写画へのいざない

父のブログは2005年6月から2010年4月まで、息子のブログは2014年5月から、それぞれご覧いただけます。

臨春閣

2006-03-15 16:21:55 | 風景

 三渓園は大きく分けると、明治39年に一般に公開された外苑と、昭和33年の公開まで、原家の私邸であった内苑とに分けられ、四季の花が楽しめる外苑に対して、内苑では古建築で構成された瀟洒な庭造りが楽しめる。

 題材は内苑の中で最も広い建物で、今から397年前に、紀州徳川家の初代 頼宣 が紀ノ川沿いに建てた、数奇屋風書院造りの我国に残る雄一の大名別荘建築という。
 高殿から、春の気配を庭全面に眺められる、まさに季節にちなんだ建物の名前「臨春閣」にぴったりと言えよう。
 作品はカメラの画質を消すのにいろいろな効果を試みたが、この程度が限度であった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする