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つれづれに

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貴ノ浪を偲ぶ。

2015-06-23 07:23:00 | 相撲
43歳で死去の音羽山親方 昨年がん治療 薬を多く服用 周囲は心配

日曜日は外に出かけてたり体調悪かったりで、
(今もまだ風邪治ってませんが、今日は出勤しないとイカンかな)
全然この訃報を知らなかった。昨日知ってさすがに絶句。

音羽山親方は、元大関の貴ノ浪。
若貴を筆頭に空前の相撲ブームに沸いた頃の名大関。
脇が甘くていつも相手に二本差しを許しては抱え込んでそのまま土俵外まで運ぶという、
実に個性あるスタイルで活躍していました。

加えて引退後のTV解説も人気で、
あのデーモン小暮閣下がゲスト出演した際も、
解説席でのやりとりは話題になった(YouTube探したが無かった、残念)。

43歳という年齢はあまりにも早すぎるが、
ただ記事を読むと、力士ゆえの生活習慣が・・・
そして現役時から心臓に不安を抱えていたというのは知らなかった。
無理矢理に体格を作ってハードな稽古を課す相撲は、やはり身体にはかなり酷なのかもしれない。

謹んで、ご冥福をお祈りします。





横綱学生、いや横綱院生誕生!

2014-03-19 21:54:00 | 相撲
日馬が法大大学院合格 史上初の院生横綱

関連記事がYahoo!ニュースで取りあげられてて、
コメント欄見たら下の方は批判的な論調が多かったけど、
自分は素直に凄いと思う。
(まあヤフコメの末端なんて箸にも棒にもかからないシロモノですけどね(笑))

何が凄いって異国から日本へやってきて、
角界の最高峰に上り詰めてなお、飽くなき向上心。
以下、記事から抜粋。

スポーツ、文化などに関心を持ち、勉強家の日馬富士は、以前から大学院進学を希望していた。角界入り後、モンゴルの国立法科大学通信課程に挑戦。昨春には「日本とモンゴルの法律の違い」をテーマに卒論を提出して卒業。警察官と弁護士になる資格も得た。

日馬富士は「人間として、相撲だけではなく、いろいろなことを知っている大きな人間になりたい」との将来像がある。医療支援など社会貢献活動を続ける中、幅広い知識の必要性を感じてきた。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)が現役時代に中退した近大の通信課程で学び直し卒業したと知り、両立は可能と判断。知人から紹介された法大大学院政策創造研究科を受験した。


確固とした将来像を掲げ、
目的意識を持って、かつ現実とも折り合いをつけての挑戦。
学生横綱は今まで沢山見てきましたが、横綱学生というのは見たことなかった(笑)


日馬富士は横綱という立場の特殊性ゆえに、
何かとバッシングの対象となる(かつての朝青龍ほどではないけれど)。
「横綱とはかくあるべき」とかいう理想を持ってる相撲ファンって、結構多いんですよね。。。
(僕は千代の富士が関脇の頃から相撲見てますが、そういう拘りめいたものは一切持っていません
今回も、現役中にやるべきことなのかという批判的意見の他、
本業が疎かになるのではという懐疑的意見も、まさに前述のヤフコメの末端に多かった。

でもそういう意見が出るのは、
実際にその立場にいる本人ならば充分わかっているはず。
恐らく相応の覚悟があるはずだし、何より本人の人生ですから、
周りがとやかく言い過ぎるものでもないと思う。
自分は応援したいし、頑張って両立させて欲しいですね。

そして放送大学で来年度も継続して講義を受ける自分としても、
とても刺激になるし、この目的意識・向上心は大いに見習いたいものです。


記事を締める最後の一言がこれ。

「1場所1場所が勉強。明日の朝に起こることもそうですし、
相撲だけでなく人生すべてが勉強ですよ。結果は後からついてくる」


うーん、日馬富士カッコイイわー。

遅ればせながら、相撲の話題。

2012-09-25 00:27:00 | 相撲
ちょっと遅ればせですが

横審、日馬富士を横綱に推薦 全会一致で

実は先場所も今場所も、
相撲は殆ど見ていませんでした。
平日は勿論土日もなんやかんやで・・・
結果も先場所はちろっと見ただけで、今場所も気がついたら終盤という感じ。
まともに見たのは千秋楽の結びの一番のみ、という有様。

なので日馬富士に関しても先々場所以前のイメージしかなかったので、
二場所連続全勝優勝で横綱と聞いても正直あまりピンときません(苦笑)
ただその千秋楽の結びの白鵬との取組は凄かったし、
体つきも大きくなってたし、何より気合がものすごく入っていたし、

「士別れて三日、即ち更に刮目して相待すべし」

をまさに地で行ったんだなあ、という気がしています。
(三国志ファンなら皆知ってるであろうこの言葉の意味および出典については、まあググって下さい(笑))
横綱ともなれば、大関時代のようなムラのある成績は許されなくなるし、
プレッシャーも大きくなるし、大変とは思う。
(三代目若乃花が横綱になった時も同じ事を思ったものだけど、結果的に予感は当たってしまった。。。)
更には「横綱とはかくあるべき」的ないちゃもんにも今後遭うだろう。
(個人的にはそういう価値観の押しつけが相撲自体をつまらなくしてると感じますが、考え人それぞれか)

でも前にも書いたように、横綱が二人になれば白鵬の負担も軽くなるし、
また気合も入るだろうし、何より相撲は横綱が二人並び立ったほうが間違い無く面白い。
頑張って欲しいと思います。

中継の解説やネットの書き込みを見るに、日本人力士の不甲斐なさを嘆く声が多いけど、
僕は前書いたように外国人力士と日本人力士を分けた目線では一切相撲は見ない。
国籍関係なく両横綱が良いパフォーマンスを見せれば相撲は盛り上がるのは朝青龍と白鵬を見ればわかることだし、
あの時の会場の盛り上がりこそが答えなのではないかな、と思っています。





そういえば「白鵬 衰え」というワードでブログに来る人がちらほらいるのでググってみたら、
なるほど1ページ目なのか。やっぱり白鵬の衰えを感じている人も少なくないんだな・・・
もっとも朝青龍も、若い頃は圧倒的なスピード(とパワー)を武器にしていたけど、
晩年、特に最後の場所(優勝)では上手さが前面に出るようになっていた。
白鵬もこれから様々に幅の広い相撲を出していけば、まだ当分はやれると思っていますけどどうだろう。

とにもかくにも日馬富士も白鵬も、
怪我にだけは気をつけて。もっともこれは二人だけに限ったハナシではないけれど。
いや力士のみならず、すべてのスポーツ選手に言えることか。
(その意味でもイチローって偉大だなあ・・・



うーん

2012-05-15 15:36:00 | 相撲
本当は未明にさ~寝るかと思った時に飛び込んできた、
mixiの話についてブログで書こうと思ってたんですがちょっと時間がない。
夜も時間とれない。なので話はこちらに

白鵬 人さし指剥離骨折してた

昨日書いた内容(ピーク超え)をこの事実でもって否定させるつもりは全く無いですが、
ただ今場所の成績の主因であることは間違いないでしょう。
指の怪我でまわしを引き付ける相撲が取れず、
いつもと違う相撲を取るも足腰が付いていかず逆転されてしまう、という悪循環ではあるまいか。

かつてケガをおして強行出場して負け越した若乃花の例があったが、
横綱という立場上そういう結果は望ましいものではないし、
中途半端な状態での強行は選手寿命を縮ませることにもなりかねない。
じっくり怪我を治す方がいいのではと思いますが・・・
(個人的には親方が無理にでも休ませるべきと思うけど、今日の取組次第みたいですね)

それにしてもネットでも話題だったこの写真は見事ですわ(笑)



白鵬、衰え・・?

2012-05-14 14:39:00 | 相撲
日曜日はスポーツイベントが沢山で、
どれか一つをピックアップしたりまとめ書きしたりしていましたが、
今日は既に月曜日(笑)ゆえにもうだいぶ遅くなった感がありますけど、
一つピックアップするとすれば

白鵬 急に“衰え” 朝青龍引退後は付け焼き刃の調整

急な衰えという感じではあまりなくて、昨年からゆっくり落ちてきている印象。
去年も優勝を重ねたけど、圧倒的な相撲内容は影を潜めるようになったと感じる。
(その辺りを「付け焼き刃調整」にかぶせてるのかも知れませんが)

もっとも白鵬については、
朝青龍の現役晩年~引退後の充実ぶりが凄まじすぎたという気がします。
成績的には63連勝および7連覇を達成した2010年~11年前半がピークに見えますけど、
その前の年(2009年)に年間86勝していて(4敗)、2010年も同じく年間86勝。
つまり2年連続で歴代最多勝を記録してる辺り、まさに空前絶後の高レベルでの安定感。
なおかつ彼は宮城野部屋所属で、同部屋力士が幕内にいない。
つまり援護射撃が全く無い状態で常に全員を相手にしてきたわけだから、
その意味では援護されまくりだった貴乃花、一人だけだけど朝赤龍がいた朝青龍よりも、
その中身は濃いと思っています。
(上記理由で、若貴の頃は僕は曙と魁皇を贔屓にしてました(笑)

ただ前述の貴乃花も朝青龍もピークは20代前半~半ばだったし、
そこに怪我も重なって20度以降は優勝の数が増えていかなかった。
血筋だけなら朝青龍をも上回る格闘エリートである白鵬は例外かなと思っていたけど、
やはり負けが許されない横綱は大変なんだなあ・・・

ただ言えることは、
昨今の相撲で一番面白かった時期は、朝青龍と白鵬が横綱として並び立った頃。
大関は6人も要らないので、一人でもいいから横綱になってほしいなと思います。
そうすれば白鵬の負担も軽くなるし、闘志にも再度火がつくのではあるまいか。
今場所についてはここまで負けてると外野がやかましいですが、
横綱には頑張って欲しいし、かつ無理もしないで欲しいですね。


昨今は相撲についてこういう内容書くと野暮な反応が返ってきたりもしますが、
万一きてもその辺は黙殺します(笑)