食いしん坊ケアマネ の おたすけ長屋!

困ったら、悲しかったら、ツラかったら、
「長屋付き合い」を始めようよ!
現代版人情長屋に寄っといで!

信仰

2010-07-04 | 信仰
今日は、実にイヤな蒸し暑さだった。

夕方から空がくらくなり、雨が降ってきたが、いっこう涼しくならなかった。

私は残業をする気にならず、ほぼ定時で上がった。

自転車で帰る途中でスーパーに寄ったが、さんざん雨に濡れ、部屋に戻ったときは、靴下までぐっしょりしていた。

私は蒸し風呂のような部屋にすぐにクーラーを入れると、裸になった。

そしてパソコンを点けて、簡単な食事を始めた。

すると、下のニュースが目に留まった。

短い記事だが、短編小説を読んだような感覚になった。


消火器投げ込み男「牧師に願い聞いてほしかった」(読売新聞) - goo ニュース


もちろん、この記事だけでは、この29歳の青年の人物像は計れない。

でも、自然と想像が働いてきた。

「教会では掃除に励み、信者の子供を車で送り迎えする」生真面目さ。

「全事件の犯行日時や場所を記し」た執拗さ。

72件も事件を起こした理由を「牧師に願いを聞いて欲しかった」と説明する幼児性…。

いかにも、脆く壊れやすい心性が伝わってくる。

すると、彼の信仰はインチキだったのだろうか…。

「親や兄弟に不幸が続き、教会を攻撃すれば止まると思った」という言葉からは、精神疾患の兆候は明らかである。

しかし、この寝苦しい夜には、似たような魂がアチコチで呻いているのも感じられるのだ。


にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人間・いのちへ
にほんブログ村























コメントを投稿