千里ニュータウンの今

暮らす街の移り変わりをカメラで捕らえる

隣町 千里山のこと

2008-07-11 21:59:02 | 周辺

 千里ニュータウンへアクセスする鉄道は現在3本ある。阪急千里線、
北大阪急行、大阪モノレールである。
前にも書いたようにニュータウンがオープンした当初は阪急電鉄しか
なく、それも千里山までしか通じていなかった。
(現在は、南千里、山田を経由して北千里まで伸びている。)

   

  トップバッターとして佐竹台、高野台に入居した住民は千里山駅で
電車を降りてバスに乗リ替えねばならなかった。
だからこの千里山駅前の噴水に見覚えはあるが、それ以上のことは
特に何も知らなかった

 

 今回この道路の愛称の標識をスナップ撮影して、風変わりな名前
『レッチワースロード』の由来を調べたくなった。

 1921(大正10)年、北大阪電鉄が千里山駅を開業、それに合わせて
大阪住宅経営株式会社がここに理想の田園都市の造成を目指した。
そのときモデルにしたのがイギリス・ロンドン近くの田園都市レッチワース
だった、ということである。

 駅前に噴水が二つもあり、放射状に何本も造られた道路など大正時代
のハイカラな気分の感じられる町である。

     

 この記念碑は昭和3年、大阪住宅経営会社が経営に行き詰まって
解散したときの記念碑で、実に複雑な町の歴史の一端として残っている。



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