食いしん坊ケアマネ の おたすけ長屋!

困ったら、悲しかったら、ツラかったら、
「長屋付き合い」を始めようよ!
現代版人情長屋に寄っといで!

赤ひげ福音

2009-10-23 | 映画
今日明日は今月唯一の連休です。 予約しておいた床屋に朝一番で行きました。 行く店は決っていて、私の頭をやる人もいつも決っています。 三十代半ばくらいの比較的無口な青年なんだけど、今日は良く話しかけてきました。 「文七さんは、老人ホームに勤めてるんですよね」 もう二年半以上、毎月通ってるんで、名前も仕事も覚えてもらいました。 「そういうとこでは、トコヤとかはどうしてるんですか?」 やっぱり関心 . . . 本文を読む

幸せ探して…

2009-09-30 | 映画
明日から十月。今年もあと三ヶ月か。早いなア…。 私のホームでは明日から介護職と看護職のユニフォームがいっせいに変る。 職場の雰囲気もずいぶん変るだろうなあ。 さて、今日は『あの子を探して』という映画を観ました。 1999年の中国映画で、ベネチア映画祭の金獅子賞を受賞しています。 これが良かったんですよ!今日の私の気分にはとても痛快でした。 舞台は現代中国の山間部、ド僻地の小学校です . . . 本文を読む

ゲバラの手紙

2009-09-23 | 映画
今日、『チェ 39歳別れの手紙』を観ました。三週間くらい前に『チェ 28歳の革命』を観てますから、もともと四時間二十分以上ある一本の作品である『チェ』を全て観たことになります。 いやあ、しかしカッケーな、ゲバラは!カッケーよ本当に! 痛風持ちのオジサンがこういうと「脚気」に聞こえるかもしれませんが、チェ・ゲバラという人は本当にカッコイイ! 弱く貧しい人たちの生活を見て義憤を感じ、それを強いて . . . 本文を読む

胡蝶の夢、巨匠の夢

2009-09-11 | 映画
今日も映画の話。 なんか映画ばっかりだなあ。本当は落語も書きたいんだけど、新しいCDを買ったり独演会に行くのは、ちょっと財政的にタメラってしまうからなア…。 (つまらんいいわけでした) DVDで、フランシス・フォード・コッポラの『胡蝶の夢』というのを観ました。 日本の封切りは去年だったかな。まだ新作です。 でも、コッポラも今年七十歳になるんですねエ。『ゴッドファーザー』で出てきたときは「3 . . . 本文を読む

寅次郎の休日

2009-09-08 | 映画
今日は忙しくも充実していました。 午前中に区役所と歯医者と内科に行きました。買い物にも三件行った。 午後からは、三本借りた映画のうち二本を観ました。 夕方からはホッピー君と焼酎オヤジと共に二時間近く「夕寝」をしました。 夕寝から醒めて、パスタにシーチキンと納豆を具にして酢を掛けて食べてみましたが…あまりうまくいきませんでした。 内科は痛風のクスリがなくなったためでした。採血もしました。 ウ . . . 本文を読む

善き人のためのソナタ

2009-08-31 | 映画
台風か近づいて来ているせいで、今日は朝から雨。 雨脚がどんどん強くなっていく中、街へ歯医者に出掛けました。 診察が終って外にでると、雨はさらに激しくなっていました。 「午後もずっと雨だろうなあ」 とイヤな気持ちになりましたが、こんなときこそ…と思いなおし、雨がしきりに跳ね返るウルトラマン商店街を歩いて、レンタルショップで映画を二本借りてきました。 その一本が『善きひとのためのソナタ』でした . . . 本文を読む

狩猟映画と農耕映画

2009-08-25 | 映画
昨日に続いて映画の話を少し。 実は、『ぐるりのこと』を借りたときに、1998年のアメリカ映画『アメリカンヒストリーX』も一緒に借りたのです。 エドワード・ノートン主演のこの映画はそんなに大ヒットしたわけではありませんから、ご存知ない方も多いでしょう。 スキンヘッドにアゴヒゲ、胸に大きくナチスの「カギ十字」の刺青をした若い男の姿…といえば、ポスターとかで見て覚えている方もいるかも知れません。 . . . 本文を読む

宴のあと…ぐるりぐるりと

2009-08-24 | 映画
昨日、納涼祭のあと、同僚三人と台湾料理店でささやかな打ち上げをしました。 ひとしきり納涼会の話をした後、家族や今まで就いた仕事の話に…つまり人生の話に移って行きました。 老人ホームの職員の給料は決して高いとは言えません。だから、 「あの仕事をずっと続けていれば今頃はなア…」 なんていうグチも出ます。 「でも」と、職場で事務をしている女性が言いました。 「ずっと同じ仕事をしていたら、今、こう . . . 本文を読む

デ・ニーロ&パチーノの時代

2009-08-17 | 映画
我が映画歴を少しだけ語りましょう。 映画館で観た最古の記憶は、ジョン・ウェイン主演の『ハタリ!』です。封切り年からいうと四歳かなあ。突進するアフリカ象が怖かった。 映画を観て初めて恋したのが、『サウンド・オブ・ミュージック』のシュリー・アンドリュースです。九歳のとき叔母に連れられて新宿武蔵野館で出会って、メロメロになってしまいました。 家に帰ってから、雑誌『スクリーン』に載っている彼女の写真 . . . 本文を読む

トニー滝谷、孤独系男子

2009-07-28 | 映画
私は子供の頃から寝つきが良くなかった。 「寝つきの良し悪し」というのは、人生に於いてとても重要な要素だと思う。 不眠症のメジャーリーガーとか改革派首長…とかはどうも考えにくい。 そんな大それた存在になる前に、(少なくともその道では)淘汰されてしまうだろうからだ。 いや、私はもちろんそんな「大それたもの」になろうと思ったことはありませんが…。 横になるとすぐに寝息を立ててしまう人に対して、私は . . . 本文を読む

タカダワタル的郷愁

2009-07-22 | 映画
今日は休みでした。 なんかこのフレーズで始まることがやたら多いみたいだけれど、私の職場は基本的に月9休です。休みがバラけているだけで。(イラン心配してるなあ) 祖師谷大蔵駅前の「ウルトラマン通り」にある床屋に言った後、フト通りを挟んだ斜め向かいにあるレンタルショップに足を運んだのです。 もうン十年も映画を見続けているオジサンですから、「話題の新作」とかいってもなかなか食指が動きません。 ( . . . 本文を読む

男はつらいよ・祖師谷慕情

2009-07-07 | 映画
今日は仕事が休みでした。 午前中に歯医者に行ってから、DVDを二枚借りてきました。 一枚はペドロ・アドモドバルの『トーク・トゥ・ハー』。 そしてもう一枚は、『男はつらいよ・柴又慕情』…。 私が『寅さんシリーズ』を見始めたのは、今年に入ってからです。それまでは、レンタル店に行っても、『寅さん』の棚には近寄ることがなかった。というより、避けていました。 私は昔、映画青年だったのです。高校大学と「 . . . 本文を読む