goo blog サービス終了のお知らせ 

つれづれに

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

第95回高校サッカー選手権千葉・準決勝観戦(八千代vs市立船橋)

2016-11-15 07:33:00 | 高校サッカー(インターハイ・選手権他)
結局更新は翌朝という。。。
録画中継があった試合について2日遅れで書いてもしゃあない気がしますが(^^;
個人ブログなのであくまで自己満ということで。ただその分内容はやや長く(笑


第2試合、八千代vs市立船橋。
2年前の準決勝と同じ組み合わせ。
当時も生観戦しましたが、延長の末に2-1で市船が勝利。
市船は準々決勝で千葉明徳の徹底した守備網を突破しきれず、
PKでの薄氷の勝利。今回鬱憤を晴らす爆発が見られるか。
一方の八千代、今季は波に乗れないまま試行錯誤でもがいていた印象でしたが、
選手権でしっかりと準決勝まで駒を進めてきたあたりは流石伝統校。
夏の全国優勝チーム相手にどこまで食い下がるか。









ゲキサカだったか、
決勝トーナメント初戦の八千代の記事を読んだ時に
「堅守速攻のスタイル」と書かれていた。
リーグ戦を思い返しても、八千代にそんなイメージは持っていなかったし、
準々決勝の翔凛との試合でもいつものスキルフルな攻め上がりを見せていましたが、
なるほどこの試合について言えば、完全なる堅守速攻。
5バックで市船の攻めを耐え忍び、素早く攻撃に移る姿勢が明確。
千葉明徳然り、打倒市船のためにはこの戦術が有効なのでしょう。





市船は10番・高選手が序盤にミドルを放つなど、
常に先手でボールを持って、FWに合わせる。今回はワントップに20番。
インターハイやプレミアから背番号を替えている市船のFWですが、
20番は矢野選手。毎試合FWを替えている辺り、市船も試行錯誤か。
その20番へ左サイドからのライナークロス、触るだけのタイミングで触れず、
超決定機を逃してしまった。得点が不足気味の市船だけに決めたかったところ。

八千代は大人数の大音量の声、
市船は少数精鋭と切れ味抜群のチアの応援が交錯する中、
前半24分、左サイド16番のクロスに20番が飛び込んで、市船が先制。
16番は杉山選手。録画中継で解説の方が言っていましたが、
左足のキックの精度が高い選手起用が功を奏した格好。矢野選手も今度は決めて喜び爆発。
これで八千代も攻めるシーンを作る必要が出ましたが、
前半は布陣を変えること無く市船の攻撃を最後まで耐え忍ぶ。





後半の八千代の入り、
10番・菊池選手が猛然とプレスを掛けるなど攻撃に変化が見られそうな姿勢。
しかし程なくボールを持った市船が右から左へ降って再度右、
最後は8番・西羽選手がフリーでシュートを放ったが枠の右に。これまた決定機。
ツメの甘さを見せる市船、八千代にも付け入るスキはある。

その八千代は5バックを解除、ロングスローでPA内に放り込むが、
なかなか決定的なチャンスを作るに至らない。
市船の攻めを凌いでカウンター、チャンスも数度あったが枠内にシュートを放てず。
7番・正田選手の高い位置で奪ってのカウンター移行、
2番・菅選手の長い距離の攻め上がりからのクロス、
いずれも市船守備がしっかり処理して事なきを得る。攻守の切り替えの速さは流石。
終盤、八千代は19番・須場選手を投入したが、
局面を打開するパフォーマンスはなかなか発揮できず。







そのまま1-0、市立船橋が勝利。
内容は結構端折ったものの、後半もチャンスはたくさん作ったが無得点。
八千代の頑張りは勿論あったが、決定的なシーンで決められないのは、
決勝に向けての大きな課題となった印象です。
ただ守備の鉄壁さは不変。高体連相手ではおいそれと突破は許さない凄みを感じる。

八千代も精一杯頑張りましたが、現状の力差はどうしても否めず。
切り替えは難しいと思いますが、県リーグ残り3節を頑張って欲しい。
なんせ現在降格圏の8位ですから・・・選手権のようなパフォーマンスを発揮すれば、
下位に沈むようなチームではないと思えるだけに。


今年も高校サッカー千葉の決勝は、

市立船橋 vs 流経大柏

ここ最近のエントリーに色がついてないのはひとえに時間的余裕のなさですが、
これだけはサイズも色も変えねばなるまいて(笑)

昨年はプレミアからひと通り見て、
「市船が圧勝するのでは」と思いながら観戦。実際3-0で市船が快勝。
でも今年に限っては、全く分からない。
プレミアでの順位は明暗分かれていますが、直接対決の試合を見た限りでは、
明確な差は全く感じなかったし、インターハイ含めてもいずれも接戦。
お互い守備は鉄壁だが攻撃に爆発力を見せてきたということでもなく、
かつ1枠をめぐる争いは相手のよさを消し合う展開になるので、
0-0のスコアレスでPK決着になる可能性すらあると思っています。
果たしてどうなるか・・・?

そしてプレミア勢の壁は、今年も千葉の高校サッカーにおいて高かった。
全国で決勝を争うような2チームですから、簡単ではない。
この壁を突き崩すチームが出てくるのか、今後も見ていきたいなと思いますし、
県リーグの残り3試合も含めて、見届けたいなと。