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こっちゃんポイント ★★★★★
(銀犬賞受賞)
鑑賞環境
映画館
上映時間 115分 製作国 アメリカ/イギリス 公開情報 劇場公開 (ワーナー) 初公開年月 2005/09/10 ジャンル コメディ/ファンタジー
両親と両祖父母と一緒に、傾いた家で細々と健気に暮らすチャーリー少年。彼の楽しみは、年に一度、誕生日だけに買ってもらえる“ウォンカ”印のチョコレート。世界中で爆発的な売り上げを記録しているウォンカのチョコレートですが、実は誰も工場に人が出入りしているところを見たことがありません。世界一のチョコレート工場だというのに。いったい誰がどのようにチョコレートを作っているの? ウォンカ氏ってどんな人?? ある日のこと、チョコレート工場に5人の子供を招待する!とウォンカ氏が発表。チャーリーはその幸運な5人の中に入れるのか…。 (goo映画より抜粋)
ファンタジーとはなんて素晴らしい世界なんでせう!
人間のイマジネーションによって創作されたこの世界。こっちゃん的には傑作です。
笑って、笑って、ドキドキして、ワクワクして、そしてまた笑って。
使わないと腐ってしまう自分の感性をしっかりと呼び覚ますような力がこの作品にはありました。
とにかく面白いったら面白い!こっちゃんは大満足です!
主人公のチャーリー少年はとっても貧乏な男の子。そんな彼の住む家を見てまずビックリ!「生活が苦しくて家が傾くよ」なんて「例え」で言う事はあっても、本当に傾いている家はないでしょっ!しかも左に約45度の激しい傾き加減!「ただいま~」なんて帰ってくるパパがナナメになったドアから入ってくるんだもん!(笑)
部屋の中を見たって、何処が地面に水平な部分なのか全く分からないというすざまじさ。「おやすみなさい」って二階に上がっても1階が見えてるし!(もちろん、この家ロフトじゃないよ)布団に入って天井を見ればお星様がキラキラ。・・・・ん?天窓?違う!屋根穴空いてんジャン!おいおい、外は雪が降ってるんだよッ!一家全員凍死しちゃうよ!まったく、こんな家にテレビがあるのが不思議なくらいな貧乏っぷりなんだから(笑)
とにかく、そんなユーモアあふれる映像感覚が楽し過ぎて、のっけからもうノリノリになってしまいました。
それにしてもこんな家にも関わらず、どーゆー訳か家族皆んなが暖かい。支え合って生きてるんです。どーして貧乏家族ってこんなに良いんだろうねぇ~。そういえば『シンデレラマン』でも、貧乏家族のサンプル版みたいな場面を見せてもらったけど、やっぱり家族がとってもナイスな雰囲気。もしかして貧乏って素敵なコトなんじゃないか?
そんなカン違いを与えてくれます。
それにしても、最初にゴールドチケットを当てたこの4人。どれもこれも救いようのないお子ちゃまばかり。欲の塊で出来上がった生意気オバケみたいな子供ばっかりなんですもん。
お世辞にも「カワイイ」だなんて言えないもの。
そんな彼らを新聞やテレビで羨ましく(恨めしくじゃないよ)眺めるチャーリー。そしてそんな貧乏一筋、運にも恵まれない彼にもいよいよ幸運を手にする時がやってきたのでした!
しっかし笑ったのは、あのウォンカ登場のシーン。あのシュールな趣向のセレモニーはいったい何?人形が燃えちゃってるし。(笑)
あの登場は全く想定外だっただけに大喜びしてしまいました。てっきり門まで迎えにくるものだと・・・・。
そして、第一声からフルテンションで際立つジョニーのキャラにも拍手!拍手!
【キワモノ・ザ・ワールド】ですね。
さぁさぁ、それからお話はいよいよ工場の中へと参ります・・・。ぎぃ~っとドアが開いたらそこから先はもう夢の中へ。見るも鮮やかな色、また色ではあーりませんか。この色彩感覚。見事な原色世界です!これぞ、ティム・バートンですよね~。こんな発想力、こっちゃんはすいぶん使ってない気がする。物すごく刺激的で楽しいヨォ♪それでいて細部にわたる繊細な配慮が感じられる素敵な世界でもありましたね。
↑ シザーハンズかよ? 絶対意識してるよね・・・
いや実はネ、この『チャリチョコ』を観るだいぶん前に、この映画のモトになった『夢のチョコレート工場』を観たんですよ。だからこの映画の筋は大まかにつかめていました。で、この映画を観た素直な感想。”オリジナルの良い点を継承しつつ、最新の映像技術とセンスによってかなり良いリメイクに出来上がっていた”といったところでしょうか。
もともとコノ話は、単なる明るいコメディに終わらず、結構ブラックな要素も持ちあわせてましたよね。我がままに育ち「欲望」に取り憑かれている子供たちには、ちゃんとキビシイお仕置きが待ってるんですモン。お帰りの際にはみなさん変わり果てたお姿になってしまって・・・・(汗)言うなればこれって藤子不二雄Aの『笑うセールスマン』的な感覚とでも言いましょうか。
そんな欲望渦巻くガキんちょ軍団の中で、ただ一人純粋に工場見学を喜ぶチャーリー少年の澄んだ青い瞳が、ストレートに心を打ちます。最後まで家族思いだったの彼の心には、これっぽっちのくすみもありません。こんな真っ直ぐで「純」な子供の姿は確実に大人のハート♡をキャッチできるんです。
もうひとつの見どころはNEWウンパルンパ。彼らの「姿」。そして「歌」。これが何より楽しみの一つでございました。オリジナルでは顔がオレンジ、髪の毛は緑という、いかにも非現実的なチビッコキャラでしたが、このリメイク作ではなんという生々しさでしょう。(笑)まるでそこら辺のオッサン顔です。
これには、こっちゃん大満足。(満足したんかい!)いやホントお腹いっぱいですよ。!
子供がお仕置きされる度に繰り広げられるエンターティメント。無表情から飛び出す異色のダンス。激しすぎる音楽アレンジ!スゴイ!スゴイよ~、ウンパルンパ!時にはビートルズやオジー・オズボーンのように。そして時にはウオーターボーイズのシンクロナイズド・スイミングのごとく(しかもチョコの川でやってるし!)エンタの神様ですねアナタ方!
いやぁ、笑いすぎて涙が出ました。
意外だったのは、ウォンカの過去のエピソードが追加されたこと。彼が何故「ご両親」と言えずにドモるのか?そんな彼の秘密が明らかになります。これはオリジナルにはなかったですね。こっちゃんはコチラのラストの方が好きですね。何だか心が温まりますもの。
ファンタジーはやっぱり楽しい~♪ねぇ。
《2006.07.26記事一部改訂》
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お腹一杯になりましたか?
あとでオジャマしますね~♪
すごく楽しめました♪
またまたTBさせていただきました。
よろしくお願いします◎
観れてよかったですね。
最後のまとめかたとかオリジナルとは違うンだけど
それがまた良かったですよねー。
ハートフルでした。
歯が変だった?(笑)
TBどもです。
レンタルしてあったのでついつい観ちゃいました
おもいがけなく面白かったです。
ハートフルに仕上がっていて
良かったですわ。
でも、ジョニーの歯は、なんかヘン。
オリジナルはもっとブラックですよ~。
ウンパルンパもあんなにハジけてないですし。
子供が助からないの。
コメント感謝、感謝。
ありがとね♪
そうですか。残念でした。後から観てもきっと参考になるでしょうね。
ウンパ・ルンパ、不気味で、本作をすごく盛り上げていましたね。
ウンパはいいですね~♪
彼の歌聴きたさにサントラ欲しくなっちゃいますモンね。
oi-skaさんの企画の新鮮さに拍手です
もういまさら語ることは・・・と思ったんですけど
面白かったことを書きたいと思い、あの角度から
書くことに・・・・・。実際彼のことが気になって
調べた人も多いはず。
TBしていきま~す!!!
そんな映画があるの?
と思ったら『ティム・バートンのコープスブライド』のコトね。
そちらも観たいので~す!
ああ!いよいよ今月かぁ~。
まてよ。
22日なら引越しも何とか・・・・。
よーし!ガンバッテ片付けるぞーッ!
10/22いよいよ冥土 in Loveですねっ。
そちらは観る予定ないのかなっ。
遅い、遅いよ~ッ!
もうでろでろだぁ~
お口で溶けずに手で溶ける~。
こっちゃん
そんなに暖めたら溶けちゃうよ・・・・
お引越し落ち着いたらね。
ぼちぼち紹介していきます。
実は家電関係、結構秋に新製品が発売されるので
今、ギョーカイでは大変なコトが起こってます。
スゴイ性能のプロジェクターなんかがラッシュ状態!
液晶TVやプラズマTVなども更に進化してきてます。
ああ~。
早く引越し片付けなきゃ~ッ!
こっちゃん
お引越し終わって、再開されるの楽しみにしてますょ♪
もう最高!
あんなトコがひねくれ者のティムらしいです。
燃えるとは思わなかったもんなぁ~。
あっはっは。
こっちゃん
お部屋に飾っておきたくなるようなキャラでした。
子供みたいにキャハハハって笑うとこが好きです。
DVD欲しいよね、やっぱり。
お家のTVでも色鮮やかだよきっと。
大丈夫。
でも余裕ができたら薄型TVいっちゃう?(笑)
こっちゃん的にはプロジェクターがオススメですけど~。
えへへ。
こっちゃん
ニガテなら。
ぜひDVDで観てくださいな。
オリジナルも楽しいヨ~♪
こっちゃん
ハッピーにまとまりましたね~。
良かった。良かった。
ウンパルンパは見る分には楽しいですね。
でも一緒に暮らしたくはないですね。
いくら働き者でも・・・・。
こっちゃん
ウンパルンパがせんだみつおに見えたんだね(笑)
似てるよね。
外人サンニモウケテマシタカ?
オッホッホ。
ソリャケッコウ!
オリジナルのスパイスが効いてました!
こっちゃん
ウォンカの登場シーンは、ティム・バートンが、ディズニーランドの「イッツスモールワールド」が嫌いだから焼いちゃったそうですよ。
実は彼、ディズニーで勤めていたときもあったそうですが、焼いちゃうって言うのは、すごいよねーーー(^^)
ただお家の小さいTVじゃ細かいとこがどうかな?
って感じだね。
すっごく細かいとこまで作られていたもんね。
あたしも白塗り&出っ歯のジョニデなんて。。。
って思ってたのょ。
でも前売りのプレミアに釣られて本当良かった
観たら面白いと思ってるけど、いまひとつ、劇場に向かうには足が重たい。
でも観た方がいい?・・・じゃDVDで。
・・・えっ、劇場で観ろって?
終わり方に関してはほぼ一緒でしょうから、おいらはあの終わりかた好きだから楽しめるかも。
でも、ウンパルンパは本家の印象が強すぎて、今回はジャブ程度のインパクトですね。
噂ではまえのウンパルンパは映画見た子供がその日の夜恐くて眠れなかったそうな(笑)
正直者に幸あれ!!
悪さをしている子どもを見たら、頭の中でウンパ・ルンパが踊りそう。
ウォンカのエピソードもハッピーになってよかった。
「夢のチョコ・・・」が前でも後でもいいから絶対観た方がいいですよね
どっちがいいかなんて、どうでもいい位どちらもいいと思います。だって、「夢の・・」観てたから今回楽しめた部分もありますもん。
くまたんも、観ましたよ。1000円で・・・
1000円以上の価値はありましたね。
一緒に観てた外人さんたちにも大受け。
最後なんて手叩いて喜んでましたよ。その気持ちわかる~~でも、はずかしがりやのくまたんはHAPPYな気持ちに拍手を秘めましたです。
あんまり期待してませんでしたが、ほんとよかったです。
多分はんなさんも mさんも、KAZUさんも?好きだと思うな~~~
観始めたらなんの。
それ以上の演出でジョニーがあれで釣り合ってる(笑)
だから全然OK!
本当に楽しめました♪
あ~こっちゃんももう一回観たいっ!(笑)
こっちゃん
オリジナルはまたチョット違った雰囲気でよかったよ。
チャリチョコで「夢」や「想像力」の素晴らしさをあらためて感じました!
ホント、楽しめましたよ~♪
こっちゃん
タイトルだけでコメントしたな。
今回の記事は長かったもんね。
こっちゃんの記事はいつも内容がないわりに長いの(笑)
ごめんね~。
ウォンカを火星人・・・じゃなくて家庭人にね。
アリ!アリ!
あれはまた別なエンディング・パターンとして楽しめましたヨ。
だからこっちゃんはどっちも好きなんです。
専門的にはジニさんのような評価は正しいでしょうね。
でもこっちゃんは専門的な目で観れないので
あくまで行き当たりバッタリ。
その時感じたことのみで勝負です(笑)
確かにオリジナルと比べて「失礼」という意見もあるのかもしれませんけど、
でも「楽しい~♪」って感じちゃったからナァ(汗)
「夢のイメージが拡張された」ようで良かったの。
あはは。
楽しんじゃってゴメンなさいね~。
こっちゃん
こっちゃんもそんなこと良くあるから。
しょっちゅう。しょっちゅう。
あっはっは。
これ、こっちゃん好きです♡
こっちゃん
あっはっは。
これもまた好き好きですよ。
こっちゃんは夢のある話が大好きです!
こっちゃん
ぜ~~ったいにこっちゃん好みの映画だと思ってたよ。(笑)
私が書き忘れている突込みどころも全部こっちゃんが書いてくれて嬉しいです♪
こういう映画は要は感性が合うか合わないかでしょうね!あ~又観たくなってきた・・
TBありがとうね~こちらからもお返しさせていただきます
こっちゃんも楽しめたみたいで良かったですぅ
あたしはオリジナル観てないけど充分楽しめちゃいましたょ♪
今度はオリジナル観てみようかなぁ
こっちゃんもDVD発売されたら、買っちゃう?
え、この面白い映画のどこが問題作かって?
いや、世間の絶賛の嵐が私は気にいらず(笑)、なぜかというと、こっちゃんは多分オリジナルの「夢のチョコレート工場」見ていないだろうけど、あれと比較するとちょっと??なんだよね~
私の映画好き知人(女性で、しかもデップ好き)がチャリチョコを「ゲロが出るほど全然つまらなかった」と言っていたんだけど、それもやっぱりオリジナルと比べて「失礼」だって(笑)。
わたしは基本的にこの映画は普通に面白いとは思うけど、やはりあのオリジナルと比較すると絶賛は出来ないな~。 あんな最後にウォンカを家庭人にしてしまうなんて信じられないし・・・
試写会で観てからもう1ヶ月近く、今思い出してもちょっと「う~~ん」だわ。
とりあえず、問題提起した貴重な記事、TBしとくね
きのうこっちゃんとこに探し物に来て、高級市場が目にとまったので、
先にそちらを覗いていたら、すっかり用件を忘れて帰ってしまったよ。
始まったかな、そろそろ、ボ○が…。
う~む