樹木の成長・・・・生垣

2008-02-24 06:56:25 | ④植物

最近、樹木をたくさん植えすぎたってお宅が結構多いんです。色々な事情がありそうですが、やはり専門的な知識をお持ちの方にある程度はお任せのほうがよろしいかと・・・

相変わらず軽トラックに乗って樹木販売されてる人も多いようですが・・・10年後の姿を予想して植えて欲しいんですけどね。

生き物ですからほっといても大きくなるのは当然ですよね。

どうしてもご自分でされてみたい方に、軽く生垣の植え方です。

生け垣の基本的な作り方(四つ目垣)をご紹介します。
生け垣は、敷地の周囲をめぐらせ、外からの目隠しや防風の目的だけでなく、緑や花の美しさを鑑賞でき、庭にうるおいをもたらしてくれます。また周囲の住環境も壊さないしどんどん増やして欲しいところですが・・・

生垣の作り方 

1. 親柱を2mの間隔で立て、その外側に棒を立て、地面近くにヒモを渡し水準線とします。 
2. ヒモに沿って立子を等間隔で立て、胴ぶちを水平に渡し仮留めをします。各支柱や棒                           杭木や竹を使います。 

3. 苗木を等間隔に仮置きして位置を確認してから、穴を掘り苗木を植えます。植え穴は鉢の2倍は掘って欲しいところです。

4.樹木を植栽するのですが1m.に3本を基準にしてくださいあまり、多すぎると成長が悪くなるし根が活発に動きません

5. 水でしめらせたシュロ縄で胴ぶちと各柱をしばります。シュロ縄の結び目が手前に来るようにします。そして植木の高さを切りそろえます。樹木は基本的に結んだ後、動いては駄目です。根が出て活着しそうなところで、風で揺さぶられると根が切れてしまいます。 

6. 最後に、苗木の両側へ溝切りをして施肥(遅効性のもの)し、たっぷりと水を与えます。
001_l 
↑クリックで拡大(図では押し竹がありますが、これは樹種によって異なります。なくてもよい場合が多いですね)

生け垣によく用いられる種類
トキワマンサク、ベニカナメモチ、ドウダンツツジ、ツゲ、マサキ、カイズカイブキ、マキ最近プリペットなんか流行ですか・・・などなど。種類は豊富です。

立子は本来なくても良いのですが、生垣は最初、植栽したとき隙間が多いので、あくまでも飾り的なものです。ただあると支柱自体が丈夫になるのは確かです。

さ~大変でしょうけど頑張ってみてくださいね。

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