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ことりのあしあと

ほんのわずかなじかん、立ち止まって耳をすませて自分を見つめたい。そんなあしあとをペタペタとのこしています。

11/26・27 「第7回チャイルドライン全国フォーラムinみえ」でした。おまけの伊勢参詣、熱田参詣。

2011年11月29日 13時46分21秒 | 日記
この週末は、三重でした。

「第7回チャイルドライン全国フォーラムinみえ
子ども支援フォーラム ~子どもの声が地域・社会を変える~」
http://www.childline.or.jp/supporter/forum/forum_07.html
に、出かけてきました。

むむちゃんの学芸会が終わって、すぐに旅行バッグに持ち替えて、
一日目のシンポジウムに間に合いました。

一日目はそういうわけで、シンポジウムと、夜の交流会に参加。
遅れてしまったけれど、全体会の一日目の雰囲気を味わうことができ、
全国各地の懐かしい方たちと、再会を喜んだり、近況を報告しあったり。

時を隔てても、ちっともブランクを感じることなく
すっと隣に立ってお話できてしまう友人知人たちがいたり、
出会った当時子どもの側により近く立っていた彼女たちが、
ステキなおとな!になっていてびっくりしたりして、
そんな彼女たち仲間たちと、一緒に時を重ねて行っていることが
なんだか、とってもうれしい夜でした。


二日目は第7分科会のファシリテーターを担当しました。
分科会は、【子ども支援の社会化】ということで、
「『組織強化と運営』〜もし、チャイルドライン組織の運営者がP・F・ドラッカーの「マネイジメント」を読んだら〜」と、銘打って、10時から15時の時間のワークショップ。

けして、組織の運営に強いわけではなく、
ドラッカーに精通しているわけではなく、
それよりもむしろ、
10年に及んでチャイルドライン支援センターのマネージャーを
つとめた経験を、どのように振り返り、どのような経験として
わが身の中に、位置づけていくのか、整理していくのかを
考える時間として、担当に挑ませていただきました。

困難は覚悟のうえで、
今回のファシリテーターのパートナーの榎くんと、
夜な夜な数日にわたる毎回2時間を越える打ち合わせを経て、
この流れでいこう、と、当日を迎えました。

いつもいつものことですが、研修はライブ。
目の前の参加する方たちと一緒につくる時間。

マネジメントを理解していく、ということと、
ライブに対応していく、ということと、
そのどちらもを、満たしていくという
背伸びしてもまだ足りないところ。

こちらの不十分さを、くみ取っていただきながら、
こちらの提供する道筋にまかせてくださって、思考を重ねていく。
参加された方々も、とてもそこにエネルギーとつかって
過ごしてくださったように思います。

気遣い、気遣われる、そのやりとりそのものが
ファシリテーションの中に盛り込まれること自体、
ほめられたことではないと承知しながら、
それでも、ゴールに一緒にたどり着けたこと、
うれしい、よかった、ハナマル。
みなさん、ありがとう。
チャレンジさせてくださって、ありがとうの気持ち。

頭も、心も、パンパンになって、あふれる二日間でした。

*********
むむちゃん、ぷうちゃんの所在がさだまって、
急いで東京に戻る必要がなくなったので、
にわか仕立ての、一日おまけ。

旅のお連れと落ち合って、伊勢詣をしました。
7時には朝食を食べ、8時にはホテルを後にし、
外宮、倭姫宮、月読宮、伊雑宮、内宮と、
お昼より前に、渡り歩きました。

パワースポット伊勢のあらぶる神様、
身のうちに眠っている毒をわしづかみに引っ張り出して、
それと引き替えに、静謐な木立の中、深々と身に満ちてくる気。
デトックス効果、荒治療のような、参詣。

それで、飽きたらず、名古屋で途中下車して、
すでに夕刻の薄暗い熱田神宮に詣でた。
何度も訪れた名古屋。
宿題のように気になっていた参詣を終えて、
今年の、今年までの宿題を、提出し終えたような、
ホッとした気持ちで、東京に戻る。

今年を、しめくくりはじめる、11月の終わりです。

読書日記11/25 細川貂々『ツレがうつになりまして』『その後のツレがうつになりまして』

2011年11月27日 09時20分32秒 | 日記
やっと読めた本編。
7年後のツレうつ、は映画とのトーンを等しくしていたけれど、
もうちょっと、センシティブだったり、あら掴みだったり、
ナマ貂々、ナマツレ、は、こちらに近いのかな、
こちらの方が、生々しく生きてる感じがするなぁ、
と思う。


読んでいると、むむちゃんが、「なにそれおもしろそう。」
と話しかけてくる。
本の説明をすると、
「むむもよんでみたい!」
と。

そうですね、むむちゃんも、うつ家族を支えた経験者。
共感するところ、多々あるだろうなぁ。
どうぞ、と机の上に置いておく。
さて、読むかしら、ほんとうに。

読書日記11/24 大島真寿美『それでも彼女は歩き続ける』、『ビターシュガー』

2011年11月27日 09時19分58秒 | 日記
最近ちょこちょこと読んでいる大島真寿美。

『それでも彼女は歩き続ける』は映画監督柚木と関わりのある
6人の人たちが柚木をめぐって語るオムニバス。
それを一枚に織り込んでいった最終話。

これといって、インパクトが強いわけではない作風なのに、
なんとなく、そっととなりにいるぼんやりとした友人のような作品。

そういうことでは『ビターシュガー』もまた。
TVドラマでは、もちょっと騒々しくなっているような感じがするけれど、
(TVを持たない、見ていないので、わかりませんが)
日々の中で起こり得る、あ、そうそうこんなざわつきを
飲みこみながら生きてるよね、みたいな感じを
描き出す。

こんな、友本があってもいい。
こんな、友本はたくさんあるといい。

むむちゃんの、学芸会

2011年11月26日 11時59分35秒 | 日記

一年おきに行われる学芸会。
むむちゃんは、初の学芸会。

この3日間は学芸会ウィークでした。
90人で30分の舞台。
わずかな出番ではあるけれど、練習を楽しみ、当日を楽しみ。
ワクワクする気持ちをたっぷり堪能できれば、それで十分。
ハナマルの学芸会でした。

劇は他の学年のも観たけれど、むむちゃんの今日のほんとの活躍は、開会の幕開けの歌だったと、友だちママさんに聞く。

なんだぁ、残念。

ぷうちゃんは、むむがんばって!と、親指を立てる。
むむちゃんが練習していた歌を歌うと、キラリとした目で目配せ。

劇のクオリティを度外視した楽しみが、ひとりひとりの子どもたちに宿るんだ。と、知る。

あぁ、ほんとに、むむちゃんが楽しみにしていた時間が、暖かく、楽しく終わって良かった。

これから三重に向かう。
チャイルドラインの全国フォーラム。
プログラムは間もなく始まる。
さて、どの時間に間に合うかな。
あわただしさに呑まれず、旧友との出会いを楽しみたい、楽しめますように。

11月23日、むむちゃんの手紙に、はたらくことへのありがとうの日を、思い出す。

2011年11月24日 20時13分25秒 | 日記
11月23日は、そういうわけで、
朝から国際講演会の会場であるいつもの職場へ出掛ける。

朝食を食べながら、むむちゃんがニヤニヤと、
「今日はなんの日でしょうか?」
えっと、今日は、赤の日、お休みの日、
ママはお仕事だけどね。
と、答えると、むむちゃんが
「ハイ」と、差し出す。

むむちゃんから、お手紙。

「今日、きんろうかんしゃの日、ままはいつもいそがしいよね。
いえにかえってきてもおりょうりしたり、
むむのれんらくのうとかいたり、ほんよみきいたり。
でもむむは、つかれているままでも大すきだよ。
2人だとぷうちゃんがいなくて、とてもママとむむ、たのしいよね。
よるままとねるとき、ままのにおいをかぐとあんしんするよ。
ままいつも、ありがとう!」

ふ~、っと息がもれます。

いそがしくしがちで、つかれがちの、母だけど、
それをまるごと認めてくれる家族がいる。
幸せなことです。

仕事をしすぎてボロボロになっていた一昨年を経て、
仕事ができなかった昨年一年間を経て、
いま、朝、出かけていく地下鉄の中で、
仕事の場に向かいながら、自然とすっと背筋が伸びる感じが心地よい。
日々、出向いていく先があり、そこで果たせる役割がある。
与えられるばかりだけではなく、
自ら、こうしたらどうか、を、観念ではなく、
少しずつだけれど実践していける場がある。
それらすべて、幸せなことです。

それを見守り、支えてくれる、家族がいる。
子どもたちは、年齢は小さいけれど、りっぱな家族のひとりひとり。
ありがたい、です。

働けることに、感謝。
実りに感謝する日。
Thanksgiving Day
豊かな日々に感謝する日。

今日はそんな日だったんだ。ね。
むむちゃん、ありがと。いつも、ありがと。