袖振り合うも多生の縁

今日も午前シフト。

昨夜、白ワインを2杯と少々飲んだおかげで軽く二日酔い。いや〜本当弱くなった。若い頃は一本いけてたのになぁ。普段から飲んでたしね。

出社。

今日はインチャージ。

昨日書いた、容体の良くない患者さん。お昼から夜中にかけて悪くなったらしい。紆余曲折の末輸血はナシになり、緩和ケアへと切り替わった。治療や改善のための投薬を含め、積極的な治療はストップ。痛みを取り除き、また精神的にも苦痛のないようにしていく。

患者さんは、私が勤務している間は元気を取り戻し、話もしてご飯も食べていた。歩くこともできる。だけどもう治ることはない。ひと様の最期のステージに立ち会えるご縁を大事にして、誠心誠意看護するのみ。

この治療方針が決まるのにもいろいろあって、私はドクターと患者さんと担当看護師の間をウロウロ。手が空いたら患者さんのシャワーを手伝ったので、結果忙しくしていた。その方が早く時間が過ぎるからいいけどね。

それにしてもたまの午前のインチャージは気を使って疲れちゃう。だからしっかり休憩を取った。

私は基本時間通りに戻るけど、他のスタッフは、特に週末、気持ち長めに休憩を取ってることを知ってる。インチャージに至っては誰とも交替しなくていいので、20分の休憩にも30分以上とか。

私は今日は20分間、休憩をとった。これには病棟からスタッフルームに来る時間とお手洗いの時間は含まれていない。これですでに罪悪感は抱いてる。こんな話をしたら同僚には笑われるだけやろうけど、変なとこ真面目なのよ。

帰宅。

豪華な食事が続いたので今夜はシンプルな食事。白いご飯があればそれでごちそう。米を主食としない国に住んだら白米のありがたみがわかる。

食後はゆっくり。

今夜はたまたま巡り合った映画「予告犯」を観ていた。大きな起伏のない物語だったのに、目が離せなかった。楽しんだわ。

明日も午前シフト。もう寝るべき時間は過ぎている。いっそソファで寝てやろうかしら。犬にもじゃまされないし。

なんてバカなことを考えてないで寝よう。

明日も多分忙しい。