「フリーズ・フレーム」（６９）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　’０４英・アイルランド　　９５分
　　　　　　　　　　　　　　　　　　監督・・・ジョン・シンプソン
　　　　　　　　　　　　　　　　　　出演・・・リー・エバンス　ショーン・マッキンレイ他


殺人事件の容疑をかけられ、被害妄想に陥った男・ショーン（リー・エヴァンス）。彼は二度と容疑をかけられないよう確固たるアリバイを立証するため、24時間自分をビデオカメラで撮影・監視する。しかし、新たな殺人事件が発生し、容疑は再びショーンに向けられた。自分のアリバイを証明するため、撮影したビデオテープを証拠として警察に渡そうとするショーン。だが、事件の起きた肝心の時間のビデオテープが何者かによって持ち去られていた。逃亡を図ったショーンは何とかして自分の無実を証明しようとするのだが・・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



　　　　　　　オモシロ度・・・６５点


このショーン、過去の苦い経験から、いつでもアリバイを証明できるように、
自分を撮影し続けているんだけど、
これがちょっと病的・・・　自分の痕跡を残さないために、全身の毛を剃っちゃってるし。
大変な事だったんだろうけど、それにしても・・・不気味・・・
ほら、お笑い芸人なんかが、自分の顔の前にカメラつけて、自分の表情を撮ってたりするでしょ？
あんな感じです


途中からは、妄想オチになるんじゃないかと心配しましたが、
ちゃんと、オチがついてます、ご安心を
でも、みんな自分の身かわいさに、ショーンを１０年も苦しめていたわけで、
それはちょっとヒドイよね。


リー・エバンスの怪演・・・といっていいと思うんだけど、不気味さ満点です
映像の感じも、ショーンが撮った映像の四隅には日時が入ってて
ビデオカメラの映像そのものです。
でも、そればっかりじゃないので、疲れることはないと思いますよ


2005年の東京国際ファンタスティック映画祭で“第2の「ソウ」を探せ！”と銘打たれて
『ソウ2』の特別映像とともに上映され絶賛を浴びた、らしいですが、
「ソウ」の衝撃には程遠いです・・・あしからず・・・



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