今回もあまり時間無いですが、久しぶりに写真付き。
とはいえ観戦地点がだいぶピッチから遠いので、アップのショットはほぼ無いですが・・

今年のインターハイサッカー千葉の準決勝の会場は、
柏の葉公園総合競技場。個人的には東総運動場よりだいぶ遠い。
今回初めて首都高〜常磐道経由でぐるっと回って向かったのですが、
16号経由より確かに速いが料金結構かかるし、何より疲れる。
普段首都高を使わない田舎者としては、やっぱり慣れた道路の方がいいです(苦笑
そんなこんなで9時前には着いたのですが、
開場は10時からということを聞き、車内でギリギリまでひと休み。
それでも選手権に比べれば、いい席を取るのも全然余裕。



第1試合、市立船橋vs翔凛。
習志野、日体大柏という千葉県リーグの強豪相手に共に圧勝、
しかもそれぞれシュート1、0と完璧に抑えこんだ市立船橋。
前の日の午後に100分+PK戦の死闘を演じた翔凛がどこまで立ち向かえるか。
あれから24時間経たないうちに市船と相対するというのは、ちょっと酷とも言えますが・・・
(しかも市船は選手も監督も、その100分を見届けている。シード校にはやはり恩恵があります)


前線がアグレッシブに駆けまわってボールを奪いに行く翔凛。
引いて守ってというカタチは見せず、あくまで自分たちのスタイルで臨む様子。
9番と15番コンビネーションで、相手の股を抜くパスも見せた。
しかし市船は落ち着いてボールを回す。個々のガタイもスキルもやっぱり上回る中、
右サイドをワンツーで突破してセンタリング、最後決めたのは11番・村上選手。
前半14分で先制するとその後は一気呵成、22分には2番のロングシュートが鮮やかに決まり、
31分には初のコーナーキックからこぼれ球に素早く反応した11番が押しこんで、
37分にはみたび11番、40分には8番・・・前半だけで5得点。


翔凛も反撃に転じたいのだが、ボールをまともに持てず、
持ってもシュートに持ち込ませてくれない。走らされて体力も削られる。
大量リードの市船、後半からは前線が入れ替わり、先を見据える。
すると後半9分、替わって入った12番が中央で飛び出してシュートを決めきって6点目。
確かに日程の有利不利はあるかも知れないがそれ以前のハナシとして、
これは市立船橋、強すぎる。
終了間際、翔凛に唯一の決定機が訪れたが決めきれず、
逆に40分、こちらも替わって入った23番がループシュートを決めて7点目。
この選手は記事によるとどうやら1年生、郡司選手。
まさに先を見据えた市船、抜かり無し。

7-0、市立船橋が圧勝で全国大会出場。
率直に言って高体連のレベルを超越していると思ったし、
これならプレミアも無敗のまま突っ走れるのではと感じる次第。
まずは全国で強さを見せつけて欲しいし、そうすれば結果は自ずとついてきます。
翔凛は過酷な条件下でしたが、最後まで頑張りました。
力の差は如何ともし難かったですが、この経験を次に活かして欲しいもの。


第2試合、流経大柏vs暁星国際。
市船とは対象的に、プレミアで苦戦を強いられている流経。
公式戦未勝利のまま迎えたインハイ予選も楽な試合はなかったですが、
最少得点ながらも無失点で勝ち切ってここまできた。
3→5バックの堅守に、サイドからの攻撃が威力を見せる暁星国際が、
八千代に続いて流経をも破ってみせるか。




どちらも応援の人数も多く声量も大きく、
さながらJリーグの応援合戦のような趣の中、
やはり流経の方が押し気味に進める。強烈なプレスでボールを奪い、
縦に速く攻めるスタイルは不変だが、細かくつなぐシーンも見せる。
そして今年もロングスロー。去年の織田選手ほどではないがいいアクセント。
暁星国際にもロングスローの武器があり、さながらロング合戦。
攻める流経、守る暁星の構図。幾度かのチャンスはあったが決めきれず、
0-0で折り返し。流経は3試合連続でスコアレスで前半を終える形ですが、
暁星国際としては狙い通りの展開といえるかも。


自分の真後ろの席で、
第1試合の審判団の方々が試合の検証をしていて、
そっちの内容が気になって仕方なかったんですが(^^;
(内容は書きませんが、審判のレベルアップにはこうした検証が不可欠なんだなと感じた次第)
後半入から選手を替えてテコ入れを図った流経、
ロングスローからヘッドで繋いで、最後決めたのは替わって入った11番。
後半12分、流経が暁星の堅い守りをこじ開けてみせた。


これでどう試合が動くかという中、笛が。
流経FK、と思ったがどうやらPK。ファールはPA内でだった模様。
線審の意見が取り入れられた格好ですが、自分の真後ろの席の審判団の方にはどう映ったか(^^;
9番が落ち着いて決めて、流経2点目。後半17分。この2点目は大きい。
その後暁星も選手を交代して打開を図ったが、
流経守備陣は最後まで安定。決定的なシーンは作らせずにタイムアップ。

2-0、流経大柏が暁星国際を破り、全国大会出場。
今季はどうかと思われた流経でしたが、3試合無失点で勝ち上がってみせた。
思えばプレミアも5連敗とはいえ接戦が多く、完敗というのは開幕節くらい。
やれば出来るんだという気持ちは選手たちにあったはずだし、
実際に結果を出したことでプレミアでも変わってくるのではないか。
その意味でもプレミア対決となる市立船橋との決勝戦は、大いに注目できます。
暁星国際は2失点目が大きく響いた格好でしたが、
攻守にバランスのとれたチーム。加えてロングスローという武器もある。
捲土重来を期して、次の機会に備えて欲しいですね。


今年もインターハイサッカーの千葉の2枠は、市船と流経。
プレミア勢の壁はとても高いものであるということが今年も示された格好。
選手権の時期までに、この差は果たして埋められるのか・・・?
そして火曜日は休みにしてあるので、しっかり見届けさせて頂きます!(笑)
とはいえ観戦地点がだいぶピッチから遠いので、アップのショットはほぼ無いですが・・

今年のインターハイサッカー千葉の準決勝の会場は、
柏の葉公園総合競技場。個人的には東総運動場よりだいぶ遠い。
今回初めて首都高〜常磐道経由でぐるっと回って向かったのですが、
16号経由より確かに速いが料金結構かかるし、何より疲れる。
普段首都高を使わない田舎者としては、やっぱり慣れた道路の方がいいです(苦笑
そんなこんなで9時前には着いたのですが、
開場は10時からということを聞き、車内でギリギリまでひと休み。
それでも選手権に比べれば、いい席を取るのも全然余裕。



第1試合、市立船橋vs翔凛。
習志野、日体大柏という千葉県リーグの強豪相手に共に圧勝、
しかもそれぞれシュート1、0と完璧に抑えこんだ市立船橋。
前の日の午後に100分+PK戦の死闘を演じた翔凛がどこまで立ち向かえるか。
あれから24時間経たないうちに市船と相対するというのは、ちょっと酷とも言えますが・・・
(しかも市船は選手も監督も、その100分を見届けている。シード校にはやはり恩恵があります)


前線がアグレッシブに駆けまわってボールを奪いに行く翔凛。
引いて守ってというカタチは見せず、あくまで自分たちのスタイルで臨む様子。
9番と15番コンビネーションで、相手の股を抜くパスも見せた。
しかし市船は落ち着いてボールを回す。個々のガタイもスキルもやっぱり上回る中、
右サイドをワンツーで突破してセンタリング、最後決めたのは11番・村上選手。
前半14分で先制するとその後は一気呵成、22分には2番のロングシュートが鮮やかに決まり、
31分には初のコーナーキックからこぼれ球に素早く反応した11番が押しこんで、
37分にはみたび11番、40分には8番・・・前半だけで5得点。


翔凛も反撃に転じたいのだが、ボールをまともに持てず、
持ってもシュートに持ち込ませてくれない。走らされて体力も削られる。
大量リードの市船、後半からは前線が入れ替わり、先を見据える。
すると後半9分、替わって入った12番が中央で飛び出してシュートを決めきって6点目。
確かに日程の有利不利はあるかも知れないがそれ以前のハナシとして、
これは市立船橋、強すぎる。
終了間際、翔凛に唯一の決定機が訪れたが決めきれず、
逆に40分、こちらも替わって入った23番がループシュートを決めて7点目。
この選手は記事によるとどうやら1年生、郡司選手。
まさに先を見据えた市船、抜かり無し。

7-0、市立船橋が圧勝で全国大会出場。
率直に言って高体連のレベルを超越していると思ったし、
これならプレミアも無敗のまま突っ走れるのではと感じる次第。
まずは全国で強さを見せつけて欲しいし、そうすれば結果は自ずとついてきます。
翔凛は過酷な条件下でしたが、最後まで頑張りました。
力の差は如何ともし難かったですが、この経験を次に活かして欲しいもの。


第2試合、流経大柏vs暁星国際。
市船とは対象的に、プレミアで苦戦を強いられている流経。
公式戦未勝利のまま迎えたインハイ予選も楽な試合はなかったですが、
最少得点ながらも無失点で勝ち切ってここまできた。
3→5バックの堅守に、サイドからの攻撃が威力を見せる暁星国際が、
八千代に続いて流経をも破ってみせるか。




どちらも応援の人数も多く声量も大きく、
さながらJリーグの応援合戦のような趣の中、
やはり流経の方が押し気味に進める。強烈なプレスでボールを奪い、
縦に速く攻めるスタイルは不変だが、細かくつなぐシーンも見せる。
そして今年もロングスロー。去年の織田選手ほどではないがいいアクセント。
暁星国際にもロングスローの武器があり、さながらロング合戦。
攻める流経、守る暁星の構図。幾度かのチャンスはあったが決めきれず、
0-0で折り返し。流経は3試合連続でスコアレスで前半を終える形ですが、
暁星国際としては狙い通りの展開といえるかも。


自分の真後ろの席で、
第1試合の審判団の方々が試合の検証をしていて、
そっちの内容が気になって仕方なかったんですが(^^;
(内容は書きませんが、審判のレベルアップにはこうした検証が不可欠なんだなと感じた次第)
後半入から選手を替えてテコ入れを図った流経、
ロングスローからヘッドで繋いで、最後決めたのは替わって入った11番。
後半12分、流経が暁星の堅い守りをこじ開けてみせた。


これでどう試合が動くかという中、笛が。
流経FK、と思ったがどうやらPK。ファールはPA内でだった模様。
線審の意見が取り入れられた格好ですが、自分の真後ろの席の審判団の方にはどう映ったか(^^;
9番が落ち着いて決めて、流経2点目。後半17分。この2点目は大きい。
その後暁星も選手を交代して打開を図ったが、
流経守備陣は最後まで安定。決定的なシーンは作らせずにタイムアップ。

2-0、流経大柏が暁星国際を破り、全国大会出場。
今季はどうかと思われた流経でしたが、3試合無失点で勝ち上がってみせた。
思えばプレミアも5連敗とはいえ接戦が多く、完敗というのは開幕節くらい。
やれば出来るんだという気持ちは選手たちにあったはずだし、
実際に結果を出したことでプレミアでも変わってくるのではないか。
その意味でもプレミア対決となる市立船橋との決勝戦は、大いに注目できます。
暁星国際は2失点目が大きく響いた格好でしたが、
攻守にバランスのとれたチーム。加えてロングスローという武器もある。
捲土重来を期して、次の機会に備えて欲しいですね。


今年もインターハイサッカーの千葉の2枠は、市船と流経。
プレミア勢の壁はとても高いものであるということが今年も示された格好。
選手権の時期までに、この差は果たして埋められるのか・・・?
そして火曜日は休みにしてあるので、しっかり見届けさせて頂きます!(笑)