小日向白朗学会 HP準備室BLOG

小日向白朗氏の功績が、未だ歴史上隠されている”真の事実”を広く知ってもらう為の小日向白朗学会公式HP開設準備室 情報など

戦争雑念

2022-04-25 | 白朗と私 会員思うままに・・・
日本が平和な国で、新聞テレビなどで知りたいことの真実を報道してくれているし、自公政権に任せておけばこの幸せは永遠に続くのだ! などということを私は、あなたは、本当に思っているのでしょうか。明らかなのは、明らかに住みにくい世界を志向し続けている強大なパワーがあるということではないでしょうか。
21世紀に入ってすでに22年になる。戦争の世紀といわれた20世紀の呪いからそろそろ解放されてもよいころだ。けれども、そんな一般庶民の幻想も文字通り夢物語に過ぎないことが証明されてしまっている。歴史を刻む人の足跡には常に戦争が、つまり、大規模な殺し合いが付きまとっている。ギリシアより昔から人の知性は常に磨きをかけ続けてきているはずなのに、知性は人の命なんて歯牙にもかけないのだろうか。知性と同居しづけている戦争(人殺し)の現実は私を果てしない絶望へと導いていくしかないのだろうか。もうどうでもいい!!! と独り言ちて、酒池肉林の快楽を求めて至高の堕夢に耽るしかないのかもしれない。この世はその程度のものかと・・・。ナポレオン戦争でフランスの捕虜となったクラウゼヴィッツのいうように「戦争とは、他の手段をもってする政治の延長である。」としたら、絶望の淵源は「政治」ということになる。政治は人を幸せにするための方法論ではないのか、などと甘いことを言ってはいられない。常日頃の私の口癖「政治家などは唾棄すべき汚らわしいものだ」というアモラルな物言いもあながち戯言ではないのかもしれない。つまりはアナーキズムへの誘惑を断ち切れない、というのが私の心境なのである。
そんな気持ちで「最近の戦争って…」といったことを書き連ねてみる。はっきりしているのは、戦争は人々の生血を吸い込んだ歴史の因縁の撚り糸を少しずつ少しずつ解きほぐすことでしか、その実相をあらわにはしないのである。日本を含む西側の主要メディアはほぼすべてその地道な作業を怠っているため今回のロシアによるウクライナ侵攻作戦のイロハのイも把握してはいない。スタートからして大きくバイアスのかかった駄文、駄映像を80日以上も垂れ流し続けている。誰がバイアスをかけているか?…それこそメディアが調査報道すべき本質ではないか。
いろいろな紛争内戦テロ暗殺等々が走馬灯のようにテレビ画面を通り過ぎている。シリア、アフガン、ミャンマー、ガザ・・・ああいやだ…と思っていたら、ウクライナ。それほどまでに第三次世界大戦を起こすことに執着しているある集団がいるということだ。今現在第三次世界大戦中だ、という人もいる。そして最終的な世界制覇の野望に取り憑かれた一群の巨大パワーが、歴史の怨念を叩き返す力もなく核を背景に死のゲームにのめり込んでいくしかない、そんなパワーとは、いったい何なのか? グローバリズムという名の怪物たちなのか。欧米凋落の始まりがアングロサクソン人種をして焦慮に追いやっているのか。ディアスポラを武器に地球規模で金融を支配してきていた方法論がここへきて多極化へシフトしてきたために凋落の淵に追いやられているのか。あるいはまた、バチカンや英国国教会等々がロシア正教に宗教戦争を仕掛けているのか。・・・・そこでだけれど・・・ナショナリズムという名の懐かしい香り(諦念)が私の故郷を思い出させてくれるのである。一種、麻薬のようなものだ。「薬(ヤク)をくれ―――」

 しかし、白朗は最後まであきらめることはなかった。そんな姿勢をやはり評価して、少しでも戦争を避けるための努力を続けていかかないとダメ、ということだ。この小さな私の足元から。私に何ができるかって? もちろん何もできやしない。しかし、一人一人が自分を変えないと、「政治家」という輩たちが何をしでかすかわからない、というのが今なのだ。(文責:吉田)

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