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こっちゃんポイント ★★★★
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生命保険会社に勤める若槻慎二(内野聖陽)は、保険金の支払査定に忙殺されていた。ある日、顧客の家に呼びだされた彼は、子供の首吊り死体の第一発見者になってしまう。以来、子供の両親(西村雅彦・大竹しのぶ)から執拗に保険金請求をされるが、若槻はその態度が不審なことから独自調査に乗り出す。そして、信じられない悪夢の世界へと足を踏み入れてしまう…。
(NTT-X store商品解説より抜粋)
シブキタテスギ、シブキタテスギ・・・。
生命保険会社に勤務する内気な男性社員が観たら、震え上がりそうな話。
大竹しのぶがとにかく怖い。風貌、話し方が普通じゃない。
”人間らしい感情”がまるでない。
「保険金ていうのは自殺しても出るんですか?」
そう保険会社に問い合わせた直後、息子の自殺。
それに輪をかけて、夫役の西村雅彦が普通じゃない。
片手だけ軍手をはめ、登場するたびジーッジーッっと妙な効果音がつく。
中々おりぬ保険金にしつこく「そうか、まだなのかあ・・・」を繰り返す。
「保険金詐欺か?単なる偶然か?」 そこに深入りする保険支払査定担当の男。
やがて予想だにしなかった恐ろしい現実が彼を呑み込んでゆく。
怖いわっ!(*`◇´*)/
「ブラックコメディか?」とも思える演出と、笑えない演出がゴチャまぜになった映画。
しかしこれが面白い。
「間宮兄弟」「家族ゲーム」の森田芳光監督らしいマニアな構図と編集が、ここでもとても活きています。
おかげで、ついつい見入ってしまいました。
ただし、あまりにヘナチョコな内野聖陽には ちょっとイライラ注意報。
ラスト30分もかなりシツコイ。
これを「果たしてホラーか?」と言う人もいそうですが、それに対して「もちろん」とキッパリ言い切れない映画ですね。
この映画の中には、もっと色んな要素がギッシリ詰まっているのだとも思えます。
この映画の中で、無感情や情緒不安定に感じるのは、なにも大竹しのぶだけに限らない。
仕舞いにはすべての人間が普通じゃなく思えてくる。
ここが森田監督の最大の仕掛けだったのかもしれません。
全員、”大竹しのぶの予備軍”ということか?
やっぱり今一番怖いのは、幽霊でも怪物でもない。 人間だ。
最後はそういう答えに行き着きます。
ところで・・・保険契約の”潰し屋”って本当にいるのですか? )゜o゜(
【DVD】黒い家 ![]()
【若槻慎二】内野聖陽 ![]()
【監督】森田芳光 ![]()
【菰田サチコ】大竹しのぶ ![]()
【原作】貴志祐介 ![]()
【菰田重徳】西村雅彦 ![]()
【脚本】大森寿美男 ![]()
探偵みたいなひとかしらね。
実際、詐欺っていっぱいあるからねーー。
おお、こわっ!
あの夫婦の感情の無い演技はサブイボもんですなぁ。
って言うより、一番「ズキッ!」と来たのは、何てったって大竹しのぶの、「へたくそーー!!」ですよ。
自分に言われてるようで、つい凹んでしまいました。
その時の体験を参考にこれを書いて、ホラー大賞受賞したんですよね。
私は最初に原作読んだので、映画はちょっと違和感ありましたが、
別の意味で怖かった^^;
↑え、隊長・・・身に覚えがあるんですか?Ψ(`∀´)Ψケケケk
しかし、ホラーに入る部分もあるなら、相変わらずのパスが出るかな?(´▽`*)アハハ
いや、潰し屋ってのは詐欺目当ての加入者の保険契約を
解除させる役のひとですよ。
詐欺ってやっぱ多いのかー。
こわっ!
▼かぶさんへ
そうです。こんなのが来ました~。(笑)
あの夫婦の演技はサブイよね。
そこがエエ。
かぶさんは「へたくそー」って良く言われるんだね。
そっかー。
▼あんびるさんへ
へぇ~そうなんだあ。
そういうことかあ。
それでホラー大賞ね。
この映画を観て思ったのは
「あ。これって絶対原作と違うだろうな。」ということ。
森田監督だもの。
別な意味で怖くもなりますよ、そりゃ。
隊長は可哀想なんだよ。
▼mちゃんへ
そうそう。
これも社会勉強。(ほんとかよ)
mちゃんも保険には気をつけてね。
これ、ホラーっぽくないよ。
所々笑えるし。
デッドコースターの100分の1も怖くないさ、きっとね。
思い知らされちゃいますよね。
観たのはだいぶ昔だけど、
大竹&西村の夫婦の怖さは忘れられません!
こうして見ると、大竹しのぶって女優だよね。
普段と全然違った寒い演技で。
西村雅彦もキテました。
やっぱ人間より恐い者っていないんじゃないだろうか?