・・・誰でも子供の頃 必ず手にしているお年玉・・・
貰ったときの喜びとあの感触、もう半世紀前のことで記憶も薄れているが、今の子供と比べると、その感激は格段に高かったように思う。
昭和20年代の当時、子供がお金を手に入れる手段といえば、正月にお年玉を貰うことが一番確実性があった。
現在と異なり、親から毎月小遣いが貰えるとは限らず、どうしても欲しいなときは、周辺のガラクタを整理し、金目の物をくず屋に持ち込み、お金にしたものである。
今では、生活も豊かになり、親からの小遣いは滞ることもないだろうし、お年玉も少子化により、額も数も多くなったことなどにより、その感激の差もあって当たり前な気がする。
今でも覚えているが、お年玉で貰った数少ない紙幣を、少しでも多く見せたいため、折りたたみに工夫し、財布に収め ほくそ笑んだものである。
作品は、お年玉袋をガーゼ効果を用い写画にしたもの
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