【8月17日の市場概況】日経平均終値:12,273(-42円)
日経平均株価は反落。前日16日の米株安を受け朝方は売り先行で始まった。ただ売り一巡後、国内景気の回復や継続的な外国人買い観測から押し目買いが活発に入り、前場中ごろに日経平均は上昇に転じ、前場の取引時間終了間際に今年の取引時間中の高値を更新した。
後場は一本調子の上昇に対する警戒感から利益確定や手じまい売りが膨らみ、結局下げて終えた。東証株価指数(TOPIX)は8日ぶり反落。
【株式投資の記録:8月17日】*8月16日は取引なし
①THK
@2,545-で1,000株購入しました。
②ダイキン工業
@2,900-で2,000株売建(空売)しました。
【仮面の告白その十四:乙女の姿しばしとどめむ ④ヴィーナスの誕生】
きのうからの続きです。
「ヴィーナスの誕生」という名の絵は、有名なものだけでもいくつもあります。私の知らない絵も含めれば、恐らく何十何百とあるのではないではしょうか。
その中でも、日本で一番有名な「ヴィーナスの誕生」はボッティチェリの作品だろうと思います。"ルネッサンス"のところになると、必ず紹介される作品で、この絵について悪口を書いているのをみたことがありません。
ルネッサンス初期、1485年頃の作といわれ、172×278cmの大きさですから、実物を間近でみたら、かなりの迫力だろうと思います。
でも、このヴィーナスは私のタイプではありません。この絵(複製画)を初めて観たのは未だ童貞の高校生のときでしたが、アングルの泉を観たときのようなワクワクドキドキのときめきは全く感じませんでした。
悪い絵だとは思いませんが、仮にこの絵をお前にあげると言われても、そんな大きな絵は家に入らないから要らない、と多分断ると思います。
ですから、デジカメで撮りたい妻の姿態はこのヴィーナスのポーズではありません。
次にこれは、William Bouguereau(ウィリアム・ブグロー、又はブーグロー)の「ヴィーナスの誕生」(1879年)です。299.7x217.8cmの大きさですから、この絵をまぢかで観たら、股間にビンビンくるのは間違いないと思います。
この絵なら部屋に飾りたい。
余談ですが、この人の名前の表記は今のところ、"ブーグロー"の方が一般的なようですが、将来的にはフランス語読みの"ブグロー"になっていくのではないかと勝手に考えています。
ゴヤの裸のマハと着衣のマハも、一昔前は英語読みの「マヤ」が一般的でしたが、今ではスペイン語読みの「マハ」が主流になっているのと同じ理屈です。
ブグローの作品は日本では(たぶんヨーロッパでも)あまり人気がないようです。どうも、セザンヌやルノアールといった印象派の人たちが世に現れた頃、その絵画的価値をまったく認めず、いつもサロンへの出品を落選させていた張本人が、当時フランス美術アカデミーの会長をしていたブグローその人だったことが今に尾をひいているみたいです。
権力闘争にたとえれば、印象派はフランスアカデミーという極悪非道の政府を打倒して生まれた革命政権ですから、自分たちが倒した前政権の代表であるブグローの絵を良く言う訳がないということです。
印象派大好き人間が多い日本で特にその傾向が強いようです。美術評論家や愛好家からは、坊主憎けりゃ袈裟まで憎いの類で、あっちこっちでズタズタに斬られまくっていて、なんだか気の毒になります。
私は印象派も好きですが、ブグローの絵も大好きです。ブグローが嫌いな人でも小磯良平は好きだ、という人は多いのではないかと勝手に推測していますが、それって変じゃない?と皮肉の一言も言いたくなります。
(神戸出身の私は小磯良平の大ファンでもあります)
ブグローの描く人物は均整のとれた体つきの美男美女ばかりです。それは私にとってブグローの好きなところの一つなのですが、印象派大好き人間からは、その点についても「通俗的」といった批判がされているようです。
ついでに、ブグラーの「ブシュケの誘惑(ブシュケを略奪するキューピッド)」と「小さな物乞い」もアップしてみます。 いかがですか?
本筋に戻ります。
実はこのブグローのヴィーナスの誕生も、デジカメで撮りたい妻の姿態ではなかったのですが、こうして観ていると、このポーズもムラムラと撮りたくなってきました。
このポーズなら機嫌よく妻も撮らせてくれただろうと思います。ただ問題は、妻に襲いかかりたくなる衝動を抑えて、シャッターをパチリパチリと押している余裕が、私にあったかどうかです。
それともう一つ、興奮のし過ぎでござ候(そうろう)。妻からイエローカードをだされそうです。それも二枚か三枚連続で。アッハー
パソコンの調子が又不安定になってきましたので、明日この続きを書くことにします。
いよいよ本命の「ヴィーナスの誕生」の登場です。
日経平均株価は反落。前日16日の米株安を受け朝方は売り先行で始まった。ただ売り一巡後、国内景気の回復や継続的な外国人買い観測から押し目買いが活発に入り、前場中ごろに日経平均は上昇に転じ、前場の取引時間終了間際に今年の取引時間中の高値を更新した。
後場は一本調子の上昇に対する警戒感から利益確定や手じまい売りが膨らみ、結局下げて終えた。東証株価指数(TOPIX)は8日ぶり反落。
【株式投資の記録:8月17日】*8月16日は取引なし
①THK
@2,545-で1,000株購入しました。
②ダイキン工業
@2,900-で2,000株売建(空売)しました。
【仮面の告白その十四:乙女の姿しばしとどめむ ④ヴィーナスの誕生】
きのうからの続きです。
「ヴィーナスの誕生」という名の絵は、有名なものだけでもいくつもあります。私の知らない絵も含めれば、恐らく何十何百とあるのではないではしょうか。
その中でも、日本で一番有名な「ヴィーナスの誕生」はボッティチェリの作品だろうと思います。"ルネッサンス"のところになると、必ず紹介される作品で、この絵について悪口を書いているのをみたことがありません。
ルネッサンス初期、1485年頃の作といわれ、172×278cmの大きさですから、実物を間近でみたら、かなりの迫力だろうと思います。
でも、このヴィーナスは私のタイプではありません。この絵(複製画)を初めて観たのは未だ童貞の高校生のときでしたが、アングルの泉を観たときのようなワクワクドキドキのときめきは全く感じませんでした。
悪い絵だとは思いませんが、仮にこの絵をお前にあげると言われても、そんな大きな絵は家に入らないから要らない、と多分断ると思います。
ですから、デジカメで撮りたい妻の姿態はこのヴィーナスのポーズではありません。
次にこれは、William Bouguereau(ウィリアム・ブグロー、又はブーグロー)の「ヴィーナスの誕生」(1879年)です。299.7x217.8cmの大きさですから、この絵をまぢかで観たら、股間にビンビンくるのは間違いないと思います。
この絵なら部屋に飾りたい。
余談ですが、この人の名前の表記は今のところ、"ブーグロー"の方が一般的なようですが、将来的にはフランス語読みの"ブグロー"になっていくのではないかと勝手に考えています。
ゴヤの裸のマハと着衣のマハも、一昔前は英語読みの「マヤ」が一般的でしたが、今ではスペイン語読みの「マハ」が主流になっているのと同じ理屈です。
ブグローの作品は日本では(たぶんヨーロッパでも)あまり人気がないようです。どうも、セザンヌやルノアールといった印象派の人たちが世に現れた頃、その絵画的価値をまったく認めず、いつもサロンへの出品を落選させていた張本人が、当時フランス美術アカデミーの会長をしていたブグローその人だったことが今に尾をひいているみたいです。
権力闘争にたとえれば、印象派はフランスアカデミーという極悪非道の政府を打倒して生まれた革命政権ですから、自分たちが倒した前政権の代表であるブグローの絵を良く言う訳がないということです。
印象派大好き人間が多い日本で特にその傾向が強いようです。美術評論家や愛好家からは、坊主憎けりゃ袈裟まで憎いの類で、あっちこっちでズタズタに斬られまくっていて、なんだか気の毒になります。
私は印象派も好きですが、ブグローの絵も大好きです。ブグローが嫌いな人でも小磯良平は好きだ、という人は多いのではないかと勝手に推測していますが、それって変じゃない?と皮肉の一言も言いたくなります。
(神戸出身の私は小磯良平の大ファンでもあります)
ブグローの描く人物は均整のとれた体つきの美男美女ばかりです。それは私にとってブグローの好きなところの一つなのですが、印象派大好き人間からは、その点についても「通俗的」といった批判がされているようです。
ついでに、ブグラーの「ブシュケの誘惑(ブシュケを略奪するキューピッド)」と「小さな物乞い」もアップしてみます。 いかがですか?
本筋に戻ります。
実はこのブグローのヴィーナスの誕生も、デジカメで撮りたい妻の姿態ではなかったのですが、こうして観ていると、このポーズもムラムラと撮りたくなってきました。
このポーズなら機嫌よく妻も撮らせてくれただろうと思います。ただ問題は、妻に襲いかかりたくなる衝動を抑えて、シャッターをパチリパチリと押している余裕が、私にあったかどうかです。
それともう一つ、興奮のし過ぎでござ候(そうろう)。妻からイエローカードをだされそうです。それも二枚か三枚連続で。アッハー
パソコンの調子が又不安定になってきましたので、明日この続きを書くことにします。
いよいよ本命の「ヴィーナスの誕生」の登場です。