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聖週間の初めに

2010-03-28 | 信仰
今日は、キリスト教会では「枝の主日」という祝日でした。



イエス・キリストが十字架につけられるためにロバに乗ってエルサレムに入城したとき、人々が枝を持って迎えた…ということから「枝の主日」とか「受難の主日」と呼ばれるのです。

そして、今日から来週日曜の「復活の主日」(イースター)までの一週間を「聖週間」と呼んでいます。


そんな大事な祝日なのに、私は意気があがりませんでした。




昨夜、中学時代の同級生二人と同窓会で盛り上がったのは良いのですが、帰りの電車ですっかり寝込んでしまい、終着駅まで乗り過ごしてしまったのです。

おかげでタクシー代がひどく掛かってしまった。


その上、職場の最寄りである「隣の駅」に自転車を置きっぱなしです。

今日は朝から寒いしなア…、とクヨクヨしてました。

でも、「こういう日にミサをサボるのはまずい」と考え直し、歩いて教会まで行ったのです。





「枝の主日」はイエスのエルサレム入場にちなんで、全てのミサ参加者が聖堂の外に集まります。

そして、一人ひとりの枝が手渡されて、ミサが始まるのです。

今朝は本当に寒かったので、外で立っているのはけっこう堪えましたが、枝を手にすると、「やっぱり来てヨカッタ!」と、思いました。

私は一般的な意味での物欲はあまりない方だと思うのですが、こういう「霊的小物」には、めっぽう弱いのです。

だから、教会から何かもらってくると、処分できなくて困ることがあります。

そのことを、司祭を目指す青年に言ったことがあります。すると、

「ボクなんかプリントもガンガン捨てちゃうし、機関紙で野菜とか包んでますよ」

と言われて、ちょっと驚きました。(驚くこともないのですけど…)


まあ、聖週間については、また書くこともあるでしょう。





ミサが終って、自転車を取りに行きました。

二駅ぶんを歩くのはさすがにツライので、さすがに電車に乗りました。

シートに座ると、お母さんと四人の娘さん、それと恐らくおばあちゃん…という六人組が前に座っています。

四人の子供たちは「十歳を頭に一番下は二歳」くらいの構成です。

何か無性に「スゴイなあ」と感心してしまいました。





有料の自転車置き場にひと晩置いた料金が600円。

これも、けっこう悔しかったです。タクシー代と足すと…。

自転車で走り出すと、以前は良く入っていたラーメン屋の看板が目に付きました。

ここは、昔ながらの「町のラーメン屋」という風情なのですが、TV番組で紹介されたのが自慢の店です。

いつもならスッと通り過ぎるのですが、昨日からのムダな散財が逆に発火点になり、中に入ってしまいました。

そして、「みそチャーシュー緬」を、頼みました。

野菜が多いし、何よりチャーシューのぶ厚さが自慢です。

体を温めていると、私が一番客だったのですが、やがて二人、三人とオジサンたちが入ってきました。

寒いからなア。ラーメン食べたいよねエ。





という「聖週間の始まりにラーメン食べた」、しまらないお話でした。

ま、これも「小さな幸せ」かな。








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