7月10日(日)、向かったのは

法典公園。
この日の観戦については、もうだいぶ前から決めていました。
第1試合、2部Aリーグの大一番・市立船橋Bvs専大松戸。
共にここまで無敗同士。専松は7戦全勝、市船Bは6勝1分。
優勝&1部昇格を占う首位攻防の第1ラウンド。
更に場所も近場(な方)とくれば観ないわけにはいきません。
(↑電車・バス・徒歩で計1時間半を近場と言っていいのかは分かりませんが(笑))
前日に同会場で行われたプレミア上位対決(市立船橋vsFC東京U-18)は、
悪天候にもかかわらず大いに盛り上がったそうですが、
市船Aチームの父母会応援席にはどちらかと言うとピリピリ感が漂うフシがあって、
前日の試合も判定をめぐって、応援席は結構荒れ気味になっていたのだそう。
父母会も「常勝市船」のプライドを持って臨んでいる表れなのだと思いますが、
首位攻防とはいえ市船Bの応援席は比較的リラックス、和気あいあいとしている感じ。
試合開始直前の「市立船橋!」のコールはBチームでも同様に行われましたが、
専松父母会から「専大松戸!」のコールが飛んで、これには市船B父母会も大受け。
専松の選手も二度見していたな(笑)こういう雰囲気もいいものです。
もっとも試合に入れば応援席にも相応にエキサイトするシーンは有りますが、
ピリピリ感は最後までありませんでした。


専松が序盤から持ち味のパスワークで攻め上がり、
連続シュートを仕掛ける場面もあったが市船B守備陣が防ぐ。
更に相手が自陣でボールを回すと、果敢にプレスを掛ける。
市船Bも9番が切れのあるドリブルでチャンスメーク。
やや専松優勢に流れた前半16分、パスがしっかりと繋がって、
ためらわずシュートを撃ち込んだのは17番・森實キャプテン。専松が先制。
その後は徐々に市船Bがボールを運ぶシーンが増えるも、
決定的シーンは作れずにいたのですが、PA付近で9番が倒されてFK。
(監督はPKをアピールも覆らず。自分の目にもPA内に見えたくらい微妙でした)
ここで14番が直接打ち込んで、同点に。前半43分。
追いつかれた専松、すかさず攻め込んでFK獲得。
こちらも直接ゴールを狙ったが、市船B・長谷川GKがファインセーブ。
セットプレーなら何とか録画できます(笑)
1対1の同点で前半終了、折り返し。


杉岡選手、高選手といった市船Aチームの主力メンバーも観戦する中、
後半は入りから積極的に攻める市船B、実を結んだのは7分。
最前線の4番がドリブルで切れ込んで威力のあるシュートを打ち込み、2-1。
逆転を許した専松も攻撃のギアを上げ、パスワークにサイドチェンジを交えて攻める。
唸るような連携でPA内への攻め上がり、サイドで粘ってセンタリング、
そしてロングスローからの速攻、更にはコーナーキック・・決定機も多かったが決めきれない。


市船B守備陣もカラダを張って守り、素早い攻めでゴール前まで運んでみせる。
ハイレベルな攻防の最後の最後、アディショナルタイム1分に、
19番の強烈なシュートがネットを揺らし、市船Bが3点目。

3-1、市立船橋Bが勝利。
これで市船Bが7勝1分・勝ち点22で首位、専松は7勝1敗・勝ち点21で2位に。
首位攻防にふさわしい試合を見せた両チーム、今後もおいそれと負けそうにない。
第2ラウンドは結構早め、第11節に予定されています。
第2試合、中央学院vs千葉明徳。
昨年の選手権以来の公式戦での激突となる両チームですが、
リーグ戦ではここまで明暗が分かれている(明徳2位、中院9位)。
中院は流経戦(インハイ)を見た限り、そんなに低迷するようなチームではないと思えるが、
上位チーム相手に勝利して、上昇気流に乗りたいところ。


一方の千葉明徳の試合を見るのは久しぶりですが、これまでと何かが違う。
端的にいうと、左サイドで爆発的な攻撃力を誇る11番・阿部選手の風貌が違う。
背番号が同じなだけで、別人なのでは?と思ったほど。
ただ試合開始わずか5分で、カウンターの速攻から明徳が先制したのですが、
決めたのはその11番。圧倒的なスピード、決めた後のガッツポーズはこれまでと同じ。
「コータ」と名前を呼ばれていたから、同一人物でどうやら間違いない。
では何がこれまでと違うって、髪型。スッキリ短くなってどうやら夏仕様。
髪型ひとつで人って印象変わるものなのね(笑)


前半は中央学院がボールを保持して回しながら、
千葉明徳の守備網を崩すべく何度もトライを繰り返す。
そして明徳は隙を突いてカウンターを繰り出す、という構図。
ワンタッチパスにヒールパスも交える、これぞ中院という攻めの中心は、
やっぱり7番・児玉キャプテン。その他の選手の足元の技術も確か。
明徳は3番・吉田キャプテンを中心とした守りが強固で、
更には関根GKがよく通る声で明瞭な指示を選手に与える。
前半終わり間際には、誰が放ったかはハッキリわからなかったが、
中央学院のループシュート、同点かと思ったが明徳GKがジャンプ一番はじき出した。
これには中院父母会の方々も、相手を褒めるしか無い。


前半はなかなか相手守備を崩しきれなかった中院でしたが、
後半3分、右サイドを突破してライナー性のセンタリングに合わせたのは、
恐らく9番。立ち上がりで追いついて一気に盛り上がる。
相手の守備網をこじ開けるシーンが徐々に増え、逆転の匂いが漂う。
7番の突破から決定的なチャンスもあったが、明徳も最後のシュートは打たせず。
そして明徳も鋭いカウンターを見せるが、ゴールネットを揺らすには至らない。
更には両チームのGKが活躍。
中央学院の選手が飛び出して1対1のシーン、明徳GKが見事な反応で防げば、
明徳11番の素早いドリブルからのシュートを中院GKがナイスセーブ。
後半29分にコーナーキックから3番のヘッドが決まって明徳が突き放せば、
中院は左右に振ってからのセンタリング、最後スライディングシュートを決めたのは何番だったか、
わずか数分後に同点。お互いが勝利に向けた執念を見せる。

中院逆転ゴールかという強烈な7番のシュートを明徳GKが防いだ後、
明徳コーナーキックからの攻防でその7番・児玉キャプテンが足を痛めて交代。
それでも攻撃を続けた中院、PA内で15番が倒されてPK。
既に後半アディショナルタイム、決まれば勝利が大きく近づく場面で、
明徳の関根GKが止めてみせて大歓声。

最後の最後、起死回生かと思われた明徳11番のシュートはポスト、
終了の笛が鳴るまで大いに緊迫した試合は、2-2の引き分け。
両チームの個性、気持ちがぶつかり合って、ビッグプレー連発の好ゲーム。
第1試合といい、観に来てホントよかったわ〜(笑
次節は中断前最後のリーグ戦で、さながら祭の趣。
何が祭かというと、それは次のエントリーをお楽しみに・・・
ってスケジュール表見れば分かるハナシですが(^^;

法典公園。
この日の観戦については、もうだいぶ前から決めていました。
第1試合、2部Aリーグの大一番・市立船橋Bvs専大松戸。
共にここまで無敗同士。専松は7戦全勝、市船Bは6勝1分。
優勝&1部昇格を占う首位攻防の第1ラウンド。
更に場所も近場(な方)とくれば観ないわけにはいきません。
(↑電車・バス・徒歩で計1時間半を近場と言っていいのかは分かりませんが(笑))
前日に同会場で行われたプレミア上位対決(市立船橋vsFC東京U-18)は、
悪天候にもかかわらず大いに盛り上がったそうですが、
市船Aチームの父母会応援席にはどちらかと言うとピリピリ感が漂うフシがあって、
前日の試合も判定をめぐって、応援席は結構荒れ気味になっていたのだそう。
父母会も「常勝市船」のプライドを持って臨んでいる表れなのだと思いますが、
首位攻防とはいえ市船Bの応援席は比較的リラックス、和気あいあいとしている感じ。
試合開始直前の「市立船橋!」のコールはBチームでも同様に行われましたが、
専松父母会から「専大松戸!」のコールが飛んで、これには市船B父母会も大受け。
専松の選手も二度見していたな(笑)こういう雰囲気もいいものです。
もっとも試合に入れば応援席にも相応にエキサイトするシーンは有りますが、
ピリピリ感は最後までありませんでした。


専松が序盤から持ち味のパスワークで攻め上がり、
連続シュートを仕掛ける場面もあったが市船B守備陣が防ぐ。
更に相手が自陣でボールを回すと、果敢にプレスを掛ける。
市船Bも9番が切れのあるドリブルでチャンスメーク。
やや専松優勢に流れた前半16分、パスがしっかりと繋がって、
ためらわずシュートを撃ち込んだのは17番・森實キャプテン。専松が先制。
その後は徐々に市船Bがボールを運ぶシーンが増えるも、
決定的シーンは作れずにいたのですが、PA付近で9番が倒されてFK。
(監督はPKをアピールも覆らず。自分の目にもPA内に見えたくらい微妙でした)
ここで14番が直接打ち込んで、同点に。前半43分。
市立船橋B、同点に追いつく直接フリーキック pic.twitter.com/uIGhPhrKzf
— Koki Muta (@km_zap) July 10, 2016
追いつかれた専松、すかさず攻め込んでFK獲得。
こちらも直接ゴールを狙ったが、市船B・長谷川GKがファインセーブ。
追いつかれた直後の専大松戸フリーキック、GKのファインセーブに阻まれ勝ち越しゴールならず pic.twitter.com/Qw3K6mU4Zq
— Koki Muta (@km_zap) July 10, 2016
セットプレーなら何とか録画できます(笑)
1対1の同点で前半終了、折り返し。


杉岡選手、高選手といった市船Aチームの主力メンバーも観戦する中、
後半は入りから積極的に攻める市船B、実を結んだのは7分。
最前線の4番がドリブルで切れ込んで威力のあるシュートを打ち込み、2-1。
逆転を許した専松も攻撃のギアを上げ、パスワークにサイドチェンジを交えて攻める。
唸るような連携でPA内への攻め上がり、サイドで粘ってセンタリング、
そしてロングスローからの速攻、更にはコーナーキック・・決定機も多かったが決めきれない。


市船B守備陣もカラダを張って守り、素早い攻めでゴール前まで運んでみせる。
ハイレベルな攻防の最後の最後、アディショナルタイム1分に、
19番の強烈なシュートがネットを揺らし、市船Bが3点目。

3-1、市立船橋Bが勝利。
これで市船Bが7勝1分・勝ち点22で首位、専松は7勝1敗・勝ち点21で2位に。
首位攻防にふさわしい試合を見せた両チーム、今後もおいそれと負けそうにない。
第2ラウンドは結構早め、第11節に予定されています。
第2試合、中央学院vs千葉明徳。
昨年の選手権以来の公式戦での激突となる両チームですが、
リーグ戦ではここまで明暗が分かれている(明徳2位、中院9位)。
中院は流経戦(インハイ)を見た限り、そんなに低迷するようなチームではないと思えるが、
上位チーム相手に勝利して、上昇気流に乗りたいところ。


一方の千葉明徳の試合を見るのは久しぶりですが、これまでと何かが違う。
端的にいうと、左サイドで爆発的な攻撃力を誇る11番・阿部選手の風貌が違う。
背番号が同じなだけで、別人なのでは?と思ったほど。
ただ試合開始わずか5分で、カウンターの速攻から明徳が先制したのですが、
決めたのはその11番。圧倒的なスピード、決めた後のガッツポーズはこれまでと同じ。
「コータ」と名前を呼ばれていたから、同一人物でどうやら間違いない。
では何がこれまでと違うって、髪型。スッキリ短くなってどうやら夏仕様。
髪型ひとつで人って印象変わるものなのね(笑)


前半は中央学院がボールを保持して回しながら、
千葉明徳の守備網を崩すべく何度もトライを繰り返す。
そして明徳は隙を突いてカウンターを繰り出す、という構図。
ワンタッチパスにヒールパスも交える、これぞ中院という攻めの中心は、
やっぱり7番・児玉キャプテン。その他の選手の足元の技術も確か。
明徳は3番・吉田キャプテンを中心とした守りが強固で、
更には関根GKがよく通る声で明瞭な指示を選手に与える。
前半終わり間際には、誰が放ったかはハッキリわからなかったが、
中央学院のループシュート、同点かと思ったが明徳GKがジャンプ一番はじき出した。
これには中院父母会の方々も、相手を褒めるしか無い。


前半はなかなか相手守備を崩しきれなかった中院でしたが、
後半3分、右サイドを突破してライナー性のセンタリングに合わせたのは、
恐らく9番。立ち上がりで追いついて一気に盛り上がる。
相手の守備網をこじ開けるシーンが徐々に増え、逆転の匂いが漂う。
7番の突破から決定的なチャンスもあったが、明徳も最後のシュートは打たせず。
そして明徳も鋭いカウンターを見せるが、ゴールネットを揺らすには至らない。
更には両チームのGKが活躍。
中央学院の選手が飛び出して1対1のシーン、明徳GKが見事な反応で防げば、
明徳11番の素早いドリブルからのシュートを中院GKがナイスセーブ。
後半29分にコーナーキックから3番のヘッドが決まって明徳が突き放せば、
中院は左右に振ってからのセンタリング、最後スライディングシュートを決めたのは何番だったか、
わずか数分後に同点。お互いが勝利に向けた執念を見せる。

中院逆転ゴールかという強烈な7番のシュートを明徳GKが防いだ後、
明徳コーナーキックからの攻防でその7番・児玉キャプテンが足を痛めて交代。
それでも攻撃を続けた中院、PA内で15番が倒されてPK。
既に後半アディショナルタイム、決まれば勝利が大きく近づく場面で、
明徳の関根GKが止めてみせて大歓声。
終了間際、中央学院のPKを千葉明徳GKが止めたシーン pic.twitter.com/Hucntb8qIG
— Koki Muta (@km_zap) July 10, 2016

最後の最後、起死回生かと思われた明徳11番のシュートはポスト、
終了の笛が鳴るまで大いに緊迫した試合は、2-2の引き分け。
両チームの個性、気持ちがぶつかり合って、ビッグプレー連発の好ゲーム。
第1試合といい、観に来てホントよかったわ〜(笑
次節は中断前最後のリーグ戦で、さながら祭の趣。
何が祭かというと、それは次のエントリーをお楽しみに・・・
ってスケジュール表見れば分かるハナシですが(^^;