写画へのいざない

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奥入瀬の銚子大滝

2005-10-26 13:24:57 | 東北旅行より

    ・・・住まば日の本 遊ばば十和田 歩きゃ奥入瀬3里半・・・
 思わず声にして読みたくなるような、このリズム・テンモフ良さ、明治、大正時代の詩人で評論家、また紀行文や随筆の美文で知られる 大町桂月 が謳ったもので、刻々姿を変える奥入瀬を歩き、その景観の素晴らしさに感嘆したという。
 奥入瀬川の水源は十和田湖で、ここから流れ出た流水は、十和田湖町、十和田市などをとおり太平洋に流れ込む。
 奥入瀬は、この間の焼山から子の口までの 14.2 km(3里半)を、特に奥入瀬渓流と呼び、奥に入るほどに瀬が多くなることから「奥入瀬」と名づけられたという。
 作品はそんな渓流中にある、幾つもの滝のうち、幅 20 m、高さ 7 mと最も大きな滝で、水量の多さからも豪快な景観を作っている 銚子大滝 で、ウォーターカラー効果を用い写画にしたものである。

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