・・・・久し振りの「育んだ遊びの数々」のカテゴリ・・・・
大人になってからは、囲碁には殆ど触れたことはないが、これから記述することは、小学校の3~6年頃のこと。・・・・・
戦争で焼け出され、一時、田舎住いをし東京に戻つた時は、借家住まいであったことは、既に記述しているが、隣の大家さんの家には、立派な脚付きの分厚い碁盤と、何故か碁笥の中には、太鼓腹の形の石と平べったい石の2種類が這入っており、これらを用い、学校から戻った後 必ずと言っていいほど、家主の子供や近所の子供が数人、大家さんの縁側で、日が暮れるまで遊んだものである。
勿論、遊びはその歳であり本碁でなく、五目並べ、挟み将棋ならぬ挟み碁石、はじきっこ、などで、なかでも"はじきっこ"は、得意で夢中になったものである。
遊びの方法は単純で、平べったい石を用い、黒・白、相対して盤上に置き、変わりばんこに指で撥ね、相手の石を盤上から落とし、最後に残ったほうが勝ちという遊びである。
それぞれの石には、何故か、当時見た映画・・それも洋画のスターの名を書入れ競い合ったものである。
今日は、これがCPゲームに変わり、帰宅後自室に閉じこもり、夢中なっているというが、人との協調性を育むという点で、どっちが幸せなのか。??・・・俺にはわかんねぇ。