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2019年に岸田首相が米国で面談したのは『日韓海底トンネル』の最高幹部であり、2020年設立の岸田熊本会長及び「日韓トンネル推進熊本県民会議」議長は閔妃暗殺事件主犯の末裔

2023-12-11 | 小日向白朗学会 情報
 2023年12月7日、朝日デジタルが『岸田首相「認識変わらない」 教団側同席、ギングリッチ氏が認めても』を配信した。
『……
岸田文雄首相が2019年にニュート・ギングリッチ元米下院議長と面会した際に、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)友好団体トップらが同席したとされる問題で、首相は7日午前、官邸で記者団の取材に応じた。ギングリッチ氏が朝日新聞の取材にトップらの同席を認めたことについて問われ、「同行された方がどなたであったか承知していない。この認識は変わらない」と述べた。
 首相は「ギングリッチ氏に確認すべく接触を試みているが、たとえ同行者のなかに(教団)関係者がいたとしても認識は変わらない」と主張。「同行者にそういった方がいたことをもって、旧統一教会と関係を持っていたという指摘はあたらない」とも述べた。
 ギングリッチ氏が、面会は友好団体が手配したと説明していることについては、「あくまでもギングリッチ氏との面会が申し込まれ、元外務大臣の立場でお会いした」。ギングリッチ氏側から首相に回答があった際に説明するかどうかについては、「既に当時の面会記録を関係者にあたって確認している」と、消極的な考えを示した。
……』
 当時の岸田首相の役職は自民党政調会長で、自民党としてどのような政策や法案を打ち出すかを取りまとめる責任者であった。
 そして、2019年にギングリッチ元米下院議長と岸田首相に同席していたのが梶栗正義とされている。同席した梶栗正義であるが梶栗源太郎の長男である。梶栗源太郎と云えば1982年4月に総延長200Km,総予算10兆円と云われる「日韓海底トンネル」を建設推進するために設立された「国際ハイウェイ建設事業団」(後の一般財団法人国際ハイウェイ財団)理事長であった。
 これらを考えると梶栗正義がギングリッチ元米下院議長を通じて自民党政調会であった岸田首相と面会したのは「日韓海底トンネル」を自由民主党の政策とさせるための工作の一環であったのであろう。
 このように考えると2020年 7月31日に、岸田熊本会ができた理由が見えてくる。「ポスト安倍」を狙う岸田政調会長は党総裁選で党員票の獲得するための組織作りが急務であった。そこに目を付けたのが統一教会であった。そしてその役割を買って出たのが「日韓トンネル推進熊本県民会議」議長であった崇城大学の中山峰男学長であった。
 その中山は、2022年8月24日、統一教会との関係が明るみに出たことで記者会見をおこない「団体と旧統一教会に関係があると思っていなかった」と述べるとともに、県民会議議長を辞任している。
 辞任した中山は「日韓トンネル推進熊本県民会議」設立発会式からの議長である。中山は、県民会議発足にあたり、設立趣意書に目を通さない訳はないし、世間の常識として統一教会が如何なる悪事を働いていたかを充分に知っていたはずである。いや、むしろ一般人よりも韓国の事情に精通していた人物なのである。
 中山峰男は旧姓を佐々という。その祖父は、佐々正之である。その兄は、熊本国権党の佐々友房なのである。祖父の正之は、安達謙蔵が創刊した「漢城新聞」に兄友房と共に参画していた。その後、明治28年に閔妃暗殺事件に加わり投獄されている。しかし、日本と韓国との間に不平等条約があったことから関係者は全員無罪となった。その後、閔妃暗殺事件に加わった犯人達が進めた政策が日韓併合なのである。つまり佐々正之らは、朝鮮の情報や利権を終戦まで一手に手中にしていたのだ。その末裔である中山が「日韓トンネルは文鮮明の発案で、その資金を日本に拠出させて建設しようとしていた」ことを知らないことはあり得ない。中山峰男は、「熊本利権屋のドン」として悪名たかい存在であることから尚更である。
 ところで、中山の親戚には初代内閣官房安全保障室長を務めた佐々淳行がいる。佐々は、幼少時にゾルゲ事件に関係したいたことや、イギリス諜報機関「MI6」と密接な関係があることを自書の『私を通りすぎたスパイたち』の中で告白している。その佐々が「第80回国会 衆議院 法務委員会 第8号 昭和52年4月6日」で統一教会の危険性及び統一教会製空気散弾銃「鋭和B3」が論議となった時に、警察庁刑事局参事官として会議に出席していた。つまり日本政府の中でも最も統一教会の危険性を熟知していたのが佐々淳行であった。ことを考えると、中山峰男が統一教会に関して「知らなかった」は更にあり得ない。
 岸田文雄首相は、中山峰男が佐々一族の関係者で韓国に強い情報網と利害関係があることを知らなかったとしたら、統一教会が「日韓海底トンネル」実現のため岸田首相を懐柔するため総裁選の準備を開始したためであったと考えられる。そのため、岸田首相は、ギングリッチ元米下院議長と会談した際に梶栗正義が同席していたことについて頑なに「知らない」ということを強調していたのであろう。岸田首相は、統一教会に謀られていたのだ。


 現在の自由民主党が抱える最大の問題は、統一教会に選挙運動を委ねたことである。当初はこのシステムがうまく機能して多くの議席を獲得してきた。ところが、安倍元首相暗殺事件を契機に統一教会批判が起こると、それが逆目となって、選挙運動をまともに行えない国会議員が続出することになった。その結果、次の総選挙腕は統一教会の「誓約書」を出すことで当選できた議員の多くは落選の憂き目を見ることになる。中でも最大派閥であった安倍派の凋落は激しいものとなるであろう。そのため過半数割れをして政権維持が難しくなると踏んだ麻生副総裁は「日本に主権の無いことを国民に伏せたままでおこなう憲法改定」を結集軸とした連合政権に命運をかけることにした。その策謀に乘っているのが、日本維新の会、国民民主党、前原新党と都民ファースト、日本保守党、立憲民主党執行部、連合なのである。
 なんと、国会には日本の主権を回復しようという野党が居ないのだ。国会にいるのは、日本がアメリカの属国でありATMであることを容認する大政翼賛会政党ばかりなのである。
 選挙民は、自由民主党が連合政権樹立の結集軸とした「憲法改定」の真の意味が「宗主国が熱望している自衛隊海外派兵を可能とする憲法改定」であることを理解するとともに、それが、決して国民の利益にならないばかりか永遠にアメリカの属国となることを忘れてはならない。
・(2023年11月26日)『宗主国アメリカからみた現地政権「自由民主党」の衰退と荒廃 -アメリカの意向は「自衛隊海外派兵を可能にする」政権に再編すること-
・(2023年9月28日)『自民党はいよいよ総選挙に打って出るが、いまだ、統一教会の「禊」は済んでいない!
・(2022年11月30日)『映画『アンタッチャブル』を地で行く統一教会という犯罪者集団(2) ―統一教会を犯罪者集団と断定した「フレーザー委員会」報告書―
・(2022年11月28日)『映画『アンタッチャブル』を地で行く統一教会という犯罪者集団(1) -「内部告発者を裏切り者として刺殺未遂」、脱税、国体破壊等の犯罪-
・(2022年11月29日)『『文藝春秋』1984年7月号( 134-151頁) これが『統一教会』の秘部だ  世界日報事件で『追放』された側の告発
・(2022年11月24日)『自民党総裁と統一教会が連携して行った選挙運動
・(2022年11月14日)『統一教会と「日韓トンネル推進全国会議」
・(2022年11月07日)『統一教会が秘蔵する「御言選集」が流出していることが確認された
・(2022年10月21日)『文鮮明が決めた統一教会系国会議員となる条件(続き)
・(2022年10月20日)『統一教会と同教会認定国会議員の巨大利権
・(2022年10月17日)『文鮮明が決めた統一教会系国会議員となる条件
・(2022年10月12日)『寄稿文   統一教会製空気散弾銃「鋭和B3」
・(2022年11月10日)『統一教会製空気散弾銃「鋭和B3」の使用が疑われる朝日新聞襲撃事件
・(2022年10月07日)『統一教会と系列国会議員の「日韓海底トンネル」という巨大利権
・(2022年10月03日)『寄稿文  ≪統一教会と萩生田光一政調会長≫
・(2022年09月08日)『(続)統一教会って? 51年前の国会で   えっ? 銃を輸入していた!!
・(2022年09月05日)『(続)統一教会って? 昭和51年の国会でも…46年前
・(2022年09月02日)『統一教会って? 37年以上前の我が国の国会で・・・
(寄稿:近藤雄三)

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