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教会のオトコ

2010-06-26 | 中年男
明日、私の所属する教会で、神父さんのお誕生祝いがあるのだが、それを主導するのは、「壮年会」という組織である。






壮年会とは何か?

これは「30歳以上もしくは既婚男性信徒」の会…だという。

そして私は、明日、「壮年会デビュー」するのである。







どこの教会も「日常活動」に携わっているのは圧倒的に女性信徒が多い。

私の所属する「成城教会」もそうで、永らく壮年会は休眠状態だったという。

それを再興するキッカケとして、明日の「パーティ主催」があるらしい。







まあ、教会活動に男性信徒が逃げ腰…というのは、イタシカタナイ面があると思う。

日本の平均的な男は、平日は職場にガンジガラメになっている。

その上、日曜も教会でお勤めしていたら、「お休み」がなくなってしまうではないか。

あ、明日「壮年会デビュー」する身でこんなこと書いたらマズイかな。

教会に奉仕することが私の喜び…というのが、正しい信徒の在り方でしょうし。

まあ、でもそれが平均的な男性信徒の本心ですよね。

だが、それだけでもない…。







先日、東京教区のトップである大司教さんが、「司祭の休養・霊的生活の刷新」という文書を発表した。

その主旨は、うんとはしょって「酔いどれ流」に解釈すると、

『神父たちは忙しくてとても心身ともに疲れています。ちゃんと休養を取ることが、司祭職のつとめを果たすことにも繋がります』

と言う「お願い」に読めた。





それは、当然のことである。司祭だって人間、働きづめでは良い仕事はできない。

ことさらに「霊的生活の刷新」などと言わなくてもいいから、疲れたなら気分転換に温泉に行ってもパチンコしても良いと思う。

そして、またしっかり教会の中心になってもらいたいのだ。

大司教の文書にも「過労とストレスが司祭の健康を損ない、健全な任務遂行を妨げています」という一節があるが、任務を遂行出来なくなった司祭の話は良く耳にするところである。

ところで、私の会社でも、実に多くの社員が過労とストレスで健康を損ない、日常的に退職していっている。

たぶん民間なら、どの業界でも同じ状況だろう。

そういうオジサンがこういう文書を目にすると、

「神父さんも大変だねえ。でも、そりゃ、どの世界も同じかもしれませんぜ」

と言いたくなったりする。

そして、オジサンから見ても頼りになる、面白い神父さんは、「教会に行ってみよう」という気にさせるんだよねエ…と、思うのである。







あ、成城教会の神父さんは、元気があってサッパリしてて、なかなか良いですよ。

そうだからこそ、ミサに与る男性信徒も多いし、明日の「誕生パーティによる壮年会復興事始め」という企画も成り立つのでした。







さて、私も今夜は「霊的生活の刷新」のため、友人とイッパイやってきます…。














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