令和天皇即位祝い一般参賀・・・続き

正門の入口に近づいてきた。



さっきまで１時間以上待っていた場所が遠くに見える。





台湾で見たことのある衛兵交代のシーンを思い出すような光景。

正門をくぐると時代がタイムスリップしたかのようだ。



二重橋から高層ビルを右に見ながら宮殿へ向かう。



宮殿の庭園に入ると地図の看板があった。



庭園の中は押し合いへし合いの混雑ぶりだ。
背の高い人の後ろになりたくないと思い必至だけれど、なかなか思うように動けない。
後でニュースで聞いたところだと、一回につき３万人がこの庭園に入っていたそうだ。
この時ばかりは、１８０センチぐらいの背があればなあ~と思った。
スマホを万歳の形で手を上にあげて数枚撮った。
撮れたかどうかは、パソコンで拡大して見るしかなかった。
後のお楽しみ？









小さく映っていてよくわからない写真ばかり。
よほど宮殿の建物の前の左右に設置されている画面を見た方が良さそうだ。



人の頭と頭の隙間から小さくても拝見できたので良かった思う。
陛下のお声も聴くことが出来て、２時間半待った甲斐があったと思った。

入口は正門だけだが、出口は数カ所あった。
私達は乾門から出た。靖国神社参拝して行くことにしたからだ。

令和天皇即位祝い一般参賀の日

2019年5月4日令和天皇の即位を国民が祝福する大事な日。それにふさわしい青空の広がるお天気だった。

主人と一緒に一般参賀に行くことにした。一般参賀は、平成６年の新年の時以来なので四半世紀ぶりだった。
並び始めたのは、午前10:30頃からだったので、早くもなく遅くもなくという時間だと思う。

あまりの人の多さにニュースで見て想像はしていたものの、圧倒された。
ロープとロープの間に前の方から詰めて並んでいく。
いったい自分がどのように並んでいて、どのように誘導されるのかもわからないまま時間が過ぎていく。
30分近くして私たちの一角が移動し始めた。

信号を渡ったところにテントがある。荷物検査場だった。
そこへ向かう前に、「荷物のファスナーはすべてあけておいてください。飲み物はキャップをあけておいてください。」
と指示された。



バッグの中身を見ている間に、飲み物を一口その場で飲む。
OKになると、ボディチェックを受けて、再びロープで分けられた一角のスペースに進んでいく。
そのスペースについてからは全く動けずに、一時間以上たったままだった。



最初は主人と話をして過ごしたが、だんだん人前で話せるような話も尽きて、
雲の動きを見て、「こんなに雲を見ることないよね。」、心地よい風が吹くと「涼しい風だね。」と話す程度だった。


一時間ちょっと経って、ようやく移動が始まった。一同ホッとした様子だ。
自由に歩ける解放感から、皆嬉しそうに歩いていたように思う。











ワンちゃんもお仕事で待機していた。皇宮警察と言う文字が見える。



いよいよ正門が見えてきた。