 優しくて明るい爽やか少年。小さなころからしっかりもので泣いているとお花をくれた思い出がある。
4月25日生まれ

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ハルくんの独り言(本編スパエン)~
その8

佐々木と手を繋いで公園のベンチに座った。

今、佐々木に言いたいことはただ一つ。

「大好きだ。ずっと一緒にいて欲しい」ということ。

だけど、きっかけが無くて、なかなか言い出せない。


佐々木は夜空を見上げて「星が綺麗だ」なんて言う。

だから俺は「佐々木の方が綺麗だと思う」と言った。

そしたら佐々木は目を丸くして、驚いた声をあげた。

その顔があまりに可笑しくて、可愛いくて、俺は思わず吹き出した。


百花「だだ、だって、ハルくんが変なこと言うから!」


佐々木は膨れて、俺に抗議する。

そんなちょっと怒った変顔も好きだ。

感情豊かでくるくると表情が変わるところは子供の頃から変わらない。

そんな佐々木はいつも俺を安心させてくれる。


俺達は10年も離れてたけど。

佐々木は昔と変わらないままだ。


そして、記憶を取り戻した今、分かったことがある。

俺はずっと佐々木を守らなきゃって思っていたけど、そうじゃ無くて、今まで俺自身が佐々木に支えてもらってたんだ。

だから、それを伝えなきゃ…。


その9へつづく

 



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