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魁皇引退に際し

2011-07-19 23:32:00 | 相撲
「感謝でいっぱい」魁皇引退コメント全文

若貴や曙と同期入幕であることは有名と思いますが、
いわゆる「同部屋力士」がいないため常にひとりで立ち向かわなくてはならなかった。
そんな魁皇と曙を応援していたのがちょうど10~15年前くらいだったか。
当時自分がサイトを持っていた頃に設置していたBBSでそう書いた記憶もあります。
(もっとも僕は魁皇の師匠・魁輝のファンでもあったので、ある意味応援期間長いな(笑))

福岡に居た時に九州場所を見に行きましたが、
閑散とした平日の取組において、魁皇の人気だけは別格。
NHK福岡では特集番組が組まれていたこともあった。
確か幕内通算勝ち星の記録更新時だったか。


昨今の無粋極まりない相撲環境もあって、
最後の通算勝ち星記録更新は千代の富士の時と比べて静かなものでしたが、
満身創痍な中長年頑張り続けてファンを楽しませてくれた事に、今はただ感謝ですね。
本当にお疲れさまでした。


あらためてご挨拶

2010-06-23 18:37:00 | 相撲
明日、熊本へ発ちます。
目的・詳細については今まで全然書いてこなかったのですが

就農(のための修行)

熊本・水俣の山奥にある父方の実家で、叔父に師事し農業をやります。
農業の危機を言われて久しい昨今、国家の土台を担うといえば聞こえはいいですが、
横たわるのは「後継が居ない」という切実な問題。
とはいえこれは強制ではなく、自分自身で決めた事。
全くの未経験分野なので暗中模索な日々が続くと思うけど、
とにかくやるだけやってみようと。

就農の際に最低限の条件として挙げたのが

ネットが出来ること

立地的には正真正銘のド田舎で、俗世間からは完全に離れる形になりますが、
今の世の中ネットさえつながれば何とかなるし、新たな展開も見込める。
その環境が果たしてあるのかが懸念材料だったのですが熊本のNTTに確認したら

今年3月にADSLが開通

やった!
それにしても今年2月まではダイヤルアップかISDNしか無かったなんて・・・(^^;
(なお光回線については、今後も開通予定は無いそうです(苦笑))


千葉に戻って以来だいぶ肉体も精神もなまっていたので、
久しぶりに復活させたのが

ビリーズブートキャンプ

ちょくちょく最近のブログでもこの単語は取り上げていたかもですが、
一ヶ月間精力的に取り組んで、だいぶ身体は出来上がってきた。
福岡を引き払う時にビリーバンドは処分してしまったので、3年前よりだいぶ楽なんですが、
それでも体力増強という観点で言えば申し分なし。
炎天下に対する耐性はついていませんが、これは自力で何とかするしかあるまい。


父方の実家でネット回線が開通するのに一ヶ月近く要するみたいなので、
しばらくの間ブログは休止かな・・と思っていたのですが、
折角なので「ツイッター連携機能」を復活させました。
ブログやmixi日記をケータイから更新させることは僕にとって厳しいのですが、
ツイッターなら全く手間要らずなので。
(幸いにして実家の方もケータイは問題なく使えるそうですし(父談))
とても見づらい内容のブログが続くとは思いますが、よかったら覗いてやって下さい☆

プロ野球のシーズン中に関東に行く機会は無いと思われるので、
千葉マリンでロッテの試合を観る事が出来そうにないのが残念ですが・・・
遠く熊本の山奥から、千葉マリンが盛り上がることを祈願しております。


それでは!!
・・と締める前に、最後にちょっとだけ触れとこっと。


大相撲の暴力団交際・賭博問題


ブログを普通に書けるようになる頃には、
名古屋場所が終盤くらいか、或いは開催されていないかも知れない。
その意味でも書く機会は今しかないので感想を一言で表すと

何を今更!!

野球賭博以前の話として、
相撲界が闇の世界と繋がっているというのはいわば「暗黙の了解」。
昔から持ちつ持たれつでやってきたのではなかったか。
本気で「膿を全部出す」と、今の相撲界そのものが成り立たなくなってしまうのではないか。
その覚悟が無いなら「タブー」に突っ込むべきではないし、
本気でやるのなら日本から闇社会を一掃するくらいの気構えが必要だと思うのですが、
正直そんな事が出来るとはとても思えない。
(メディアがそこまでの覚悟をもって闇社会を取り上げるのであれば多少見直しますが・・・)

でもこうなってしまった以上、もう後には引けない。
対象の力士を処分して終わり、では恐らく世間は納得しないだろうから、
「浄化」とやらをトコトンやってみて欲しい。勿論注視していきます。

あっ、
勿論僕もその筋について詳しいわけでは全然ないのですけど、
元サラ金勤めなのでそういう闇社会の一端を覗いたことはあります(^^;


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大相撲・私見論(あくまで私見!(笑))

2010-05-13 22:24:00 | 相撲
大相撲の夏場所がもう始まっているのですが、
昨日までは全く見ていません。日中のみならず深夜のダイジェストも。
把瑠都の新大関の場所というのに・・・

自分の中でかなりテンションが落ち込んでしまっているのが原因。
ひとえにこんなものを立ち読みしたのが全てだった

「月刊大相撲」

読んでて凄くいや~な気持ちになって、
そのまま相撲を見る気も失せてしまっていたのだけど、
せっかくなのでブログのネタにしようと昨晩購入。
(売上に貢献してしまった・・結構高いしやっぱりやめとけばよかったかも(苦笑)


何が不快だったかと言うのは、
およそ僕の相撲の嗜好をご存知ならばだいたいお分かりかもですが

朝青龍叩き

引退しても尚やまぬバッシング。
喜怒哀楽がハッキリした人間性は好みが分かれるところであると言うのは、
彼のファンである僕も理解はしているつもり。
まして引退の経緯とモンゴルでの記者会見は日本人からすれば、
心象が悪くなりこそすれよくなるものでは到底無い。
(品格云々については、彼だけが言われるような問題ではないという意見は変わりませんが)

ただ朝青龍も、
こんな記事を悪意満々に書くような人達に言われたくはないと思う。

【大相撲】安定感と土俵態度、軍配は白鵬

【相撲】主役はやっぱり朝青龍...しかし、白鵬との力量差は日々開いている

両方ともブログで当時紹介しましたが、これは朝青龍が復活優勝を決めた時のもの。
個人の好き嫌いが先にたって勝者を讃えることが出来ないのなら、
即刻記者を辞めるべきと思いますが、そうした叩きに輪をかけて酷かったのが

「緊急アンケート 発表!平成の強豪ベスト10」

相撲担当記者が選んだ平成の力士ランキング、
圧倒的一位が貴乃花。
以下武蔵丸、白鵬、曙、朝青龍、若乃花と続く。
貴乃花の一位には特に異論はないのですが、ここでの朝青龍についてのコメント群が以下

近年には白鵬に全く歯が立たなかったように、貴乃花や武蔵丸には劣る」
「ライバルたちとの力関係を考えると5位あたりが妥当」
土俵での目に余る行為が響き5位とした」
「若乃花や琴錦と比べれば、技術、スピードともやや見劣りする


この人達本当に相撲記者?
単なる頭の硬いオヤジじゃないのかと(笑)
品格のみならず実力すらも朝青龍を認めたくないのか・・・
上から一つ一つ見てみると

「近年には白鵬に全く歯が立たなかった」
→全盛期の比較をしないでどうする・・・
 てか白鵬を終始圧倒した近年の2つの優勝決定戦は無視?

「ライバルたちとの力関係を考えると」
→朝青龍の対琴光喜28連勝とか把瑠都に一度も負けなかったとか、そういう論点は皆無。

「土俵での目に余る行為」
最強力士は誰だ?との問に対してそういう視点は不要、いや無粋(私見)。

「若乃花と琴錦~」
→朝青龍の決まり手の多さを知らぬとは思えんが・・・
 ただしスピードについては琴錦が確かに最速かなと。

勿論人間ですから、視点が変われば評価は変わるもの。
でもまがりなりにも相撲担当の記者であるならば、僕のような素人とは違う、
柔軟かつ広範な視点を持った方がいいと思います。あと寛大な心もね(笑)
何よりそれを思ったのは、貴乃花推しの共通項として多く述べられている

「貴乃花の時代はレベルが高かった。
そんな中での優勝22回は、朝青龍の25回よりも価値がある」


これに関する視点が軒並み狭いから。盲目と言ってもいいかも知れない。
僕は千代の富士が関脇の頃から相撲を観ているが、
貴乃花の頃はあまり相撲は面白くなかった。その理由はひとえに

同部屋力士ばかり

横綱・貴乃花と若乃花、大関・貴ノ浪、
三役常連の安芸乃島・貴闘力、三杉里。この辺りはみな二子山部屋。
従って優勝決定戦でも無い限り場所内での取組が無い。貴乃花にしてみれば、
曙・武蔵丸・武双山には二子山軍団が束になって向かっていってくれる。
そして何より貴乃花自身が無類の強さだったんだから、それは楽でしょう。
「楽」と言うと語弊があるかもだが、少なくとも貴乃花と曙とでは優勝の難易度が違っていた。

更に記事には

「貴乃花・曙の全盛期に大関にすらなれなかった魁皇が、
未だに大関の地位を守っている。レベルの違いは明らか」


という某記者のコメントがあるのだけど、
魁皇にしてみれば毎回上に書いた全員と相撲とらなくちゃいけないんだから、
キビシイに決まってるじゃんか・・・そんな事も分からんのかと。
(故にあの頃僕が贔屓に応援していたのは、誰一人助けてくれない曙と魁皇でした)
それに今の魁皇は「大関として通用している」なんて言えるような成績か・・・?

つまりこういう当時の情勢を踏まえたコメントが何一つ無い事自体が、
相撲記者と呼ばれる方々のレベルの低さ、見識の甘さを露呈しているのではないかと。
もっともそう考えれば、朝青龍を批判的視点でしか捉えられず、
短所を徹底して上げつらい長所を徹底して黙殺するという姿勢も
「まあ、仕方ないな」と頷けてしまうんですが(^^;


昨今の相撲は見ていて面白くない、レベルが低いという意見は確かに多い。
個人的には今の相撲も充分個性的で面白く、レベルは高いと思っている。
ただ当時と今の決定的な違いは

「日本人が活躍出来ているか否か」

外国人力士のレベルはかつてよりも今のほうが明らかに高い。
というよりも、今の外国人力士は「格闘エリート」。
柔道やレスリングで好成績を収めたり、モンゴル相撲の猛者だったり、
相撲以外でも充分に頂点を目指せるだけの素養を持った人達ばかり。
ただでさえ人材不足が言われる日本人が歯が立たないのは当然ではないのか。

勿論かつての千代の富士や琴錦のように、
運動・身体能力が優れた日本人力士が出てきてくれれば盛り上がると思うけど、
相撲自体の魅力を損なうようなワイドショー的報道や犯罪が頻発した辺り、
今の日本人力士の停滞は閉鎖的な相撲界とマスコミが作り出した、と言っては怒られるか(笑)

でも真に目の肥えたファンはどんな力士であっても受け入れ、
長所を見つけて応援できるもの。自分はそう信じています。
色々あった朝青龍だけど、少なくとも僕が見に行った感想としては、
ファンの声援はあたたかかった。そして彼のファンに対する姿勢もサービス精神に溢れていた。
それはこの目で見たんだから間違いないと言える(詳細は過去のブログ参照(笑)


冒頭で「月刊大相撲のせいでテンション落ちて今場所全然見てない」と書きましたが、
同誌を読み直してるうちに「貴乃花の時代は良かった」的論調にカチンと来て、
思わず本日の相撲を見てしまったのですが・・・

熱気は流石に遠く及ばない。あの頃はブームでしたからね。
かつての競馬ブームと似たようなもの。
今は本当に好きな人が見に来てるんだな、という印象がありますが、
外国人力士が完全にメインになると、必然的に相撲スタイルもこうなるんじゃないのかな、
という気もする。何と言うか「淡々とした感じ」とでも言おうか。
少なくともミーハー受けする相撲という感じでは到底無いなと。
実況は歯切れが悪いし、解説は全体的に苦言ばかりで聞き心地が悪かった。
(もっとも解説に関してはアレも立派な個性ですけど、比率的な問題ね)

「柔道」と「Judo」は似て非なるもの、という意見があります。
では「相撲」と「Sumo」は似て非なるものか?その辺りは人によって見解分かれるだろうけど、
「Sumo」を「相撲」という型にはめ込もうとして無理が生じているように見えなくも無い。
(でもそれはレベル云々とはまた違う話なんですけどね、個人的には)

ではミーハー受けする相撲とはなんぞや?となると、
かつてでいうと琴錦かな。

</object>

だいぶムラもあったけど、確かに見ていて心地いい。
もっともこういう相撲を取れる人はそう簡単には出てこんよ(^^;
(ちなみに琴錦は千葉ロッテファン。これだけで好感度大幅アップ!(笑)

とまあ色々書いてきましたが「(日本人が見て)面白い相撲」を目指すなら、
柔道やレスリングで将来有望な日本人の子供を相撲に引き込むか、
貴乃花の息子さんが角界入りするのを待つか、朝青龍復活か、くらいじゃないしら(苦笑)


ちょっと長くなりすぎた・・・
筋が通ってない部分も多々あるかとは思いますが、どうかご容赦を(^^;


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朝青龍引退に際し

2010-02-04 23:13:00 | 相撲
横綱・朝青龍明徳。

千代の富士がまだ大関に上がる前から相撲を見ていた僕が、
これまでの中でもっとも感情移入して応援してきた力士。ブログでも何度も取り上げました。
自由奔放な取り口、強さ、多彩な技。抜群の気合と集中力。
常に観客を意識した「魅せる」パフォーマンス。
そして喜怒哀楽があまりにハッキリした性格と物言い。

ずっと言われ続けた「品格」という言葉を持ち出すまでも無く、
好き嫌いがハッキリ分かれる力士であったことは間違いない。
ただ一連の報道があまりにも悪意にみち満ちていて、
僕をワイドショーからハッキリ決別させてくれた、という負の貢献もありましたが(苦笑)


今回の件については、
殴った相手の素性がどうであれ、経緯として引退勧告やむなし。
4日(つまり今日)に沙汰があるのは知っていたので覚悟はしていた。
ここまで話が大きくなってしまうと、
土俵に上がっても怒号が飛ぶだけになってしまうのは明らか。
それを思うとどういう形であれ「引退」という選択しかないと思っていたので。

結局勧告ではなく自ら引退届という決着になったが、
覚悟していた分驚きは全く無い。ただやっぱり寂しいし、残念。
朝青龍以上に問題のある(かも知れない)「被害者」との悶着がウヤムヤになってしまう事、
何より彼が最後まで「悪人」として糾弾されたまま終わってしまう、
というのが本当に残念。


インタビューや記事見ていると、
実際にみたり接したことのある人はみな彼について好意的なコメントを寄せていて、
そうでない人はみな否定的なコメントという印象。
僕も去年の九州場所で取組後の彼を観たことがありますが、
その時のやり取りや振舞は素晴らしかったし好感度うなぎのぼり。
結局メディアが率先してやんちゃな彼の「負のイメージ」を誇張して形作り、
最後の最後まで引っ張り続けたんだなあ、と思ってしまいます。
(特にスポーツ報知のそれは個人的恨みがあるのかと思うくらい陰湿な叩きでした・・・)

それでもそのイメージ通りの結末という意味では「らしい」のかも知れないし、
最後の場所で優勝して終わった、というのは良かったという考え方もあるかも。
把瑠都は結局一度も朝青龍に勝てないまま終わってしまったな・・・。


異国の地でずっと逆風が吹いてしまっていましたが、お疲れさまでした。
NHKのニュースとか見ても恐らく今は憔悴してると思うので、
ゆっくり精神を休めて欲しいですね。


本格的に、相撲観戦

2009-11-23 22:52:00 | 相撲
久しぶりに早起き。
時間は午前4時・・・ってココまでの早起きは今までもあまり無いぞ(笑)

本日は今年2度目の大相撲九州場所観戦。
しかも今回は一番始めのはじめ、つまり序ノ口の取組からの観戦。
ゆえに気合入れて昨晩は早く寝たのですがいくら何でも早く起きすぎた(^^;
仕方なくちょちょっと本読んだりmixiのお返事返したりTwitterしたり。
出掛けにそのTwitterにて「行ってきま~す☆」とつぶやいた数分後に

電車乗り遅れ。

いきなり出鼻くじかれる orz
一本の遅れが致命傷となるゆえタクシーを手配。
交通費はかかったが予定よりもだいぶ早く着いてしまったので吉牛で朝食。
それでも8時半の開場にかなり余裕をもって臨む事が出来ました。



一週間ずっと曇りだったのに、
日が暮れるまで建物にこもりっきりの今日に限って快晴(苦笑)。



中。
3階のイス席はどうやら僕が一番乗りでした・・・
って数えられるほどの人しかこの時点ではいませんでしたが。
しかも半数近くが外人。やはり好奇心旺盛なのか。

8時45分に序ノ口の取組がスタート。
以後呼び出しや行事、勝負審判を入れ替えながらノンストップ状態だったのですが、
入場時に貰った取組票を眺めながらふと思い出す。
そういえば昨日カバンに入れたような・・・ごそごそ。
あった。

蛍光ペン。

昨日図書館に本を返しに行ったついでに勉強しようと思って忍ばせておいたのでした。
結局昨日は使わなかったのですがせっかくの機会という事で、
取り組み結果を全部チェックする事を決意。
一番終わるごとにピンクのチェックが入っていく。

ただこれが始めてみると、
取組は次から次へとこなされていくうえ一回聞き逃したら即終了。
ゆえに当初はほとんど席に張り付いたままとなっておりましたが、
平行して携帯電話でTwitter実況をしていたところあっさり電池切れ。
その後トイレの洗面所にコンセントを発見し、トイレで充電しながらチェック続行。
幸いにしてトイレの中まで場内アナウンスが響き渡っておりましたので・・・(笑)

それにしても洗面所で取組表とペンを持って佇んでる姿は異様だったようで、
見知らぬおっさんに何度も話しかけられました(^^;
時には「今来たばかりなんだけど、○○勝った?」と聞かれたりもした(苦笑)
(↑ちなみに○○に入るのは「右肩上(みぎかたあがり)」。
 四股名だけで拍手を貰える力士。ちなみに本日は見事に勝ちました)


序ノ口から見ていて思わされるのは、
当たり前の事なのだけど取り組みが進むたび、つまり番付が上がっていく度に
相撲の質が良くなっていく。
立会いの当たりも、各力士の動きも力強さと速さが増していく。
特に「序ノ口」→「序二段」を経ての「三段目」からはレベルアップが顕著。
この流れでその後の「幕下」の取り組みを見ると感想はこうなります

『幕下の力士って強ぇ!!』

普段テレビで流れる事など殆どない幕下力士の取組の何と力強い事か。
これまで十両ですら軽視して観る事があったけどとんでもない。
幕下の更に上の十両力士は、まさに選ばれし「関取」であって、
その更に上に「幕内」があり三役がある。そして最高峰に横綱。

ピラミッドの地上から眺めると頂の途方の無さが浮き彫りになります。
そして実際、本日最後の両横綱の強さはまさに圧倒的。
特に把瑠都を豪快に投げ倒した朝青龍には、
思わずひれ伏しそうになりましたよ(笑)


とにもかくにも、
子供の頃から相撲はテレビで親しんで見てきましたが、
分かってるようで何も分かってなかったんだなあ、と思わされました。
更に素っ頓狂な声を出す呼び出しさんがいたり、
勝った力士と応援するお客さんが一緒になって花道の奥へ消えてったり、
普段見る事が出来ない相撲の奥深い世界をたくさん見る機会に恵まれました。

あらためてこれからは

「相撲は序ノ口から見るべし!!」

という事を啓蒙していこうと思いますが・・・
朝9時前からぶっ通しで見るという行為は余程好きでない限り厳しいかな(^^;


8時半ごろには上に貼った写真のような状況だったのが結びの頃には



こんな感じに。
満員御礼ではなかったですが九州場所でこれだけ入れば上等でしょ(苦笑)
更に終了後にいわゆる「出待ち」を敢行したみたのですが、
(まあ出がけにたまたまその場に出くわしたというのはホントのところですけど)
唯一笑顔でファンに応対し、サイン攻めにも愛想よく応えてみせていたのが

横綱朝青龍。

小さな女の子「お、可愛いねー」といって頭をなでてあげ、
その子もご両親も大喜び。
(実際その子は本当に可愛らしかったので、横綱もきっと本心でしょう(笑))
土俵上の姿とのコントラストが鮮やか過ぎる。一層ファンになったぞ朝青龍。
白鵬ともども頑張って、14戦全勝での横綱相星決戦を期待しています。


そうして取組表はこんな感じに。



完全なる自己満足なのは間違いないですが、
いや~お疲れ様、俺(笑)

見ていく中で下位の力士にも今後の注目株が何人かいました。
なかでも幕下の「竜電」、「蒼国来」、
そして「(2代目)佐田の海(※)」は追いかけてみようかなと。

初代佐田の海は元小結。
 15戦全敗という不名誉な記録を樹立したのがかなり印象強いのですが(^^;、
 2代目はその初代の息子さんにあたります。頑張れ~