2005年に古谷夫妻が退職金をはたいて開園したあそび山。夫妻が善意で子どもを遊ばせる活動には、市民や団体・県などが高い評価をしている。 
ところが、高知市は徹底的に邪魔する。呆れてものが言えないとは此の事だ。結局、訴訟となり、明日13：30～高知地裁で、古谷夫妻が原告、高知市長（岡崎誠也）を被告とする損害賠償裁判が始まる。いよいよ真相究明の時だ。
ご夫妻を苦しめてきた高知市の社会問題の構図を整理しておく。
福井あそび山通路橋封鎖事件の詳細はこちら
http://blog.goo.ne.jp/kochi53goo/d/20121130
福井あそび山問題で、高知市長（岡崎誠也）を被告とする裁判開始 ～ 14日13：30高知地裁
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2009年の桜咲く頃、私は、市の違法性を立証する資料を揃え、夫妻と共に国・県の関係各所を廻った。夏には弁護士にも対応を依頼し、市行政各局に折衝する古谷氏をサポートした。ようやく、その暮れには車止めガードが撤去された。
が、しかし・・・高知市は、古谷夫妻が子どもやスタッフらの休憩などに利用する山小屋的ログハウスの撤去を求めるなど、徹底した「嫌がらせ」を強めている。
市長始め幹部は、この問題の無視を決め込み、市担当職員は古谷氏のログハウスが合法扱い出来る法的根拠を隠した。。。問題は根深い。
2008年正月明け、知人に誘われて初めてあそび山を訪れ七草粥を御馳走になった。その頃古谷寿彦氏は、あそび山入口の通路橋に高知市（水道局）が設置した「車止めガード」によって重労働を強いられた結果、腰を痛めて杖をついていた。廻りを気遣って気丈に振舞う姿が何とも痛々しかった。
その後、古谷氏の熱心さに打たれ調査に加わった・・・ 徐々に異常な高知市の対応の裏側が見えてきた。通路橋は、古谷さんの申請により高知市が同意～高知土木事務所の許可が出て建設したもので、いわば高知市水道局側の言いがかりによって車止めガードが設置されていた。高知市職員と違法宅地開発業者と政治家の癒着が形として顕れたものであった。
1998年、地元建設業者Ａが水道局施設の隣に住居と倉庫を建設した（写真奥。手前の青い屋根が元業者の住居。いずれも違法な宅地開発を市が見逃しているもの）。
公共施設（水路など）は一定強度があるので、それを基礎に取り込んで造成すれば（しかも自分で施工すれば）格安で宅地が取得できる。悪徳業者がよくやる手だが・・ 市が放置したままだから増長して悪事を企むことになる。
この2年前に、地元市議の要請によって近くに花壇が出来、水道局は、その底地の一部が北部水道送水施設まで続いていると主張している。
つまり、あそび山一帯に他の者が手を出せないように囲っていたのだ。
業者は、周辺の田畑を安く買い叩いてから造成する算段で、着々と宅地開発計画が進められていたのだが・・・ 此れを知らない古谷夫妻が、水路北側の土地を買って、水路を南に渡る橋を、水道送水施設と花壇のどまん中に架け、子どもらが遊ぶ里山を造ってしまった。
これでは、周辺の宅地価値が上がらず、一括した大規模造成・売却計画もとん挫してしまう。故に、市議（当時）と建設業者ら、これと癒着する高知市職員らが反発し、「あそび山」を排斥しようとした。。。これが大まかな構図だ。 
2005年古谷夫妻があそび山を開園し、子どもやスタッフの休憩施設としてログハウスを建設すると、地元建設業者B（廃業）が公共の水路を塞いで自宅（青屋根）を建設し、住み始めた。当然、建築許可は下りていない。
古谷夫妻のログハウスは、居住目的ではなく「山小屋」「納屋」として移築したもので何ら問題は無い。ところが高知市は、地元市議が水道局に働きかけたことから、あそび山の入口に「車止めガードパイプ」を設置するという、異常行動に出た。そして周辺業者の違法建築を不問にしながら、古谷夫妻にだけ『違法建築だから撤去せよ』と迫った。
福井あそび山問題で、高知市長（岡崎誠也）を被告とする裁判開始 ～ 14日13：30高知地裁
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