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第95回高校サッカー選手権千葉・決勝戦観戦(流経大柏vs市立船橋) ※ただし観戦メインではないです

2016-11-21 07:26:00 | 高校サッカー(インターハイ・選手権他)
疲労困憊の中、録画しておいたチバテレの中継を見とどけて、
そのまま寝てしまいました(笑)

高校サッカー選手権、千葉大会の決勝戦を観戦したわけですが、
ここ数年で数え切れないほどのU-18サッカーの試合を見てきた中で、
今回が一番楽しかったかもしれない。会場の雰囲気、選手のテンション、熱戦、
そしてその他もろもろ。

とても注目された試合で、チバテレで生中継があったし、
試合後たくさんの記事が既にあがっているので、
試合観戦エントリーとしては長々と書く必要性はないと思われる。
なのでチョー個人的なエピソードブログとして書くことにします(^^;



13時05分キックオフの試合でしたが、
フクアリに着いたのは午前5時50分。始発で最寄り駅を出発。
始発でというのはこれまで高校野球千葉の決勝・準決勝観戦で何度か敢行しましたが、
それらはいずれも午前中の試合開始。
高校サッカー注目の試合とは言え、こんなに早く行く必要性は皆無と思われたが、
実験精神というか、ブログのネタとでも言うか(笑

ただし1番乗りではなかった。
自分が写真の撮影地点に着くわずか前に、左から人影が。
まだ夜明け前で真っ暗なのでよく見えないが、どうやら十代の男の子。
話し掛けてみると、某高校のサッカー部のマネージャーさん。
選手ではないため選手証を所持しておらず、チケットを買って入る一般客扱いなのだそう。
一緒に戦う仲間なのだから選手証あげてもいいのに・・・と思いつつ、
この彼も始発で船橋から来て、着いたのは5時半。
誰かいないのかなとスタジアムをぐるっと回って戻ってきたところで自分と遭遇。
つまり自分よりも遥かに早く着いており、ぶっちぎりの一番乗り。
いやーこんなにも実験精神に溢れた若者がいたとは(笑)

しかもこの彼がツイッターで自分のことを知ってくれていたので、
ソッコーで打ち解けまして(^^;色々とお話。
いつもの調子で喋り倒してしまったので、迷惑だったではないかなと振り返りますが、
ずっと一人で佇んでるより全然よかったです、と当時は殊勝に語ってくれました。



朝の千葉は濃霧注意報が出ていて、
霧がどんどん強まって景色が見えなくなる。太陽も出ず、結構冷える。
そして人も来ない(苦笑)来るのは関係者のみ、次々と中に入っていく。
数時間経って、ようやっと3人目。こんどは若い女の子。
これまた某校のサッカー部女子マネさんでした。ただ3年生で既に引退済。
てか自分もツイッターで知っている子でした。あーこの子があの子なのね、と。

ネット上で交流済のため、初対面だけど簡単に打ち解けてハナシが盛り上がる。
これは自分が初めてインターネットの掲示板やチャットに触れ、
その後オフ会に参加した20年近く前に体感したあの感じ。
今の子たちはそれこそ生まれたときからネット環境があるデジタルネイティブなので、
こういうカタチの交流は自分らの世代よりもありふれているのかもしれないな、などと。



その後霧も晴れ、人も増え、いつしか大行列に。
いつもご一緒するフォロワーさん、そのお知り合いの御方、
更には一番乗りのマネージャーの子の友達も交えて大いに盛り上がる。
開場前の大行列の最前列で、初対面同士がここまで盛り上がる光景も面白い。
ほどなくチバテレの方々も行列の取材(?)にやって来たのですが、
白井会場はじめこれまで何度もお目にかかったことのある方々。
覚えて頂けていたようで「よくお会いしますねえ」と切り出されました(笑)
(自分含めその場の人たちも質問を受けましたが、特に中継には反映されてなかったかな)



開場後〜試合については、
冒頭に書いたように自分がくどくど書く必要は無いと思えますが、
流経大柏と市立船橋、全国屈指のライバル関係である両校の応援を中心に、
とてもいい雰囲気の中で試合が行われた。
流経の迫力と華やかさに溢れた応援、市船の個性的なチャント&切れ味抜群のチアも健在。
(なお市船応援スタンドに映る背番号14はワッキー。これには会場も大盛り上がり)























インターハイ決勝のリベンジに燃える流経が序盤からガンガン前に攻め、
ツートップへの放り込み、こぼれ球にも素早く反応してチャンスを作る。
決定機を立て続けに市船守備陣に防がれたが、いつ点は入ってもおかしくない流れの中で、
市船が前半唯一のチャンスを活かして、コーナーキックから原選手のヘッド炸裂、先制。
しかし流経もフリーキックから、最後は菊地選手が鮮やかに同点ゴール。





前半押されっぱなしだった市船が、
後半立ち上がりから推進力を発揮させて、
またもコーナーキックを起点にボールを回して繋いで、
金子選手のセンタリングにドンピシャで頭で合わせたのは太田選手。
後半は市船のボールキープが上がり、前半ほどボールを奪えない流経。





関キャプテンに代わって入った宮坂選手が何度もロングスローを放るが、
市船は杉岡・原両選手を中心に守備陣がことごとく跳ね返す。
チバテレの中継にて、解説の名良橋氏が「対策しているなという感じ」と語っていたが、
自分としても市船にはロングスローは通用しないという印象を昨年から持っていて、
今年は更にパワーアップした守備陣、これは難しいなと。
それでも決定機はあったが、ロングスローから菊地選手のシュートは枠に収まらず。
市船の守備は最後まで安定、流経の攻撃を跳ね返し続けてタイムアップ。











2-1、市立船橋が流経大柏を破って全国大会出場。
0-0のPK決着になるのでは、という自分の予想は前半で覆されましたが、
お互いがプライドをむき出しにして真っ向からぶつかりあった。
一つ一つの攻防がハイレベルで、高校サッカーの頂点なんだなともあらためて実感。
この2強を崩さなくては全国に行けないんだから、千葉の他の高校はしんどいわ・・・
と同時に、こういう試合を会場やテレビの中継で観ることができる辺り、
千葉県の高校サッカーファンは幸せですわ(笑)

市船には全国でもこの強さを見せて欲しいし、
流経は本田監督が言うところの「もうひと仕事」をなんとか頑張って欲しい。
また来シーズンも、一つでも多くこの名勝負を観る機会が持てたらいいなと願っています。

【選手権出場校】千葉・市立船橋|伝統の堅守は圧巻のレベルへ。宿敵破り夏冬連覇へ一歩前進!

【選手権予選】宿敵市船との対決に敗れた流経大柏。最強の敗者が残した爪痕とさらに続く戦い

表彰式後、
高校サッカー選手権千葉大会の優秀選手が発表に。



準々決勝に残ったチーム、準決勝に残ったチームからも、
等しく選出されている。こういう形で選手たちの頑張りを記録に残すのは素晴らしいこと。
ただずっと観てきたものとして、ここに入り切らないほどいい選手は沢山いたんだぞ、とも(苦笑


ツイッターで紹介した動画は、また別途エントリーに貼ることにします。
今回は観戦エントリーというより、自分の個人的エピソードがメインのエントリーですが、
まあ自分のブログなので問題なし!(笑)




第95回高校サッカー選手権千葉・準決勝観戦(八千代vs市立船橋)

2016-11-15 07:33:00 | 高校サッカー(インターハイ・選手権他)
結局更新は翌朝という。。。
録画中継があった試合について2日遅れで書いてもしゃあない気がしますが(^^;
個人ブログなのであくまで自己満ということで。ただその分内容はやや長く(笑


第2試合、八千代vs市立船橋。
2年前の準決勝と同じ組み合わせ。
当時も生観戦しましたが、延長の末に2-1で市船が勝利。
市船は準々決勝で千葉明徳の徹底した守備網を突破しきれず、
PKでの薄氷の勝利。今回鬱憤を晴らす爆発が見られるか。
一方の八千代、今季は波に乗れないまま試行錯誤でもがいていた印象でしたが、
選手権でしっかりと準決勝まで駒を進めてきたあたりは流石伝統校。
夏の全国優勝チーム相手にどこまで食い下がるか。









ゲキサカだったか、
決勝トーナメント初戦の八千代の記事を読んだ時に
「堅守速攻のスタイル」と書かれていた。
リーグ戦を思い返しても、八千代にそんなイメージは持っていなかったし、
準々決勝の翔凛との試合でもいつものスキルフルな攻め上がりを見せていましたが、
なるほどこの試合について言えば、完全なる堅守速攻。
5バックで市船の攻めを耐え忍び、素早く攻撃に移る姿勢が明確。
千葉明徳然り、打倒市船のためにはこの戦術が有効なのでしょう。





市船は10番・高選手が序盤にミドルを放つなど、
常に先手でボールを持って、FWに合わせる。今回はワントップに20番。
インターハイやプレミアから背番号を替えている市船のFWですが、
20番は矢野選手。毎試合FWを替えている辺り、市船も試行錯誤か。
その20番へ左サイドからのライナークロス、触るだけのタイミングで触れず、
超決定機を逃してしまった。得点が不足気味の市船だけに決めたかったところ。

八千代は大人数の大音量の声、
市船は少数精鋭と切れ味抜群のチアの応援が交錯する中、
前半24分、左サイド16番のクロスに20番が飛び込んで、市船が先制。
16番は杉山選手。録画中継で解説の方が言っていましたが、
左足のキックの精度が高い選手起用が功を奏した格好。矢野選手も今度は決めて喜び爆発。
これで八千代も攻めるシーンを作る必要が出ましたが、
前半は布陣を変えること無く市船の攻撃を最後まで耐え忍ぶ。





後半の八千代の入り、
10番・菊池選手が猛然とプレスを掛けるなど攻撃に変化が見られそうな姿勢。
しかし程なくボールを持った市船が右から左へ降って再度右、
最後は8番・西羽選手がフリーでシュートを放ったが枠の右に。これまた決定機。
ツメの甘さを見せる市船、八千代にも付け入るスキはある。

その八千代は5バックを解除、ロングスローでPA内に放り込むが、
なかなか決定的なチャンスを作るに至らない。
市船の攻めを凌いでカウンター、チャンスも数度あったが枠内にシュートを放てず。
7番・正田選手の高い位置で奪ってのカウンター移行、
2番・菅選手の長い距離の攻め上がりからのクロス、
いずれも市船守備がしっかり処理して事なきを得る。攻守の切り替えの速さは流石。
終盤、八千代は19番・須場選手を投入したが、
局面を打開するパフォーマンスはなかなか発揮できず。







そのまま1-0、市立船橋が勝利。
内容は結構端折ったものの、後半もチャンスはたくさん作ったが無得点。
八千代の頑張りは勿論あったが、決定的なシーンで決められないのは、
決勝に向けての大きな課題となった印象です。
ただ守備の鉄壁さは不変。高体連相手ではおいそれと突破は許さない凄みを感じる。

八千代も精一杯頑張りましたが、現状の力差はどうしても否めず。
切り替えは難しいと思いますが、県リーグ残り3節を頑張って欲しい。
なんせ現在降格圏の8位ですから・・・選手権のようなパフォーマンスを発揮すれば、
下位に沈むようなチームではないと思えるだけに。


今年も高校サッカー千葉の決勝は、

市立船橋 vs 流経大柏

ここ最近のエントリーに色がついてないのはひとえに時間的余裕のなさですが、
これだけはサイズも色も変えねばなるまいて(笑)

昨年はプレミアからひと通り見て、
「市船が圧勝するのでは」と思いながら観戦。実際3-0で市船が快勝。
でも今年に限っては、全く分からない。
プレミアでの順位は明暗分かれていますが、直接対決の試合を見た限りでは、
明確な差は全く感じなかったし、インターハイ含めてもいずれも接戦。
お互い守備は鉄壁だが攻撃に爆発力を見せてきたということでもなく、
かつ1枠をめぐる争いは相手のよさを消し合う展開になるので、
0-0のスコアレスでPK決着になる可能性すらあると思っています。
果たしてどうなるか・・・?

そしてプレミア勢の壁は、今年も千葉の高校サッカーにおいて高かった。
全国で決勝を争うような2チームですから、簡単ではない。
この壁を突き崩すチームが出てくるのか、今後も見ていきたいなと思いますし、
県リーグの残り3試合も含めて、見届けたいなと。




第95回高校サッカー選手権千葉・準決勝観戦(流経大柏vs東京学館浦安)

2016-11-14 07:15:00 | 高校サッカー(インターハイ・選手権他)
この土日はかなり慌ただしく、
土曜日は川崎で観劇。遅い時間だったので五井にて前泊して、
向かった先が



またゼットエーオリプリスタジアム。
文化の日以来の今回は、高校サッカー選手権千葉の準決勝。
選手権の全国大会での千葉代表の試合はフクアリにシフトしており、
かつリーグ戦で来る機会もなく、来るのは選手権千葉の決勝トーナメントのみ。
ホテルから歩きましたが、いや結構距離あっておっさんには辛い(^^;

チバテレで録画中継が行われたこともあるし、
エントリーそのものは長くせず簡潔にしたいと思いますが、
2試合ともとても沢山の人が入った。高校サッカー千葉の注目度の高さがわかります。
(今年のインターハイ全国大会の決勝を千葉勢同士で戦ったわけで、注目されるのも当然か)

第1試合、流経大柏vs東京学館浦安。
学浦は初の4強ですが、選手権ではコンスタントに勝ち残っている印象。
8強から先が難しいということなんだなと思わされますが、
相手は全国準優勝チーム。持ち前の寄せの速さと縦の速さで突破成るか。
ブラバンも入った応援の熱量、音量では流経をリードしていました。
(野球の応援が多かったですが、野球部の人達も来ていたと中継で聞いて納得)













毎回メンバーや配置がかわる流経ですが、
今回は3番・生方選手が前め。FWには11番・古谷選手。今大会初と思われる。
10番・本田選手の強烈シュートが枠内に飛んだが、
学浦の岡田GKがファインセーブで防いで大歓声。今日も抜群の反射神経を見せる。
学浦も中盤での球際は互角に戦えているなと思えたが、
ただ流経の守備を突破してシュートに持ち込むシーンは作れない。





流経は様々な選手がロングスローを放ってチャンスメークする中、
(↑練習でロングスローのキャッチボールがあるくらいだから、誰もができるのでしょう)
前半25分に先制を決めたのは、11番のヘッド。山なりで岡田GKも届かず。
学浦も前へ前へと言う姿勢をみせ、スルーパスも敢行するが繋がらない。
フリーキックもGKに取られてしまい、シュートを放つことが出来ず前半終了。





後半に入り、学浦の応援がより激しさを増して選手を鼓舞。
大声援の真ん前でのフリーキックは、枠の右にそれてしまいため息。
その後も幾度かの放り込み、左サイドの攻めが見られたが、
流経はCBを中心に安定した守備、危ないシーンを作らせない。

その学浦左サイドからの攻めがいい形となって、
クロスから惜しいシュートが放たれた直後、流経に追加点。
その数分前に代わって入った7番・加藤選手がボールを強引に奪ってドリブル、シュート。
後半32分での2点目はかなり大きく、守備陣が更に盤石の動きを発揮。
学浦の縦の攻撃を封じ、一人ひとりが技術の高さもみせてボールを持つ。







2-0、流経大柏が勝利。
大会初スタメンの選手、替わった選手が得点をあげるなど、
采配ズバリな印象ですが、根幹は安定した守備。
スーパー1年生・関川選手は相変わらず高い打点、他の選手も同様。
プレミアで善戦すれども終盤に失点して敗戦を重ねた経験が活きているのか、
試合を重ねるごとに安定度を増して、今年も決勝進出。
関キャプテンはインタビューで思わず市船の名前を出してしまい、
「まだ(決勝の相手は)市立船橋とは決まっていませんが!」と小倉アナにツッコまれて苦笑するシーンも。

学浦は自分たちのスタイルを貫いて、跳ね返されてしまった格好。
選手権ではサッカー部の歴史に新たな1ページを刻みましたが、
あと3試合となったリーグ戦で、1部再昇格を果たせるか。
翔凛、習志野といった上位勢との試合をまだ残していますが、
本日のような果敢な試合運びを見せれば、結果はついてくるのではないか。


本来2試合を一つのエントリーにするはずだったんですが、
2試合目を書く時間を作れないのでもうアップさせます。
こんな予定ではなかったんですが・・ひとえに起床時間が遅くなったせいです(^^;




続・高校サッカー千葉、準々決勝(東総の動画紹介のみ)

2016-11-08 07:13:00 | 高校サッカー(インターハイ・選手権他)
日曜日の試合の動画で、
ツイッターに載せていた分をそのまま貼るだけのエントリーです(笑)























明徳の関根GKのセーブシーンが3つありますが、
今年の市立船橋のJ内定トリオ(高、原、杉岡)のシュートですから価値がありますね。
PKまでもつれたものの強さを誇示した市船に対し、八千代はどう挑む・・・?

そんな高校サッカー千葉も、準決勝以降は有料試合。
ということで



準決勝&決勝のチケット、既にゲット。
昨日の帰りにセブンイレブンに寄って、セブンチケットから購入すれば、
手数料なしの900円。コレはお得ですね。

なお準決勝は前日に遅くまで川崎に所用で向かう関係で、前泊です(^^;




第95回高校サッカー選手権千葉・準々決勝観戦(6日・東総運動場)

2016-11-07 07:18:00 | 高校サッカー(インターハイ・選手権他)
日曜日に向かったのは
(ワンパターンの書き出しで恐縮ですが(笑))



東総運動場。
勝手知ったる場所でスムーズに着きましたが、
開門前の段階で結構な人数が並んでいる。その殆どが市船父母会と思しき方々。
自分は近めなので割とすぐ来れる方ですが、
船橋方面からだとどれくらいかかるんだろう。流石の気合を感じます。

高校サッカー千葉の準々決勝、
第1試合は市立船橋vs千葉明徳。
昨年夏のインターハイ千葉準決勝の再戦、しかも会場も同じ東総。
あの時は明徳が早々に先制して、がっちりブロックを固めて守り続けたが、
後半一気に逆転された。1年経ってメンバーも変わり、
今季の市船は夏のインターハイで全国制覇、明徳は1部リーグで僅差の首位争い。
首位がジェフU-18だから、高体連勢の中では突出したカタチ。
お互い更に力を増して相見えます。











いきなり市船がビッグチャンス、
するすると左サイドから抜け出した14番・太田選手が1対1でシュート、GKが好セーブ。
その後も市船が強さを発揮して中盤でも競り勝ち、PA付近へ展開。
コーナーキックから10番・高選手が強烈なミドルを放って、またもGKがビッグセーブ。
本日の明徳・関根GKは大当たりの予感。





対する明徳も11番・阿部選手が快速を見せて、
市船の原選手を振り切るシーンを見せて歓声が上がる。
市船DFのミスを逃さず左サイドから、あわやというシュートシーンも作った。
しかしやっぱり市船の方がチャンスメークは格段に多く、
相手が引いているとみるや5番・杉岡キャプテンが強烈なシュートを放つ。
前半中ごろからは明徳が引き気味になり、市船が一方的に回す展開も、
決定機も多々ある中でスコアは動かない。





後半になると明徳の守りの陣容はさらに強まる。
5バック、いや6バック。絶対に1点はやらないという守り。
これは1点入ってしまうとガクッと来てしまう格好ですが、
今年の明徳のレベルで守備を固めるとなれば、市船とは言えおいそれとは行かない。
ワンツーからの崩しからクロスに19番・村上選手が飛び込んだが合わず、
同じくワンツーから7番・原選手が抜け出したがシュートはブロックされる。
時折見せる明徳のカウンターは、市船が盤石の守備で処理。

市船から何本コーナーキックが放たれたか・・・
完全にワンサイドな後半ですが、スコアのみ動かない。
市船も次々に選手交代を見せて更にプレッシャーを掛けるが、
明徳も体力を削られる中、集中を切らさない。
終盤は市船の4連続コーナーキック、明徳最後まで耐えきって前後半終了。





前日の流経大柏と同じ、
市立船橋の選手たちもまた、一切脚のケア無く立って監督の話を聞く。
流経しかり、延長になるとよりそうした差が出やすくなるなと思っていたが、
幾度となく放たれ続けるコーナーから、関根GKがまたまたスーパーセーブで大歓声。
更にコーナーからの決定機はバーに阻まれる。
市船も攻撃に手詰まり感があって、相手GKが神がかり、バーにも阻まれる。
これはPKの匂いが・・・

自分のツイッターを見てもらえればと思いますが、
延長後半はもうツイートが酷いことになっていまして(苦笑)
緊迫感からノドがカラカラになっておりました。
100分間、市立船橋の攻めを耐えきった千葉明徳。遂にPKへ。
瞬間、自分の前の列に座っていた明徳OBの面々から雄叫びがあがる。







PKもまたツイッター実況したので写真や動画はないですが、
1本めで明徳GKが止めてみせて、ツイッターでの反応は最高潮。
しかし2本目を市船GKが止めて並んで、最後5本目、
明徳の選手が外し、市船の選手が決めて勝負あり。







0-0、PK4-3。市立船橋が薄氷の準決勝進出。
引いて守られる展開は市船クラスの強豪校の宿命とも言えますが、
これまではこじ開けてきたが、今回は難しくなった。
市船としたら今後に向けての大きな課題が残ったといえるかも知れませんが、
千葉県予選の準々決勝でこの苦しみを味わった事は前向きに捉えられるかも。
試合中何度も頭を抱えていた朝岡監督の安堵の笑顔が印象的です。

千葉明徳は打倒・市船のための割り切った戦術でしたが、
それでも無失点で最後まで終えることは簡単に出来ることではない。
もう一歩のところでジャイアントキリングは成りませんでしたが、
一時ツイッターで「千葉明徳」というワードが検索トレンドにあがっていたそうで、
その名前は全国に知れ渡ったはず。
選手権は終わりましたが、ジェフU-18を乗り越えてプリンスへの道を開けるか。
サッカー部としての新たな高みを目指して、頑張って欲しいです。


ちと第1試合について書きすぎて時間が・・・(^^;
第2試合、八千代vs翔凛。
今シーズンは八千代が関東大会準優勝、翔凛がインハイ千葉ベスト4と、
結果を残している中での選手権。ただしリーグ戦での成績は明暗。
リーグカテゴリが違うとは言え、実力的には伯仲しているチーム同士と思えます。











大きなポイントは、強風。
東総運動場はスタンドから見て右から左に強い風が吹く傾向があるが、
この試合でも同様。とすると前半は八千代、後半は翔凛がそれぞれ有利。
実際前半は八千代が持ち前の個々のスキルを発揮させて優勢。
中でも左サイドの19番、小柄ながらいい動きをみせて何度もチャンスを演出。





そんな中で、先制点は八千代に転がり込む。
前半13分、翔凛DFのクリアボールが選手にあたって跳ね返って、
そのままゴールイン。自分の目には翔凛の選手に当たったように見えたが、
実際は八千代の選手に当たったみたい。ともあれ翔凛としてはアンラッキーな失点に。
18分、前述の八千代19番が左サイドからのミドルシュートがきれいな弧を描いてゴール。
得点力不足に陥ってリーグ戦で敗戦を重ねた八千代が、前半で2点をリード。
翔凛もFWの11番、山後選手が快速をみせてシュートを放つが、
バーに当たったろうか、ゴールに嫌われて得点ならず。





後半、今度は風上に立った翔凛が優勢に。
ゴールキックがよく伸び、遠目からのフリーキックもぐんぐん。
更にはロングスローも効果的に放り込まれる。
八千代も寄せの速さは前半から変わらず、ボールを奪ってからサイドに振ってクロス。

後半22分、翔凛が1点。右サイドからのマイナスクロスを受けて、
キャプテン10番がターンしつつシュート、ゴール左に決まって2-1。
直後にスーパーミドルで同点、と思ったがその直前に笛が鳴っていた。
ファールがあったようで、得点認められず。どういうファールだったのか観ていなくて、
ただシュートの直前に笛が鳴ったのだけは聞こえていた。またしても翔凛はアンラッキー。

その後スコア動かずアディショナルタイム、翔凛はGKもあがって勝負に出る。
コーナーキックからそのGKが八千代の選手をブロックしてスローインに持ち込み、
ロングスローを放り込んだがラインを割り、終了の笛。
実は後で録画した動画を見ると、最後八千代の選手の手にあたってラインを割ったようにみえる。
翔凛の監督や選手が抗議していたのはおそらくそこの部分と思いますが、
覆ることはなかった。







2-1、八千代が翔凛に勝利。
2回戦を神がかり的に追いついて勝利した勢いをそのまま持ち込んで、
(↑アディショナル最後の最後、あがっていたGKがヘッドを押し込んで追いついてPK勝ち)
序盤の2点を守りきった。個々の確かなスキルに磨きをかけて、
市立船橋の壁に挑む。本日の明徳戦を一つの参考にできるか・・・?

翔凛としては失点の場面しかり、
2点目を取り消された場面しかり、そして最後のプレー然り、
アンラッキーな場面が重なってしまっての敗戦。
後半はいいプレーをみせていただけに・・・という思いも残りますが、
前を向いて残り3節、頑張って欲しい。まだ1部昇格の可能性は残っていますから。


2試合とも結構な数の動画を撮りましたが、その分写真は実に少ない。
やっぱりツイートして写真撮って録画してというのは無理がありすぎる(苦笑
既にツイッターであげている動画については、また帰宅後にブログに載せる予定。
(今それをしないのは、ひとえに時間がないからです(^^;)