食いしん坊ケアマネ の おたすけ長屋!

困ったら、悲しかったら、ツラかったら、
「長屋付き合い」を始めようよ!
現代版人情長屋に寄っといで!

オジサンズメドレー

2010-07-27 | 中年男
今朝、早く、私用で電車に乗った。





すると、偶然!

おととい参加した、教会の壮年会の会長さんを見かけたのだ。

天下の「セレブ」地、成城教会の壮年会会長さんと言えばどんなにお偉いさんかと思うが、あり得ないくらい照れ屋で気さくな人である。

国立大学で、音楽の先生をしている…と、風のウワサで聞いた(と言って、音大ではありませんよ)。

ほんの数分だったが、僥倖を活かしてお話をした。





壮年会はイキナリ激論になって自己紹介もできなかったので、どんな人が参加したのか良く分からなかった。

でも、ほんとうに色んな人がいたんだろうな…と、感じた。

企業のオーナー、医者や大学の先生もいれば、無職生活を余儀なくされている人も。

富豪からニートオジサンまで集まってこそ、オールカマーを謳うカトリックであろうから。







昨日のA新聞の夕刊に、添田唖然坊という人の記事があった。

明治・大正時代に風靡した演歌師で、「ノンキ節」や「ラッパ節」で知られる…とあった。

添田唖然坊は、名前くらいは知っていた。

でも、下町の長屋に住んで「借家人同盟」を結成した社会運動家だったことは、その記事で初めて知った。







すると「お助け長屋」を主催者としては、放って置けなくなった。

さっそくネットでいろいろ探ってみた。You Tube でその歌謡も聴いた。

小沢昭一から高田渡、今のラップミュージシャンまで、多くの影響を与えてたんだ。





が、私は、高田渡、遠藤賢司、加川良…と、イニシエのフォークシンガーたちのハシゴをし始めた。

そして、久しぶりに友部正人を聴いた。

友部正人のことをどれだけの人が知っているだろうか?

名前も知らない人が多いと思うので、ぜひ知って欲しいと思った。



友部正人



You Tube の「一本道」をぜひ聴いてほしい。

井上陽水が泣くのも当然である。

友部正人の歌詞の純度は、恐ろしく高い。





あぁ中央線よ  空を飛んで  あの娘の胸に  突き刺され





その上、声が素晴らしい。

青年期の孤独と恐れと純情を永遠に包む、硬質な繭のようだ…。






私は1993年に、30をいくつか過ぎて、名古屋で初めての一人暮らしを始めた。

孤独と不安を鎮めるために、名古屋駅のCDショップでしばしばCDを買った。

私の魂をもっとも癒してくれたのが、友部正人の歌声だったことを、今日、想い出した…。













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