
こっちゃんポイント ★★★★
鑑賞環境 試写会 上映時間 117分 製作国 日本 公開情報 劇場公開 (東宝) 初公開年月 2006/05/06 ジャンル ドラマ/アドベンチャー/サスペンス
潜水士となって早2年。海上保安官である仙崎大輔(伊藤英明)は、鹿児島・第十管区に異動となり、機動救難隊員として海難救助の最前線で働いていた。恋人・伊沢環菜(加藤あい)とは将来を意識しながら、遠距離恋愛を続行中。そんななか、鹿児島沖3キロで大型フェリー・くろーばー号の座礁事故が発生。バディの吉岡哲也(佐藤隆太)たちと現場に駆けつけた大輔は、そこで驚愕の光景を目撃する。凄まじい早さで浸水を始め、傾いていく船体。9階建ビルに匹敵する船内には195台もの車両が積載されていて、引火すれば大爆発の危険が。しかも非常用システムはすべて破損している。そして、パニックを起こして逃げ惑う620名もの乗客。そこには、偶然にも船に乗り合わせていた環菜の姿が!
(goo映画より抜粋)
こらぁーッ!仙崎ィ~~~ッ!オマエってやつは、オマエってやつは....。
カッコつけすぎじゃ!(*`◇´*)/
普通、死ぬか生きるかの時にまさかの長電話。
しかも、まるまる皆んなに聞かれるのにソコまで言うか?
結婚式でもないのに、人前でチュウが出来るその根性もアッパレ。
(¬д¬。) ジーーーッ (見てる、見てる)
公然わいせつ罪でタイホする! しかも 死刑!(´0`σ)σ
なんてね。(笑)
さて、この映画「LIMIT OF LOVE 海猿」は映画としては2本目にあたります。
しかし、一作目の公開後、そのストーリーをTVドラマが引き継ぎ、そしてそのつづきを今度はまた映画が描くというコトで、まるで映画とTVでタスキリレーをしているかのような珍しいタイプのシリーズ作品。
当然のごとく主役:仙崎大輔を演じるのは伊藤英明。
毎度毎度、バカとシリアスのコントラスト感たっぷりのキャラを熱演です。
「人名救助」という名のモトに、海の事故なら何でもござれと飛びまくる彼ら。しかし、今度はチョー大変!
何と、仙崎自身がバディ(相棒のコト)の吉岡(佐藤隆太) それと救出中の二人の民間人と共に、逃げ場の無い船内に閉じ込められてしまうのであります。
おおおぉ.... さあさあ、どーするセンザキ?どーなるオレ?
ウ~~~~~~~~~~~~~~~っ.........
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「エエッ?やっぱり一枚かよッ!」
このつづきはライフカードで...アテッ!(*o☆)\バキッ!何度もヤルなっ!
(前にもオダジョーでやってマス、ハイ。)
すみません。コレはライフカードでは解決不可能な事故でした(あたりまえじゃ!)
そんなわけで。
今回も仙崎大輔、「男を見せます!」っていうか、この映画「LIMIT OF LOVE 海猿」では、カンナ(加藤あい)との婚約も交わし、私生活的でもいきなりテンパってしまいます。
カンナの”必殺!ウエディング・ドレス見て見て攻撃”に対して、自分の中だけにしまい込んでいるた使命感の不完全燃焼さ”が顔を覗かせ、あろうことか煮え切らない態度を取ってしまうのでした。
ん、このまま喧嘩別れか?
そんな矢先、思わぬ大事故が....!!!!
こ、これは一体・・・・!
なんだオイオイ。ショボイ事故だな。
正直、最初はそう思っちゃいました。(汗)
だってね、大型フェリーと小型船の衝突による座礁事故って言っても見た目は何事もない感じ。
しかも、港からハッキリ見えるトコで停泊中。なんだよ近いじゃん。
これって、そんな慌てなくても良くなくねー?
チャッチャとやれば無事に救助終んなくねー?ってなモンです。
恐らく最初にヘリで乗り込んだ「海猿」の仙崎ペアも、まさか自分達の生死に関わる事態にまで至るとは思ってもいなかったようです。
でもね....それがね....段々とね....。ええっ?
救助作業を進めながら、仙崎たちが実際に目でひとつひとつ把握して行った状況は、事態を把握する毎にその深刻さをジワジワと増して行きます。
「この船は沈むのじゃッ!」
船内には620名の乗客。
しかも不幸なことにその船には愛するカンナが乗っちゃってます!わおっ!(・o・ノ)ノ
いったい、なんと言う分かりやすい不運!期待通りの設定ありがとうございます。
でもってここから二人一緒に沈むトコまで行けば、そのまんま「タイタニック」だったりしますけど、ソコまでは行きません。
ま、鹿児島沖でタイタニックもないか。(´∀`A ハハハ...
とは言え、大きな船内には大小合わせ195台もの車が積まれたまま。船が傾きガソリンが漏れ出せば火災の危険性も十分あるじゃあないですか!・・・ってもう漏れてるし!やがて下から順に浸水、上では大火災という恐れていた通りの最悪のシナリオへと向かってしまうことになるのデス。9階建てのビルに匹敵するその巨体が今まさに海の底に沈もうとしているのでした!
O(≧∇≦O)(O≧∇≦)O エライコッチャ エライコッチャ ←パニックというよりお祭りモード
さてさて、
観客はひたすら二人の愛を信じ、そして仙崎ら(民間人:大塚寧々+αを含めた)4人の生還を祈りつつ このスクリーンを見つめることになるのでしょうね。
中盤からは女性の方々のすすり泣きが引っ切り無しに聞こえてきていました。
「完全なる作り物」と分かりつつも、所々ウルッと来る場面があります。
シリーズ三作目、そして最終章と謳われたこの作品「LIMIT OF LOVE 海猿」は、ご存知フジテレビジョンによって、堂々とした出来になりましたね。部分的には「ちょっと・・・」と言いたくなるようなチープ感付きのVFXシーンや効果音もありましたが、これを”海猿シリーズ”内で考えれば、その圧倒的な迫力は過去最大です。
何より、あの大型フェリーがジワジワと傾いてゆく様は、中々のリアリティを感じさせるものでした。
邦画なりにお金をかけた感じがシッカリ伝わってくるわけです。
ただ、ストーリや演出的に観るならば、こっちゃんは断然一作目の方が好きですね。もちろんパニックシーン度だけならば、本作「LIMIT OF LOVE 海猿」の方が上出来なのですが、その反面”ドラマ部分”に物足りなさを感じます。
何より、この最終章「LIMIT OF LOVE 海猿」では”サプライズ”と呼べるような展開がありませんでしたし。ストーリーの先は安易に読めますし、観客の期待通りに進めて行ってくれる分、入り込み易い映画と言いますか。そこが気持ちの良いところでもあり、また逆に”物足りない”トコでもあるというか。これは正直、難しいトコですよね。
だって、一作目で何より衝撃的だった電車男の・・・じゃなくて伊藤敦史の”あんなコトになっちゃった事故”。あれに勝る衝撃はシリーズ中他にありませんからね。もっとも、むやみやたら”あんな展開”も使えないでしょうし。
ならばいっそのこと、『伊藤英明のカノジョが加藤あいではなく香利奈に変ってビックリ!』くらいの無謀な設定で、今回は「アッ!」と言わせて欲しかった気もしますが、それもまた色々と問題があるでしょうし・・・。
( ̄∀ ̄*)ドーセイッチューンジャ?
まぁそれでも、この映画は確かに「海猿」のノリですし、合格点で良いと思います。
きっとデートには持って来いですね。正直、GW前の公開にした方が良かったようにも思うんですけど、フジテレビジョンさん、ここらへんは「余裕、余裕。」ってところでしょうか?
演出は十分過剰。”間”の取り方もヤリ過ぎ感たっぷり(引っ張り過ぎです)のこの映画。
「おいおい、そんなコトしてる間にみんな死んじゃうヨ。」と言いたくなるシーンは多々あれど、それを全部「ドラマだもの。」と笑って流せるような、鹿児島沖の海よりも深い理解力をお持ちの方ならオススメ出来ます。(どんな表現やねん)
でも、人間が人間を簡単に殺(あや)めてしまうこの世の中で、逆に「人が人を助ける」というこんな話は十分に魅力的。
普段はニガテな伊藤英明もこの映画だけはカッコ良く見えるから不思議です。
20代くらいの若い世代を中心に、受け入れられる映画だと思いますよ。
逆にハリウッド・アクションで目の肥えた中・高年には絶対ダメだと思われます。
とにかく、”海猿”と聞き、どんな猿なのか水族館へ確かめに行こうとしている方は観た方が良いでしょう。
あなた、根本的に間違ってますからね。
《2006.08.16記事一部改訂》
甘いマスクで二前目のハズなのに・・・。
男らしさを感じないんだよ~かず姐さんよりも~。
ついでにデートする相手もいないので、
DVD化待ちリストに入れておくね。
引っかかるのはこっちゃんポイント★4なんだよねぇ。
でも、この映画を観に行くのに、猿のトレーナーを着てゆく方も、どうかと思います。
そこんとこ、どうですか、先生?
しかし、試写会当たらないなぁ~~。
_| ̄|○
そうですよね。
伊藤英明・・・こっちゃんもニガテですよ。
でも、この映画だけはまぁ認めます。
体もかなり鍛え上げてガッチリしてましたよ。
努力してるようですね。
こっちゃんポイントは★★★★ですけど、
別に★★★にしても良いよな★★★★です。
はんなさんには「明日の記憶」の方が絶対良いと思うよ。
これはビデオで気が向いたら観てね~♪
▼海かずさんへ
ええ。やっぱりアナタ間違ってましたね。
この場合の猿は正確には人間です。
そこのトコ宜しくお願いします。
ところで、猿のトレーナーで海猿を観るような人が
この世にいるのですか?
信じられません。
もしそんな人がいたら、その人は天才だと思います。
見つけたら教えて下さい
▼mくんへ
一作目も、ドラマも観て無い人でもこの映画は分かると思いますよ。
興味があったらビデオで借りてみてね。
試写会当たらない?
ネットだからでしょー?違うかな?
こっちゃんネットで当たったことありません
かけてるあたりがダジャレ王の異名を持つだけの
ことはごじゃいますねぇ~(´▽`*)アハハ
あたしもコレ1作目はなかなか面白く観たんだけど、
ドラマは1話目で挫折しちゃったクチです(^-^;
ライフカードとライフガード?
あ?ホントだ!
おおっと。miyuさんは映画一サル目は好きで
二サル目のTVドラマは第1話でダメだったんだね。
こっちゃんも同じです。
ドラマはその後たま~~にしか観てませんでした。
バカ過ぎるんだよねノリが。
それでシラけちゃってね・・・。
でもこの映画は、最初ちょっとそんなノリなんだけど、
前半でイキナリ事故シーンに移るので、
ほとんどが緊迫モードでした。
そこが良かったですね。
そこそこヒットするんじゃないでしょうか?
それはこちゃん犬です。
くまたん熊がそう言ってました。
犬は賢いよねぇ、こっちゃん。
こっちゃんは天才ですよ、ダジャレの。
もう、天然記念物、重要文化財、人間国宝に推挙します。
そのうち、世界文化遺産にも・・・。
こっちゃんブログは永久に不滅です!
けど、記事を読んでたら
こっちゃんが、「路チュー(路上チュ~)」が
苦手(もしくはできない)人だということが
わかりました…
え???平気だって!!
そりゃ、すいません
伊藤英明の眉毛も苦手だな。
じゃ、この映画は若いカップルにまかせて、私は別の映画を観ようっと。
おお。それはこっちゃん犬ですか?
ありがとうございます。
こっちゃん天才犬かぁ。
じゃ、血統証つけて下さい(笑)←意味わかんない
ダジャレの天才と言っても紫綬褒章とかもらえないしな・・・。
やっぱり普通犬でいいや・・・だって
▼るさんへ
一柵めを観てないんですね。
TVドラマも・・・ね。
この映画はね、「路ちゅ~」っていうより
「港でちゅ~」って感じでしたよ。
いくらなんでも、あんなに人が行き交うとこで普通はしないでしょ?
ラベルがちがうな・・・仙崎
▼km_achinさんへ
おお。やっぱりね。
あの居酒屋のノリはヒクよね。
ただのバカだよね。
TVドラマは時間的に余裕がある上に予算がないもんだから
あんなコトばっかりやってましたね。
こっちゃんもアレはイヤでした。
でもこの映画は時間的に事故をメインに配分されてるから
仙崎もバカをやるのはごく一部のシーンのみです。
ホッとしましたよ。
これは若者向けの映画ですね。
映画好きには厳しい評価をつけられちゃうでしょ?
こっちゃんポイントは極めて★★★に近い★★★★でした(笑)