サントリー『知多』は日本のシングルグレーンウイスキーです。
モルトウイスキーの供給量が少なくなってすぐに、この『知多』が流通するようになりました。
グレーンウイスキーって聞きなれない方もいるかと思いますので、ごく簡単な説明を。
サントリーに限って言えば『白州』や『山崎』はシングルモルトウイスキー。
大麦麦芽を原料に、単式蒸留装置(ポットスチル)で蒸留して作られます。
写真は私が飾ってるポスターから。
『山崎蒸留所』のポットスチル。
『白州蒸留所』のポットスチル。
この『知多』はシングルグレーンウイスキー。
ライ麦、小麦、トウモロコシなどの穀物類を主原料にして、そこに大麦麦芽を糖化酵素として加えます。
それを連続式蒸留装置で蒸留して作られます。
これが『知多蒸留所』の連続式蒸留装置。
もう、プラントだよね。
一度に大量生産が可能です。
『角』や『響』はシングルモルトウイスキーとシングルグレーンウイスキーを、銘柄ごとに決まった比率でブレンドしたものです。
スーパーやコンビニなどでも見掛けることが多いウイスキーです。
アルコール度数43%、このボトルの容量は180mlです。
スタンダードサイズは700ml。
バックラベルにはテイスティングノートが記載されています。
180mlはコンビニでも入手できるんですが・・・ちょっと割高。
でも、ちょっと飲んでみようかな、って時にはお手頃サイズですね☆
私の場合は・・・旅先のコンビニで購入しました♪
さて、個人的なインプレッションは・・・。
薄っすらと花の香り。
落ち葉、濡れたダンボール、かすかに煙草の煙。
トマトの葉。
軽い味わい。
駄菓子屋のガムのように甘さが先行し、深みが足りなく感じる。
逆に透明感が強く、飲みやすい酒質。
後味に枯草やワラのような優しい匂いが残る。
白いワイシャツのようなウイスキー。
もう少し、飽きない特徴が欲しい。
基本的にブレンドに使用するグレーンウイスキーとしては、こういった味わいのニュートラル感がいいのかも。
気になったら、飲んでみませんか?
【こっそり裏話】
180mlのボトルは、旅行や花火大会などのお供に!!
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