食いしん坊ケアマネ の おたすけ長屋!

困ったら、悲しかったら、ツラかったら、
「長屋付き合い」を始めようよ!
現代版人情長屋に寄っといで!

クリスマスウィークに

2010-12-19 | 信仰
ホームのクリスマス会はとてもご入居者様が喜んでくれました。 企画も出演も若いスタッフがやったこと。 人気コーヒーチェーンから大勢の方々が、コーヒーと共に「お店」の香りを持ってきてくれたこと。 この二点が良かったのだと思います。 ハッキリしているのは、ご入居者は「『今』を楽しみたい」ということ。 ときどき地域の老人会の方が来て、 「慰問にいきますよ。踊りや南京タマスダレとかやりま . . . 本文を読む

和解

2010-09-09 | 信仰
昨日の夜、京都から上京してきた友人たちとの宴は、大変深いものになった。 彼はいつになく酔い、笑い、本心を打ち明けてきた。 彼と出会ったのは14年前の9月である。 東京多摩地区にあるカトリック教会だった。 私も彼も全くキリスト教も他の宗教も知らずに訪れ、そこで知り合ったのである。 数年後、彼は京都に向かい、修道士としての修行を積み上げてきた。 そしてこれから、 . . . 本文を読む

壊れやすい心

2010-08-22 | 信仰
今日は仕事が休みだったので、久しぶりにミサに与った。 日曜のミサは、朝の8時半と10時の二回ある。 このところ、8時半のミサに与ることが多い。そのほうが空いているし、一日が長く使えるから。 10時のミサはいかにも活力がありそうな人が目立つけれど、8時半のミサは「静かが好き」という人が多い気がする。 今日、私の両脇に座ったご婦人は、跪いてかなり念入りに祈っておられた…。 . . . 本文を読む

夏祭りの夜に

2010-07-24 | 信仰
夜になり、私の住むマンションの隣にある公園で、町内会の祭りが始まりました。 子供たちの声が聞こえてきます。 例年に比べても賑やかです。 昼間は暑すぎて外にでるのも適わないから、夜になったら祭りに行ってみよう…と考えるのでしょうか。 なんにしても、自分の住む町に活気があるのは、心強いことです。 二、三日前から、いつも首から掛けている十字架のヒモが切れ掛かってました。 今 . . . 本文を読む

信仰

2010-07-04 | 信仰
今日は、実にイヤな蒸し暑さだった。 夕方から空がくらくなり、雨が降ってきたが、いっこう涼しくならなかった。 私は残業をする気にならず、ほぼ定時で上がった。 自転車で帰る途中でスーパーに寄ったが、さんざん雨に濡れ、部屋に戻ったときは、靴下までぐっしょりしていた。 私は蒸し風呂のような部屋にすぐにクーラーを入れると、裸になった。 そしてパソコンを点けて、簡単な食事を始めた。 すると、下のニ . . . 本文を読む

祝福

2010-05-22 | 信仰
以前も書きましたが、私は一ヶ月に一度都心まで出掛け、精神科医のI先生に会って色々とお話を聞いてもらっています。 今日もお会いしてきました。 私は、出来るだけ率直に一ヶ月のことをお話しようと思っています。 「このひと月は、入社以来でも指折りの忙しさでした。でも、めげずに乗り切ることが出来ました。それは恐らく、サプリメントを飲み始めたことと関係があるような気がします…」 私の言葉を聞い . . . 本文を読む

五月晴れと利他行為

2010-05-09 | 信仰
今日は朝から日本晴れ。 五月に入って私はずっと半袖暮らしですが、今日はノースリーブでもOKな一日でした。 休みでも早起きな私が、今日は八時過ぎまで寝ていました。 でも、日曜が休みの場合、どうしてもミサに与らなくてはなりません。 と、いうわけで、洗濯物をコインランドリーの乾燥機に突っ込んでから、私は歩いて教会に向いました。 ウォーキングにはうってつけの天気! 今月4 . . . 本文を読む

受難とカップやきそば

2010-04-02 | 信仰
今日は、カトリック教会で言うところの聖金曜日であった。 聖金曜日とは何か? ごく簡単に書けば(簡単にしか書けないのだが)、イエス・キリストが亡くなった日である。 これを「受難日」とも言うが、聖金曜日にしても受難日にしても、決して「悲しい日」ではない。 なぜなら、イエスは死んで三日目に「復活」したからこそ、われわれのメシアとなられたからだ。 受難がなければ復活もなく、復活がなければ、イエス . . . 本文を読む

聖週間の初めに

2010-03-28 | 信仰
今日は、キリスト教会では「枝の主日」という祝日でした。 イエス・キリストが十字架につけられるためにロバに乗ってエルサレムに入城したとき、人々が枝を持って迎えた…ということから「枝の主日」とか「受難の主日」と呼ばれるのです。 そして、今日から来週日曜の「復活の主日」(イースター)までの一週間を「聖週間」と呼んでいます。 そんな大事な祝日なのに、私は意気があがりませんでした。 昨夜 . . . 本文を読む

木洩れ陽の日

2010-03-14 | 信仰
最近は「気ウツがち」です。 主な理由は、仕事かな。どんどん「しちメンドクサク」なってる…。 というわけで、日曜の休みでミサに与れるし、朝から晴れているにも関わらず、どうも、体が動きませんでした。 ミサ、さぼっちゃおうかな…。 そんな気に傾きながら新聞をめくってたら、書評欄に、五木寛之の『親鸞』が載っていました。 このごろ、気になってた本でした。 新聞の書評には気取ったのも多いけど、この . . . 本文を読む

回心と合鍵

2010-03-07 | 信仰
東京は朝からずっと雨でした。 月曜には雪が降る…という情報もありました。さすがにそれは回避されそうですが、ここにきて、まためっきり寒くなってきました。 さて、今月は、4回の日曜が全て休みなんです。 これは、ここ四年間で初めてのことです。 半ば偶然とはいえ、こころよく休ませてくれた同僚に感謝! 今年のイースター(復活祭)は、4月第一日曜、つまり4月4日です。 イースター前の6週間は、 . . . 本文を読む

天に帰る

2010-02-20 | 信仰
昨日、ご入居者が逝去されました。 私が知る限り、私のホームでは唯一のクリスチャンの方でした。 明日が前夜式、あさってが葬儀の予定です。 とても庶民的な性格の女性で、格式高い印象のご入居者が多い中、少し異彩を放っておられました。 屈託のない笑顔を見ると、私だけでなく、スタッフは皆、和やかな気持ちになるのです。 小柄な体で器用に歩行器を押して廊下を歩く姿や、ご自分で創られたヌイグルミを抱 . . . 本文を読む

灰の水曜日に

2010-02-17 | 信仰
今日は、『灰の水曜日』のミサに与りました。 なぜ今日を「灰の水曜日」というかというと、今日がキリストの受難から死、そして復活にいたるドラマの始まりの日だからです。 はるか昔、」初期キリスト教時代の信徒は、今日(灰の水曜日)から粗末な衣服を纏い、頭に灰を降りかけて、40日間の断食生活に入ったそうです。 なぜ40日間かというと、イエスが荒野で40日間の断食をしたことが由来だそうです。 も . . . 本文を読む

おっちゃんへの福音

2010-02-14 | 信仰
昨日と今日は、今月唯一の連休でした。 今朝は、8時くらいに起きました。 10時からあるミサに与るのにはもちろん充分なんだけれど、どうも心身ともダルく、「さぼっちゃおうかな…」という悪心が過ぎります。 でも、せっかくの日曜ミサに与れる機会を放棄したら、きっと良くないことが起こるに違いない…。 そういうマイナスな了見でミサに与るのはよくないことだとは思うのですが、それが実際のところでした。 . . . 本文を読む

土曜日のクロス

2010-02-13 | 信仰
私は月に一回、「主治医」に会いに行っている。 もう16年の付き合いになる。 東大で哲学を学び、東大大学院で教育学を修めてから名門私立医大に入学して、精神科医になった人である。 臨床心理士の資格ももっている。 そう書くとスゴイ偉い堅物のようだが、実際には「優しいおっちゃん」という感じの人である。 私が精神障害者施設に働き始めて、いろいろカベにぶつかったとき、出会った。 私にとっては、人生 . . . 本文を読む