ここ、2・3年、6月に入ると近所に住む女房の知り合いから、庭に咲いているというカトレアの切花をいただく。
カトレアは、美しい洋蘭の中でも、華麗、エレガントで花ばなの女王といわれており、花言葉は優美な貴婦人で、花の色によって異なるが、紫は優美な女心という。
そんな気位の高いカトレアも、小さな花瓶の中では4~5日しか持たず、純白な花弁は薄黄色に汚れ、花は萎びてしまい、見るも無残な形となる。
作品は、いつまでも華麗な姿を・・・と思い写画にしてみた。
茶系統をバックに、カトレアの花はエンボス効果で浮き出させ、随所にフレア効果もあり、写真でもなく、と言って絵でもなく、まさに、これぞPCでのみ作り得る写画といえる。
久し振り気に入った作品、画面を大きくし堪能願いたい。