二胡工房 光舜堂

二胡を愛する全ての人へ

シシルイルイしかばねを越えて、終わりに。

2012-05-06 23:31:30 | ★その他 告知など
『シシルイルイ(死屍累々)しかばね(屍)を越えて』 その9まで書き連ねてきた物作りの想いでしたが、終わりにあたり、 そして、開店2周年を迎えるにあたり、 2年前の光舜堂オープン以来 西野の製作して来たまだ数少ない二胡を認めて下さり、 所有して下さっている方々にお伝えしたいことがあります。 【 光舜堂の店舗でお求めになった方 ―― 既に西野製の二胡をお持ちの方へ 】 西野和宏製作の . . . Read more
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シシルイルイ しかばねを越えて、その9.

2012-05-04 07:59:08 | ■工房便り 総合 
死屍累々、屍を越えて。 私が、こんなことを書いているというのは、何も沢山の残骸を作りだし、材料を投入し資金も投入し、大変苦労しましたよという事など書きたいからではありません。 物を作りだすというのは、想いだと言う事なのです。 二胡を作りだすことに対する自分自身の想いです。 光舜堂は、二胡を健全に鳴らすということで存在させたいのです。 他の二胡を販売している方と違い、私自身の経済的な問題で . . . Read more
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シシルイルイ しかばねを越えて、その8。

2012-05-03 10:39:20 | ■工房便り 総合 
話しがそれました、木の事になるとつい夢中になってしまいます。 棹の事です。 棹は同じ樹種ならば、硬い物が、良いという事です。 木の芯に近いところが、一本の木の中では一番硬いのです。 胴は、比較的柔らかい部分が良いようです。 良く振動するからです。 良く振動する皮と胴から発する音を音色というところまで仕立てあげるのは、棹の役割ではないかと気が付いたのは、一つの胴に、色々の種類の木の棹を組 . . . Read more
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シシルイルイ しかばねを越えて、その7。

2012-05-03 08:35:32 | ■工房便り 総合 
これでどうやら、全部の部品が整いました。 部品それぞれには、これで良いところまで仕立てあげたのです。 それでは組み立てですね。 中国では、棹を差し込む胴の穴は、焼き鏝でやっているとのことです。 普通16ミリ×19ミリですから多分、15ミリくらいのドリルで丸い穴をあけて、そこに真っ赤に焼いた鉄の棒を差し込み、焼き切って形にするのでしょう。 しかし鍛冶屋の経験から、鉄の棒を熱する温度の管理が . . . Read more
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シシルイルイ しかばねを越えて、その6.

2012-05-02 10:36:49 | ■工房便り 総合 
花窓はこれは簡単でしたね。 既成の二胡の花窓を取ってしまえばよいのですから。 花窓を付けることによって、音がこもって、二胡の音の感じがするという方もおられます。 花窓取ってみたこと無いのでしょうね。 皆さんの中にも花窓取れてしまった方はかなりいらっしゃると思います。 音変わりましたか、変わるとすれば、高音のブレが無くなるということで、むしろ良い結果では無かったですか? もし他の音の問題 . . . Read more
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シシルイルイ しかばねを越えて、その5。

2012-05-02 10:25:37 | ■工房便り 総合 
そんなこんなで、胴をダメにすること、7台。 ではこの形で、と、胴を量産して、と言っても8台くらいでですか、いよいよ本格的に、二胡作りです。 その試しに作った二胡は、全部がバリサンダー(中国で言う本紫檀)マダガスカルローズウッドです。 たまたま、家具を作る為に、量としてはかなり持っていましたから、最近では、このバリサンダーは殆ど使いませんが、二胡に作ったとしたら、200台分位はあるでしょう、あ . . . Read more
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4月29日(日)二胡弾き達が、西から東から大集結!11:00~18:00~

2012-05-01 18:44:27 | ○営業日の報告日記
二胡を愛する皆様こんばんは、鞄持ち ほぉです。 ゴールデン ウィークが始まりましたね! 9連休の方、11連休の方、カレンダー通りの方、ゆっくり二胡弾けてますか? 思えば、2年前のGWにオープンした光舜堂、 何も考えずシグネチャーカラーを『金』にしてましたが、 黄金週間に誕生したのですからピッタリだったのですねぇ! と、ミョーに納得したところで今週のご報告。 東京、渋谷はとっても良いお天気で . . . Read more
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男は!(閑話休題)

2012-05-01 11:15:56 | ■工房便り 総合 
男は訓練されて初めて、オトコという存在になる。 女は生まれたままで、女という存在。 自信が無く、確証が無く、それでいいよと、女性に言われて初めて、自分が確認できる。 女は、生まれながらに自分が正しいと思えるし、真に正しい。 勇気という男を証明する言葉は、全く自信無く戦わざるを得ない男が、闘いの中で無謀という言葉に気が付いた時に初めて生まれてくる。 その無謀な行動をたまたま無事切りぬけた者 . . . Read more
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