今日の散歩は近くの雑木林・・・
木々は春の日差しを受け淡い黄色の小さな若葉が枝いっぱいに芽吹いています。
さわやかな風が芽吹いたばかりの若葉を揺らし小道を歩く私を追い越していきます。足を止め目を閉れば新緑の香りが「う〜んおいしい空気・・」若葉の香りをポンポンに膨らませたお腹へ吸い込みます。
芽吹いたばかりの小さな若葉、日差しを遮ることなく柔らかな光を根元まで届けています。オドリコソウやタンポポは春の日差しをいっぱいに受け一斉に花を咲かせています。
「ヒラヒラ・・ヒラヒラ・・」と真っ白な蝶が忙しく飛び回っています。
「モンシロチョウさんそんなに忙しく飛び回らなくてもゆっくり春を楽しんだら・・」「やっと春が来たのよ私はやることがいっぱいあるから・・」と
小さな黒い虫が私の前を「フワフワ・・フワフワ・・」と不器用に飛んでいきます。「もっと早く飛ばないと小鳥につかまるよ・・」
梢では、芽吹いた若葉の陰で小鳥たちが気持ちよさそうに囀りあっています。
今日はのんびりと若葉の下、春の日差しを受けた雑木林の小道を散歩してきました。
雑木林のあるこの公園は、安政の頃の木曽川の洪水により作られた小さな流れですが、今では心地よい雑木林を形成し里山ような景観を作っています。小さな流れのところどころに池があり静かな湖面に芽吹いたばかりの木々の姿を映していました。
ただ、人影もなく静かになった雑木林、野鳥愛好家の方が巨大な望遠レンズのついたカメラを小鳥たちに向けていました。
雑木林の小道の風景
緊急事態宣言が出され外出の自粛が強く要請されていますが、週に2~3度、健康維持のため人との接触を避けながら散歩をしています。