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オハイオで列車事故、環境破壊、人命危機か?

2023-02-24 | 小日向白朗学会 情報
 CNNが2023.2.17にこんなタイトル「危険物積載の列車脱線事故、バイデン政権が支援提供 米オハイオ州」で記事を配信している。この事故は、2月3日にアメリカ合衆国オハイオ州でノーフォーク・サザン鉄道の貨物列車150両(空車9両+積載車141両)のうち50両の車両が脱線したというもの。同列車には相当の危険化学物質(クロロエチレンやアクリル酸ブチルetc.)が積載されていた。なかでもノーフォーク・サザン社がプラスチック製品製造向けに使用していた高濃度の塩化ビニルが注目される。これは燃焼すると塩化水素とホスゲンに分解されるが、このホスゲンは第一次世界大戦時に窒息ガス兵器として使用されたものである。17日時点では健康被害報告はないが、州当局では3500匹の死魚が見つかったと発表している。つまり、相当の環境破壊と人命への危険が予測されるのだ。
 一昨日2月22日幸福実現党の及川幸久氏はユーチューブで次のような指摘をしている。バイデンさんはポーランドでウクライナ応援アピール、これに対してトランプさんはさっそく事故地現地入りしているのだが、「バイデンはAmerica-Last、トランプはAmerica-First」だと。その証拠に政権関係者はバイデン指示がないのかだーれも現地入りしていないのだ、22日時点で。どちらが愛国者かは一目瞭然、ということか。及川氏はさらに、バイデン方式と似ているいるのが岸田政権だ、と指摘する。さて、岸田氏は愛国者なのか?  そういえばNATOヨイショ節を謳い続けているのが岸田政権のような気もする。私としてはJapan-Firstにしてほしいと思うのだが。
 ところでわが国ではほとんど報道がないのが不思議だが、日経紙が23日に「米オハイオ州列車脱線 トランプ氏が訪問」という記事を配信した。また、Huffpostでは2月16日次のような指摘をしている。アメリカ鉄道協会AARが安全装置強化の規制を外すように強力なロビー活動を展開、トランプ政権は2018年これを受け入れて緩和した。その結果かどうかは不明だが、今般事故を起こした列車はECPブレーキを搭載していなかったということだ。まっ、これは結果論でしかないが。(文責:吉田)

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